初めて会社のホームページを作る時、StudioとWordPressのどちらを選ぶかで迷うことがあります。会社で更新する内容、必要な機能、公開後の管理を誰が担うかを、同じ条件で比べましょう。見本のデザインや製品名だけでは、担当者が毎月続けられるかまでは分かりません。
例えば、大阪市の包装資材会社が、会社情報、毎月増やす納入事例、問い合わせ窓口を載せたいとします。総務が事例の写真と説明を登録し、営業が内容を確かめて公開する予定です。この一件を、どの画面で誰が進めるかを両方の案で確認すると、制作後の仕事まで含めて選びやすくなります。
まず、制作と公開後の管理の違いを知る
Studioは、サイトの制作・公開や、記事などを管理するCMSをサービス内で扱う仕組みです。公開用のホスティング環境も用意されており、サイトのためにレンタルサーバーを別途用意する必要はないと公式に案内されています。会社側では、契約、載せる情報、更新・公開する人、困った時の相談先を決めます。
ここで比較するWordPressは、WordPress.orgで提供されるソフトを、自社側で契約するサーバーなどへ設置して使う場合です。ページの作りや追加する機能を選ぶ仕事と、本体・テーマ・追加機能の更新、バックアップなどの管理を分けて考えます。サーバー会社や制作会社が管理を担う契約もあるため、社内ですべて行う前提ではなく、任せる範囲を確認します。
サーバーの管理が少ないことと、掲載内容の確認が不要なことは違います。また、機能を追加できる方式でも、希望した連携がそのまま実現するとは限りません。どちらも「何を作れるか」に加え、「誰が正しい状態を保つか」まで含めて比べます。
同じ納入事例を、一件公開するまで試す
この会社なら、写真、納入した資材の説明、紹介できる範囲をそろえ、一件の例を両案に渡します。総務が入力し、営業の確認を受け、公開する方法を見ます。デザインを作る画面を見ただけで、日々の記事登録も同じ操作だと決めないようにします。
Studioには、同じ種類の記事などをまとめ、タイトル・本文・画像などの情報を持たせるCMSの仕組みがあります。WordPressでも、今回の事例をどの投稿画面や入力欄で管理するかを制作案に含めます。どちらも、実際に使う欄、確認方法、公開する人の操作を示してもらいましょう。
| 会社が行う仕事 | Studio案で確かめること | WordPress案で確かめること |
|---|---|---|
| 毎月、事例を追加する | CMSで持つ項目と、契約プランで必要な件数・操作を扱えるか | 用意する入力欄と表示。総務が登録し、営業が確認する方法 |
| 問い合わせを受ける | 用意するフォームや連携方法、回答を確認して担当へ渡す流れ | 採用する受付の仕組みと、送信・通知・担当への受渡しの確認 |
| 公開後も使い続ける | サービス契約と更新権限、会社と制作側が点検する範囲 | サーバーとソフトウェアの管理、更新・バックアップ・不具合時の分担 |
問い合わせも、フォームを置くだけで終えず、何を入力し、誰へ届き、社内でどう返すかを具体的にします。今使っている顧客管理などへ連携したいなら、サービス名と必要な受渡しを伝えます。標準の機能で行う案、外部サービスを組み合わせる案、別の作業が必要な案を分け、利用条件と費用を確認します。

管理の費用と、将来の引き継ぎも一緒に比べる
Studioでは、必要なページやCMS、権限、連携を今のプランで扱えるかを確認します。WordPressでは、構築に加え、サーバーや保守などの継続費用と対応範囲を確認します。どちらも、制作費、サービスの利用料、原稿・画像の更新代行、表示や機能を変える改修を分けて見積もると、頼む仕事を比べられます。
例えばWordPressの公式資料は、更新前のバックアップを案内しています。自動更新や管理付きサービスを使う場合も、誰が結果を見て、問題が起きた時に対応するかを決めます。一方、Studioでも、事例の内容確認、受付の点検、契約と担当者の管理など、会社側に残る仕事を整理します。
将来、担当や依頼先を変える時の条件も選ぶ材料です。Studio公式ヘルプは、埋め込みや追加コードの機能と、サイトのHTMLコードを外へ出力することを分け、後者は提供していないと説明しています。別の場所へ完成サイトをそのまま持ち出せる前提にせず、契約を続ける方法や、情報を取り出す範囲、再制作が必要な部分を確認します。WordPressでも、契約・権限・原稿・画像・追加機能の条件が整理されているかを確認し、名前だけで引き継ぎが簡単と判断しません。
会社の希望を伝え、選定の理由を残す
公開基盤の管理をサービスへ任せたいなら、Studio案で必要な更新や連携が収まるかを見ます。WordPress案なら、必要な作り方を選んだ上で、その管理を誰に任せられるかを見ます。この包装資材会社では、総務と営業が一件を公開でき、問い合わせの受渡しと継続費用、引き継ぎ条件を説明できる案を選ぶ、という判断になります。
会社情報と毎月の納入事例、問い合わせ窓口を載せたいです。事例は総務が登録し、営業が確認する予定です。StudioとWordPressを検討しています。一件を公開する操作、必要な連携、管理の分担と継続費用、担当が変わる時の条件を、同じ内容で比較して相談したいです。
みやあじよでは、事業のお話を伺い、載せる内容や構成・デザインを整理するところからホームページ制作をご相談いただけます。大阪市で、更新する仕事からホームページ制作を相談するから、載せたい情報や社内で行いたいことをお聞かせください。制作方式や担当が未定でも構いません。必要な機能と制作・管理の対応範囲は、相談内容に合わせて確認します。
参考資料
- Studio「よくある質問」(制作・公開環境とホスティングの案内を確認)
- Studio Help「CMSモデル」(記事を管理する項目と一覧・記事ページの考え方を確認)
- Studio Help「Studioで HTMLの編集・追加・出力をしたい」(コード追加とHTMLの外部出力の違いを確認)
- WordPress.org「Updating WordPress」(ソフトウェアの更新と、更新前のバックアップの案内を確認)


