「賞状を一枚書いてほしい」という相談でも、本文から全体を書く依頼と、本文がある用紙へ名前などを入れる依頼では、仕事の範囲が違います。筆耕サービスのサイトでは、全文・部分という名称の横に、用意する用紙と新しく書く場所を示しましょう。依頼者が、今ある物と頼みたいことを伝えやすくなります。
大阪市で賞状などの筆耕を受託する会社・工房の経営者へ、同じ一枚の用紙で、全文を書く範囲と氏名などを入れる範囲を比べるサイトの作り方をご紹介します。筆耕は、依頼を受けて文字を書く仕事です。図・表・掲載文は架空の説明例で、実在の受賞者や、職人の手書き実績を示すものではありません。
「一枚」の中で、新しく書く場所を見せる
料金表に「賞状一枚」とだけ載せると、依頼者は本文も名前も書いてもらえると思うかもしれません。一方、既に本文を印刷した用紙を持つ人は、名前だけを頼めるかが分からないままです。数量を比べる前に、用紙のどこへ何を書くサービスかを伝えます。
大阪市北区の「文字を書く店」は、公式サイトで全文筆耕と、氏名・日付などの部分筆耕を案内しています[1]。同じ賞状の仕事でも、書く範囲を分けて紹介する地域の公開例です。自社サイトにも、全体を書く依頼と一部を書く依頼を、用紙の状態へ対応させる説明を添えられます。
山櫻の比較案内も、本文を含めてすべてを書く全文筆耕と、本文を印刷した賞状へ氏名、会社名、年月日などを記入する部分筆耕を分けています[3]。ここで参考にするのは範囲の違いです。各社の呼び方から、用紙代、印刷、原稿作成まで同じ条件で含まれると判断しません。
営業用の見本では、同じ向き・同じ形の用紙を二つ並べ、一方はこれから書く全体、もう一方は用意済みの本文と、これから書く氏名等の場所を分けます。完成した別々の作品だけを見せるより、仕事の違いを比べやすくなります。
全文を書く依頼は、本文と配置を伝える
全文の筆耕では、本文や氏名などを含む、依頼で合意した範囲を書く仕事を説明します。完成写真に加え、誰が原稿を用意するか、用紙の形と文章の配置をどう確認するかを示します。全文を書くことと、表彰する内容や文案を考えることを、当然に同じサービスへまとめません。
大阪市都島区の女流毛筆工房は、依頼者の原稿から配置を組み立て、毛筆で書く全文筆耕を公開しています[2]。用意する文章と、書いて仕上げる仕事の関係を説明する参考になります。自社でも、原稿を受け取って書くのか、文案の相談も受けるのかを、実際の業務へ合わせて書き分けます。
たとえば、本文、受賞者の氏名、日付などが分かる原稿を持つ人には、その内容と希望する用紙の状態から相談してもらえます。まだ本文が決まっていない人への案内も必要なら、まず何を伺うかを示します。文章を用意できない人へ、対応していない原稿作成まで約束するものにはしません。
写真の近くには、「依頼者の確定原稿から全文を筆耕した作例」など、実際にどこを担当したかを添えられます。用紙の手配や印刷を別に受ける場合も、書く作業の説明と区別します。一枚の仕上がり写真だけから、すべての準備を任せられると推測させないことが大切です。
名前などを入れる依頼は、既にある本文と分ける
部分の筆耕では、既に用意されている用紙のどこへ、何を書くかを示します。本文を印刷した用紙の氏名欄へ入れるのか、日付や会社名なども書くのか。空欄の位置と、依頼する項目を同じ見本で結ぶと、初めて頼む人にも伝わります。

図には、新しく書く部分と、用意済みの部分の名前を添えます。色だけで区別せず、「これから書く範囲」「用意済みの本文」などの説明でも読み分けられるようにします。用紙の枠は、実際の記入位置や文字数の規格ではなく、仕事を比較するための説明です。
部分筆耕の写真にも、追加した箇所を文章で示します。本文が印刷された用紙へ氏名だけを書いた作例なら、その内容を添えます。手書きの氏名が見えるからといって、賞状全体を同じ方法で書いた作品だと受け取らせないためです。
使える用紙や空欄の状態も、担当者が確認する内容です。既に持っている用紙へ依頼できるか、工房が用意する用紙を使うかは、各社の条件に合わせます。どの用紙でも同じように書けるという案内にせず、相談後に何を確認するかを短く伝えます。
用紙と書く項目を、一組で問い合わせへつなぐ
相談の入口では、用紙があるかと、どの部分を書いてほしいかを一緒に伺います。依頼者が「全文筆耕」「部分筆耕」を正しく選べるかより、現在の用紙と希望する範囲が伝わることを優先します。実物を持つ人と、まだ用紙を選んでいない人が、どちらも用件を話せる構成にします。
| 希望する仕事 | 相談する用紙・原稿 | 伝えたいこと |
|---|---|---|
| 本文などを含めて全体を書いてほしい | 使いたい用紙の状態と、書く文章 | 自社が全文を担当する範囲と原稿の用意 |
| 本文がある用紙へ名前などを入れたい | 用意済みの用紙と、追加する項目 | 既存の本文と、新しく書く場所の区別 |
表は、依頼する内容を説明するための整理例です。用紙や文字数の受付基準、各社共通の料金を決めるものではありません。用紙の向き、大きさ、記入欄、氏名等の文字の扱いが関わる場合は、実際の担当者が確認する案内へつなぎます。

サービス紹介の文なら、次のように考えられます。両方の仕事を実際に受ける場合を想定した架空の掲載文です。
本文から全体を書くご依頼と、本文などがある用紙へ氏名等を入れるご依頼を分けて伺います。用紙の状態と書いてほしい項目を確認し、当工房が書く部分と、ご用意いただく原稿をご案内します。
自社が片方だけを受けるなら、この文をそのまま両方の案内には使いません。山櫻のページでも、全文と部分の比較欄に注文する窓口の違いが示され、SOREAL側の注意事項は氏名の部分筆耕について記されています[3]。同じ提供者の案内でも、選ぶ仕事によって受付や含む物が異なる点を読み分けます。
枚数だけで問い合わせを終えず、一枚ごとに変わる項目があるかも担当者へ伝えられるようにします。名前だけが違う依頼と、本文や日付も変わる依頼を、同じ「同じ賞状を複数枚」でまとめないためです。受けられる文字や原稿形式、予備用紙などの条件は、自社の現在の受付で確かめます。
作例の写真には、手書き・印刷などの作り方を添える
筆耕サービスの作例は、文字の形だけでなく、何をどの方法で仕上げたかを伝える材料です。全文を毛筆で書いた物、本文が印刷された用紙へ氏名を書いた物、手書きの原稿から複製した物を扱う場合は、実際に提供する方法と担当範囲をそれぞれ添えます。
手書きの写真を一枚載せただけで、届くすべての用紙も同じ方法で書くと読ませないようにします。注文の条件によって制作方法が変わるなら、見本の説明から相談先まで同じ呼び方で案内します。実際には提供していない方法を、選べる見本として増やすものではありません。
公開する実物の作例は、掲載を許可された素材を使います。氏名、団体名、日付、署名や印などがある場合は、公開できる範囲を確認します。別の人の名前へ置き換えた画像を、新しい受賞者の実績として載せません。他社の筆跡や署名、社印をまねて、工房の技術を見せる資料にも使いません。
説明用の図は、文字の出来栄えを示す物から分けて置けます。本稿のように用紙の範囲を区画で示すなら、筆耕そのものの見本ではないことを添えます。生成した文字や賞状を、職人が書いた実際の納品物とする必要はありません。専門の技術を伝える写真は、確認済みの作例で説明します。
専門の名称を選ばず、今ある用紙から相談できる案内にする
問い合わせの近くでは、「賞状を頼みたい方へ」だけでなく、今ある用紙と希望する書込みから相談できることを示します。用紙をまだ持たない人への対応と、本文がある用紙を持つ人への対応が、自社のサービスへつながるかを確かめます。
受付用の文なら、次のように考えられます。資料の提出方法と受付条件は、各社の実業務へ合わせる架空例です。
用紙をお持ちかどうかと、全体を書きたいのか、名前などを追加したいのかをお聞かせください。書く項目と枚数、使いたい時期を伺います。確認する用紙や原稿の受渡し方法は、担当者からご案内します。
初回の公開フォームに、受賞者の氏名一覧や個人の詳しい情報を、一律に添付させる形にする必要はありません。用件を伺う段階と、制作のために原稿を受け取る段階を分けます。どの文字をどの形で確認するかも、実際の受付担当が案内する内容です。
公開前は、全文を頼みたい人と、用紙の氏名欄だけを書いてほしい人の二通りで読みます。見本、説明文、用紙の扱い、問い合わせまで、同じ書く範囲で進めるでしょうか。「一枚」という料金の単位だけから、用紙や印刷も含むと受け取られないかも照合します。
受ける範囲や用紙の扱いを変えたときは、料金表だけでなく、作例の説明と問い合わせ後の案内も一緒に見直します。同じ一枚を比べられる見本があれば、数量の前に、何を書く仕事かを伝えるサービスページへ整えられます。
書く範囲が、依頼する人へ伝わる工房サイトへ
作例と一枚あたりのメニューはあっても、全文と一部の違いを毎回説明している。そんなときは、公開できる用紙の見本と現在の受託項目から、書く場所と用意する原稿を整理できます。
みやあじよでは、事業者が確認したサービスの範囲をもとに、作例の説明、比較する見本、原稿、問い合わせをつなぐサイト制作をご相談いただけます。今の案内の伝わり方を見直したい方は、大阪市のホームページ制作をご覧ください。


