ランディングページ

ランディングページとは、

一般的に「ランディング」だけを日本語に訳すと
『ランディング 着陸着地する』という意味です。

  • 飛行機などの着陸
  • スキーのジャンプで、着地する

ということになり、『ランディングページ』とはWeb業界用語になります。流入経路はどこからであっても、「着陸・着地する」という言葉のとおり「ユーザーがWebサイトに最初に訪問したページ」がランディングページです。『トップぺージ・会社概要ページ』です。
様々なネット広告やリンクをクリックした際に表示されるする、サイトを含むWEBページ全般を指す言葉で、『LP』『ランペ』などとも呼ばれています。しかし、一般的に「ランディングページ」が指すものは、一つの商品やサービスを売るための、一枚の長いWEBページです。リスティング広告を含む様々な広告やリンクからの飛び先となるページです。『自然検索からは公式サイトへ』『広告からの飛び先はランディングページへ』となっている場合が多いです。

ランディングページに飛ばす理由

ランディングページはズバリ、ネットで売り上げを上げるための最重要要素であり、ランディングページを改善しただけで、ネット上での顧客獲得数が6倍になったという事例もあります。
ランディングページを導入する最大のメリットは、「コンバージョン率(CVR)が高くなること」です。
コンバージョンとは、ユーザーからの問い合わせや資料請求、商品注文、会員登録、 リクルートサイトの応募などのことをいいます。
ランディングページは、このようにユーザーに購買意欲をかき立て、多くのユーザーからの問い合わせや注文をもらうことに重点をおいて作られるものです。
一般的なホームページやブログなどでは、たくさんのバナーボタンやリンクが設置されています。ユーザーがページを見ていて関心がそれてしまうと、そのページから離脱してしまう率が高まります。
例えば、100人のうち、30人が離脱してしまった場合、1回のページ移動で訪問したユーザーが離れてしまう確率は30%になります。残りの70名が問い合わせや資料請求、注文フォームへ進んでくれる訪問者はわずか数パーセントになってしまいます。そこから実際に購入してくれる人は、ごくごく少数となってしまうでしょう。

しかし、ランディングページでは、リンクがありませんから、ページから離れる確率は格段に低くなります。さらに、知りたい情報が全て1ページに集約されているので、いろいろなページを見なくても情報収集することが可能となります。
そのため、ユーザーが目的の情報を見つけやくなり、最後まで閲覧してくれる可能性が高くなります。そんな成功の可能性を存分に秘めているランディングページですが、企業のポジションや目的に応じて多くの種類が存在しており、適切な使い方をしなければ満足のいく成果は得られません。

ランディングページ / 目的と特性

特定のユーザが持つニーズに答える最適化したページを作るためには、
ランディングページの形を「目的」・「商品のサービスの特性」に応じて変える必要があります。

【目的 ➡ ランディングページ特性】

◇ 普通の商品を売りたい
    ➡手に取れないので写真や情報が多め、ランディングページは長め
◇ 企業が企業に向けて商品を売りたい
    ➡ 機能紹介一覧や比較対象が求められる
◇ エステ・結婚式などのサービスを売りたい
    ➡ イメージが重要となるため、写真多め
◇ 無料会員登録を増やしたい
    ➡ 無料でアクションのハードルが低いので、情報量が少なく短い
◇ 有料サービスの会員登録を増やしたい
    ➡ 納得してサービスに登録してもらうため、説明が多く長い
◇ 資料請求を増やしたい
    ➡ 説明が長くなるようであれば、簡潔な説明で興味を引き付ける

※上記のように、目的の違いによって様々なランディングページが存在します。インターネット上の商品は『実際に手に取ることができない』という弱みを補うために、ランディングページには様々な情報が集約され記載されています。そのため一般的なWEBサイトの1ページに比べて長い傾向にあります。 

制作時、大切な4つのポイント

(1)あらすじを作る

ランディングページを制作する上で重要なポイントの一つに「あらすじ」があります。
このあらすじがしっかりしていなければ、「読みづらい」や「わかりにくい」などと感じてしまい、せっかくの訪問者も離脱し、他のユーザーさえも離れてしまいます。
初めてのユーザー、初心者、誰もが読みやすく、納得させれるよう心かけて作りましょう。

(2)キャッチコピー

キャッチコピーは、ランディングページの良し悪しを決めるもっとも一番重要な構成要素です。ページを開いた時にパッと目に止まるものなので、見た瞬間、検索したユーザーに正しいページだということを知らせることが大切です。
検索ワードなどをキャッチコピーに含ませると、より興味深く感じやすく効果的です。
また、インパクトの強いキャッチコピーやうまい言い回しよりも、いかにユーザーが読みたいかと思わせることが大切です。
ユーザーの関心を引き、かつ興味を持たせるようなキャッチコピーを考えてみましょう。

(3)商品・サービスの理解しやすい説明

商品やサービスの説明は、もっともユーザーに「伝えたい」「関心を持ってもらいたい」となる情報になります。
ユーザーは、なんらかの情報を求めて、ページを訪問しているはずです。
「こんな不安はありませんか?」「こんなことでお困りではありませんか?」など、ユーザーが『そうそう!』『そうなの!』『なるほど!』と共感してくれるような導入からスタートすることを意識し制作しましょう。
※注意すべき点は、いきなり商品やサービスの説明を最初からはじめるのはNGです。商品やサービス説明の際には、できるだけそのイメージを想像させ、伝えられるようにすることが必要です。

  • どんな成分が使われているのか
  • どんな効果があるのか
  • どんなメリットを得ることができるのか

などを、明確にイメージさせることが重要です。

(4)利用者の声・口コミ

多くの情報が飛び交うWEB上で、信頼度や信ぴょう性を高めるためには利用者様の声を利用することがもっとも効果的です。
『実際に使ってみてどうだったのか』『実際に利用してみた利用者様のサービスの感想・評価』などを記載するようにしましょう。
また、実際の統計や実証データなども、その商品やサービスの信頼度を高めるための効果的な手段になります。
競合商品や他者との差別化にも繋げられる大切なポイントにもなります。

上記の制作時、大切な4つのポイントを重要視しながら、下記の手順【基本的な構成】を見てみましょう。

基本的なランディングページ構成

①ヘッダー
 ロゴ・電話番号

②メイン部分
 キャッチコピー・メインビジュアル

③アクション導線

※ここまでがファーストビュー

④導入・きっかけ
 興味を惹くきっかけ作り

⑤ベネフィット
 きっかけ作りから興味を膨らませる段階 

⑥アクション導線

商品・サービス説明
 具体的な商品説明(使用方法や利用法)
 料金などサービスの流れ・図式化したものを取り入れる
※イメージ画像よりも、イラストを使った手順がよい 

⑧アクション導線

お客様の声
 実例や口コミで迷ってる人の背中を押し、
 購買意欲をかき立て、多くのユーザーからの問い合わせや注文をもらう

⑩アクション導線

FAQ(お客様の声)
 細かい疑問をすべて解消・ユーザーの不安を取り除くことを意識する

⑫ アクション導線

⑬フッダー
 コピーライト

まとめ

ランディングページとは「リンクや広告の飛び先ページ」で、一般的には広告からのリンク先となる1枚の長いWEBページの事を指す言葉です。
ランディングページはネット上での売り上げを向上させるために最も重要な要素です。
商品やサービスの
目的・ 特性に合わせて作成することで、その効果は飛躍的に向上します。
ランディングページを軽視し適当に作ってしまうと、「リンク先のランディングぺージが悪いせいで獲得につながらない」というケースに陥ってしまいます。
制作の際にはしっかりと、自社と競合のポジションや、自社商品・サービスの強みや弱みなどを分析し、成果の出るランディングページを制作しましょう。

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