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採用ページの募集終了後はどうする?応募停止から再募集までの更新手順

採用人数に達した、募集期間が終わった、条件を見直すため一時停止したい――そのようなときは、応募フォームと応募…

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採用人数に達した、募集期間が終わった、条件を見直すため一時停止したい――そのようなときは、応募フォームと応募ボタンなど新しい応募が入る入口を先に止め、採用ページの見える本文へ対象職種と終了状態を明示します。続いて、見える本文とJobPostingをそろえ、求人媒体も同じ終了台帳で更新する流れです。担当者・完了日・読み戻し結果も台帳へ記録します。ページを残すか削除するかは、再募集予定と情報価値で判断します。再募集時は古い条件を全件読み戻すことが欠かせません。本記事では、自社採用ページを運用する中小事業者が、受付停止から再公開の準備までを漏れなく進める順番を整理します。

募集終了を確認した直後に止めるもの

募集終了確認から応募受付停止、ページ表示、JobPosting、求人媒体、読み戻しへ進む流れを整理した図
募集終了処理の順番を理解するために、募集終了確認から応募受付停止、ページ表示、JobPosting、求人媒体、読み戻しへ進む流れを整理しています。

募集終了の連絡を受けた時点で優先するのは、ページの文章を整えることより、新しい応募が入る入口を閉じることです。本文に「募集終了」と書いても、フォームへ送信できたり、電話応募を受け付ける案内が残っていたりすれば、応募者には受付中に見えます。

停止対象は、採用ページ内の目立つボタンだけではありません。職種一覧、固定表示のボタン、ページ末尾の共通案内、フォームの直接URL、自動返信など、別経路から応募できないかを確認します。外部の求人媒体も受付状況を確認し、自社サイトとの表示差が生じる時間を短くします。

  • 応募フォームを受付停止にし、フォームの直接URLからも送信できないことを確認する
  • 職種詳細、職種一覧、共通CTA(応募を促すボタンや案内)、固定表示などを停止または終了案内へ差し替える
  • 電話応募を案内している場合は表示を変更し、電話を受ける社内担当にも終了を共有する
  • 自動返信メールから「選考の案内」「担当者から連絡する」など受付中と受け取られる文面を外す
  • 外部求人媒体の掲載・応募受付状態を確認し、停止依頼中なら完了予定も記録する

ここで止めるのは新規受付です。選考中の応募者との連絡先や応募データまで削除しないよう、受付停止と既存応募者への対応を分けて扱います。

更新後は、管理画面を見ただけで完了とせず、ログアウトした状態で職種一覧から応募完了までの導線をたどります。パソコンとスマートフォンの両方で、別の担当者が「応募できないこと」と「終了した理由が分かること」を読み戻せれば、入口の停止は完了です。

採用ページに募集終了を反映する

応募経路を止めたら、採用ページの見える本文に終了状態を反映します。2022(令和4)年10月1日施行の改正職業安定法に関する厚生労働省資料では、募集を終了した場合や内容を変更した場合、採用ウェブサイトを速やかに更新するなどして、求人情報を正確かつ最新の内容に保つよう求人企業へ求めています。出典 厚生労働省

終了案内には、少なくとも「どの職種が」「いつ終了し」「今後どこを確認すればよいか」を含めます。複数職種を同じページへ載せている場合は、ページ全体を募集終了にするのではなく、終了した職種だけを特定できる表示にします。

[職種名]の応募受付は[終了日]をもって終了しました。再募集を行う場合は、本ページでご案内します。

再募集が決まっていないなら、「次回募集は○月」などの予定を置かず、「現時点では募集していません」と記載します。採用情報の一覧カード、ページ上部、募集要項の直前など、応募者が最初に状態を判断する場所へ終了表示を置くと、古い条件を読み進めてから応募できないと気づく事態を避けられます。

募集要項を参考情報として残す場合も、現行の募集条件と誤認されない扱いが欠かせません。終了表示をページ上部だけに置いて終えるのではなく、募集要項内の応募締切、応募方法、ボタン周辺にも受付終了を反映します。職種一覧やサイト内検索の結果に「募集中」のラベルが出る構成なら、そこも同じ状態へ直します。

JobPosting構造化データを更新する

JobPostingは、職種名、勤務地、投稿日、募集期限などを検索エンジンへ伝える構造化データです。画面には見えにくいため、本文を「募集終了」に変えても、コードやWordPressの設定側に募集中のデータが残ることがあります。

Googleは、期限切れの求人情報を認めておらず、ページを残す場合はvalidThroughを過去にする方法、ページ自体を404または410で削除する方法、JobPostingをページから外す方法を案内しています。また、構造化データの内容は、実際にページで見える内容と一致していなければなりません。出典 Google for Developers+2Google for Developers+2

終了後も会社や仕事の紹介ページとしてURLを残す場合、本記事の運用手順では、応募機能を止めたうえでJobPostingを外し、通常の採用コンテンツとして扱います。期限切れ求人としてページを残す運用では、validThroughを過去にする方法もGoogleから示されていますが、未来の日付や未設定のまま放置してはいけません。採用が予定より早く決まった場合も、当初の期限まで待たず、その時点で終了処理を行います。Google for Developers+1

構造化データがどこから出力されているか分からない場合は、次の順に確認します。

  1. 求人ページをGoogleのリッチリザルト テストで確認し、JobPostingが検出されるかを見る
  2. WordPressの求人管理機能、SEO関連機能、テーマの設定、個別に追加したコードのどこが出力元かを特定する
  3. 更新後にもう一度テストし、終了した職種のJobPostingが残っていないこと、または期限が正しく反映されたことを確かめる

更新後の検索結果だけを、即時の完了判定にはしません。画面上の本文、HTML内の構造化データ、応募先の三つを先に一致させたうえで、Search ConsoleのURL検査などを使い、Googleが読み取るページも確認します。更新担当者が構造化データを触れない場合は、求人ページURL、終了日、希望する処理をWeb管理者へ渡し、完了結果まで台帳へ戻してもらいます。Google for Developers

求人媒体と社内の情報を同時にそろえる

募集終了は、自社ページだけを直して終わる作業ではありません。求人媒体、応募先、自動返信、社内共有資料が別々に更新されると、媒体では終了しているのに自社フォームから応募できる、またはその逆が起こります。

厚生労働省は求人情報を正確・最新に保つことを求め、求人媒体などの募集情報等提供事業に関する案内も公開しています。Googleも期限切れ求人を残さない方針を示しているため、見えるページ、検索向けデータ、外部媒体を同じ終了台帳で扱うと更新漏れを追いやすくなります。出典 厚生労働省+2厚生労働省+2

募集終了時の更新台帳
更新対象対応内容担当完了日と読み戻し
自社採用ページ対象職種、終了日、今後の案内を表示採用・広報担当PC・スマホで終了表示を確認
応募経路フォーム、ボタン、電話案内を停止採用・Web担当直接URLを含め応募不可を確認
JobPosting削除、期限更新、またはページ削除を実施Web担当テスト結果と確認日を記録
求人媒体掲載停止、受付停止、終了表示を依頼媒体担当公開画面を読み戻す
自動返信・共有資料受付中の文面、社内資料、担当者メモを更新採用担当文面と配布先を確認
再募集用記録旧条件と変更予定を分けて保存採用責任者承認者と保存場所を記録

この表では、作業を依頼した日ではなく、公開画面を読み戻した日を完了日として扱います。求人媒体の反映待ちなどで同日に終わらない場合は、依頼日と公開確認日を分けて残すと、どこが未完了かを判断できます。

社内共有では「採用終了しました」という一文だけでなく、選考中の応募者への対応、新しい問い合わせが来た場合の案内、再募集の判断者も決めます。受付を閉じた後の問い合わせ先が不明なままだと、電話や代表メールで異なる回答が出るためです。

ページを残すか削除するか決める

再募集予定と情報価値を確認し、終了表示で残す場合はJobPostingを外し、削除する場合は404または410を選ぶ判断図を整理した図
終了ページの扱いを判断するために、再募集予定と情報価値を確認し、終了表示で残す場合はJobPostingを外し、削除する場合は404または410を選ぶ判断図を整理しています。

終了した求人ページを残すか削除するかは、「同じ職種を再募集する予定があるか」と「募集要項以外の情報が今後も役立つか」で判断します。検索順位だけを理由に古い求人を募集中の形で残すのではなく、応募者が現在の状態を正しく理解できることを基準にします。

終了表示を付けて残す場合

近いうちに同じ職種を再募集する可能性がある、または仕事内容や職場紹介が会社理解に役立つなら、URLを残す選択肢があります。その場合は、ページ上部へ終了表示を置き、応募フォームとボタンを停止し、JobPostingを外します。募集要項を残すときは「過去の募集内容」であることを明記し、再募集時にそのまま公開されない状態にしておきます。

ページを残す利点は、次回の原稿作成や社内確認に使えることです。一方で、更新担当者が変わった際に終了表示だけ外され、古い賃金や応募先が再公開される危険もあります。再募集用の下書きと現在公開中のページを区別し、台帳から変更履歴をたどれるようにします。

404または410で削除する場合

再募集の予定がなく、ページ内の情報も古く、他ページと重複しているなら削除を検討します。Googleは、期限切れ求人ページを完全に削除するとき、ページが存在しない、または削除済みであることを示す404または410のステータスを返す方法を案内しています。Google for Developers

削除後は、職種一覧、サイト内バナー、関連記事や案内文など、ページへ向かう内部リンクも外します。検索エンジンへ公開URLを伝えるXMLサイトマップには、検索結果へ表示したいURLを含めるという考え方が示されているため、削除したURLが残らないことも確認します。

ページを終了表示へ更新して残す場合は、本文や構造化データを大きく変更した日と、サイトマップ内の最終更新日を表すlastmodが正しく対応しているかを確認します。Googleは、本文、構造化データ、リンクなどの大きな更新をlastmodへ正確に反映するよう案内しています。出典 Google for Developers+1

残すか削除するかを職種ごとに変えても構いません。会社紹介を兼ねる職種ページは残し、短期間だけ使った重複ページは削除するなど、再利用の見込みと情報価値を台帳へ記録しておけば、担当者の感覚だけで判断せずに済みます。

再募集に備えて更新記録を残す

募集終了時の記録は、次回募集の原稿を早く出すためだけのものではありません。古い条件を誤って再公開しないための確認資料です。前回ページを複製して使う場合も、複製した時点では未確認の下書きとし、採用責任者が現在の条件と照合します。

再公開前は、次の項目を一件ずつ確認します。

  • 職種名:職種一覧、詳細ページ、求人媒体、JobPostingで同じ名称になっているか
  • 業務内容:現在任せる業務、対象範囲、応募条件が実態と合っているか
  • 勤務地:配属先、転勤や複数勤務地の扱いを見える本文とデータでそろえたか
  • 賃金:金額、幅、単位、手当の扱いを社内承認済みの条件へ更新したか
  • 勤務時間:始業・終業、シフト、休憩など、今回の募集条件へ直したか
  • 締切:応募期限を本文、求人媒体、validThroughへ同じ日付で設定したか
  • 応募先:フォーム、メール、電話など、現在受け取れる窓口へ接続しているか
  • 掲載日:実際に再公開した日を記録し、datePostedを前回のままにしていないか

GoogleはdatePostedを雇用主が求人を掲載した元の日付として説明し、期限のある求人ではvalidThroughを求めています。再募集を新しい求人として公開するなら、表示上の日付だけでなく構造化データの日付も、今回の公開内容に合わせて確認します。Google for Developers+1

チェックを終えた担当者とは別の人が、職種一覧から募集要項、応募フォーム、送信後の案内まで通して読みます。更新した項目だけを見るのではなく、古い会社情報、担当者名、メールアドレス、終了表示が残っていないかも確認します。全件の読み戻しが終わるまでは、求人媒体だけを先に再開しない運用にすると、自社ページとの食い違いを抑えられます。

まとめ

募集終了後は、応募ボタンを隠すだけでは不十分です。新規受付を止め、見える本文へ終了状態を出し、JobPostingと求人媒体をそろえたうえで、ページを残すか削除するかを決めます。最後に、担当者、完了日、公開画面の読み戻し結果を残せば、終了処理と次回募集の準備を一続きで管理できます。

現在募集中の職種ごとに、自社ページURL、応募先、求人媒体、JobPostingの有無、担当者、完了日、読み戻し結果の列を持つ終了台帳を作る。

採用ページの更新権限、構造化データの出力元、求人媒体の担当が分かれている場合は、誰がどこまで完了させるかを台帳上で決めてから着手します。受付停止から読み戻しまでを同じ日に進められないときも、未完了の箇所が見えるため、古い求人を放置しにくくなります。

参考資料

「雇用仲介サービス利用のチェックポイント」|厚生労働省|2022(令和4)年10月1日施行案内(資料内記載)

出典 厚生労働省

「労働者派遣事業・職業紹介事業・募集情報等提供事業等」|厚生労働省|更新日記載なし(2026年8月7日確認)

出典 厚生労働省

「Learn About Job Posting Schema Markup」|Google Search Central|最終更新:2025年12月18日(UTC)

出典 Google for Developers

「Build and Submit a Sitemap」|Google Search Central|最終更新:2026年7月8日(UTC)

出典 Google for Developers