ホームページ制作の見積に「デザイン修正は2回まで」と書かれていても、自社の確認で足りるかは、その数字だけでは決めにくいものです。営業、代表、総務から別々に意見が出たら、何回になるのでしょうか。
先に確かめたいのは、修正の対象と、「1回」を区切る時点です。どの画面への指摘をまとめ、いつ返答し、反映後に何を確認するかを依頼先と相談します。あわせて、後から見つかった文字や事実の誤り、当初の目的を変える要望をどう扱うかも聞いておきましょう。
「1回」に含む画面と、返答の区切りを聞く
たとえば、会社案内のデザインを確認する場合、トップページだけの確認なのか、事業紹介なども含めて一緒に確認するのかで、見る範囲が変わります。画面案が順に提出される場合には、それぞれの確認をどう数えるかを聞きます。
そのうえで、「社内で指摘をまとめて返し、反映された案を確認する、という一往復を想定してよいでしょうか」と、自社が考えている進め方を伝えます。確認中の追加連絡や、修正を見た後の新しい要望の扱いも確かめます。依頼先と数え方が揃う前に、回数だけを増減させようとしない方が、必要な確認を話しやすくなります。
住所の訂正・見出しの調整・目的の変更を分ける
社内から集まる意見には、性質の違うものが混ざります。たとえば、大阪市の会社が、取引先に事業を伝える画面案を確認する場面を考えます。次の三つをすべて「少し直す」と伝えると、何を確かめるかが曖昧になります。
| 指摘の種類 | 今回の例 | 依頼先と確かめること |
|---|---|---|
| 事実・文字の誤り | 総務が住所の一部の誤りを見つけた | 正しい内容と、どの資料・画面を直すか。訂正の扱い |
| 合意した目的の中での調整 | 営業が事業の特徴を見出しでも伝えたい | 読者へ何を伝えるためか。今の案で調整する範囲 |
| 前提となる目的の変更 | 取引先向けの案を、採用を中心に考え直したい | 作る内容や画面の範囲から見直す必要があるか |
文字の誤りが後から見つかったときも、回数を気にして黙って残すのではなく、見つけた箇所と正しい内容を伝えます。元の資料が古かったのか、画面へ反映するときに抜けたのかも分かれば添え、どう訂正するかを確かめましょう。この記事の分類だけで、無料になる・回数に含まれないと決まるわけではありません。
色を変えたいという意見も、「代表がこの色を好きだから」だけでなく、会社として伝えたい印象や、画面のどこが気になるかを添えます。それが今の目的に沿った調整なのか、方向から話し直す内容なのかを相談できます。
同じ画面案への指摘を、確定分と未決分へまとめる
営業は見出し、代表は色、総務は住所を確認するとします。それぞれが制作会社へ別々に送るときは、どの案への指摘か、前の連絡に何が追加されたのかを伝える必要があります。内容が食い違っていれば、制作会社もどちらを反映するか確認しなければ進められません。
窓口をまとめる場合は、まず全員が同じ案を見ていることを確認します。その案に対する指摘を集め、反映してほしい内容と理由、まだ社内で決まっていない点を分けます。「住所はこの内容に訂正する」「見出しはこの特徴を伝えたい」「色は代表へ再確認中」という状態が見える返答にします。

未決の色については、「ほかの確定した指摘から作業を進めてよいか」「色が決まるまで待つ方がよいか」を制作会社と相談します。分からない指摘を消して一つに見せるのではなく、作業してよい部分と、返答待ちの部分が分かることが大切です。
回数の交渉と一緒に、確認の進め方を決める
必要な回数を相談するときは、社内の確認者や画面の範囲を伝えます。たとえば、次のように聞くと、数え方と実際の進め方を合わせて話せます。
この案は営業・代表・総務が確認し、窓口から指摘をまとめて返す予定です。どの画面までを、どの時点で返すと1回の修正になりますか。確認中に追加の指摘が出た場合と、後から住所などの誤りが見つかった場合の扱いも教えてください。目的が変わる要望は、作業前に範囲を相談したいです。
返答を受けたら、対象となる案、指摘を返す時点、反映後の確認、追加の要望を相談する方法を残します。回数が多いか少ないかを選ぶ前に、自社が必要な確認を行える進め方かを確かめましょう。
デザインで何を決めればよいか、社内の指摘をどう整理すればよいか迷っている方は、大阪のホームページ制作・改修を相談するから、気になっている点をお聞かせください。みやあじよでは、事業のお話を伺い、伝える内容や見せ方を整理するところからご相談いただけます。確認する資料や修正の条件は、実際の制作内容に合わせて確かめます。


