ホームページ制作の提案を見たとき、片方には完成した画面のようなデザイン画像があり、もう片方には文章や構成の説明だけ。「見た目が分からないまま発注してよいのか」と迷う場面があります。
そのときは、誰に何を伝える提案か、情報をどの順で見せるか、どこまで作るか、制作中にどう確かめるかを比べます。完成画像の有無に加えて、提案段階で説明できる根拠と、発注後に検討する部分が分かるかを確かめましょう。
完成画像・情報の並び案・制作範囲は、分かることが違う
たとえば、大阪市の設備点検会社が、初めての依頼者に「点検を頼める対象」と「相談の進め方」を伝えるサイトを相談したとします。返ってきた資料に、次の三種類がある場合を考えます。これは提案物を整理する例で、制作会社が必ずこの形式で提出するという意味ではありません。
完成した画面に近い画像がある
色、写真、文字の大きさから、目指す印象を話し合えます。ただ、その一枚だけでは、他のページの内容や、問い合わせに至るまでの画面の動きは分かりません。画像が採用予定の案なのか、方向を示す参考なのかも聞きます。「この見た目で全部が作られる」と受け取る前に、何を示す画像かを確かめます。
情報の並びを示す案がある
色を付ける前の、枠と見出しで情報を並べた案なら、「対応できる設備を先に見せ、その後に相談の進め方を案内する」といった順序を確認できます。先ほどの会社なら、依頼者が自分の設備も対象かを確かめる流れになっているかが話題になります。写真や書体など、まだ決めていない見た目は別に確認します。
課題と、作る範囲を説明する資料がある
「対応対象の説明を整理する」「相談方法を案内するページを作る」と書かれていれば、何に取り組む提案かを確かめられます。原稿の聞き取りや写真の準備が誰の担当かも、比較したい内容です。一方、その説明だけでは情報の順番や印象が見えない場合があるため、どう検討し、どの資料で確認する予定かを聞きます。

「なぜその内容を先に見せるか」を聞いてみる
完成画像がない提案に対しては、「デザインを見せてください」とだけ伝える前に、読み手と情報のつながりを一つ説明してもらうと、提案を確かめる材料になります。
設備点検会社の例なら、「初めての依頼者が点検を頼める対象を知りたいとき、どの情報へ案内する考えでしょうか。その内容をその順番で見せる理由も教えてください」と聞けます。ページ全体の完成画像がなくても、対象の説明と相談方法をどうつなぐかは話題にできます。
この質問で、会社の説明を先にするのか、設備の種類から探せるようにするのか、といった考えの違いが分かります。どちらが合うかは、自社の顧客が何を知っているか、どこで迷うかも伝えて確かめます。見栄えの好みだけで決めず、読み手が必要な情報へ進める理由を聞くのが目的です。
発注前に、後で確かめる機会を聞いておく
「詳しいデザインは発注後に検討します」という説明なら、その後に何を確認できるかを聞きます。情報の並びを相談する時点、見た目を確かめる資料、社内で意見を返す相手が分かると、制作が始まってからの関わり方を考えられます。

あわせて、修正を相談できる範囲を具体例で聞きましょう。「色や写真の調整」と「伝える対象が変わり、ページ構成から考え直す変更」では、必要な検討が異なります。どの内容まで見積に含み、前提が変わった場合はどう相談するかを、発注を決める材料にします。
発注前に追加の資料を依頼したい場合も、作成できる範囲や費用の有無を相談します。完成したデザインを無料で出してもらうことを、比較の前提にする必要はありません。今ある提案で分かることと、追加して確かめたいことを伝え、依頼先と確認方法を決めます。
デザインが見えない不安を、確かめたい内容へ変える
提案に完成画像がなくても、読み手、情報の優先順、作る範囲、制作中の確認方法が説明されれば、発注を考える材料になります。反対に、きれいな画像があっても、その提案で何を頼めるか分からなければ、足りない説明を聞きます。
相談するときは、「見た目が分からないので不安」に続けて、「情報の並びをいつ確認するか」「その後、どの資料で見た目を相談するか」と伝えてみてください。自社がどの判断で止まっているかを共有できます。
制作・改修の目的や進め方から整理したい方は、大阪のホームページ制作・改修を相談するから、分からない点をお聞かせください。みやあじよでは、事業のお話を伺い、伝える内容や構成・デザインの方向を整理するところからご相談いただけます。具体的な提案資料や確認の進め方は、ご相談の内容に応じて確かめます。


