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コラム

概算見積もりと正式見積もりは何が違う?決まっていない条件を伝える方法

チップス

概算から正式な見積もりへ進むとき、何が決まり何が未定なのか。仮の前提、自社で選ぶ内容、調査が必要な仕事を分け、金額を見直す条件を確認するメモを紹介します。

初期の構成案と追加確認のメモを見比べ、未確定の欄へ印を付けるイメージ

最初に聞いたホームページ制作の金額が、打合せの後に変わった。「概算だから」と言われても、何が変わり、どこまで決めればよいのか分からないことがあります。

概算見積もりと正式見積もりの違いを確かめる鍵は、金額を出したときの前提が、どこまで決まっているかです。仮に置いた条件、自社で選ぶ内容、調査して分かることを分け、それぞれの確認後に見積もりをどう見直すかを聞きましょう。最初の相談から、全部のページや機能を自分たちで決める必要はありません。

書類の名前と一緒に、金額の前提を読む

概算見積もりを受け取ったら、仮の条件をもとにした部分がどこかを確かめます。正式見積もりとして受け取る段階では、決めた制作範囲が反映され、なお条件が残る箇所は説明されているかを確認します。呼び名や見積もりを出す手順は依頼先によって異なるため、名称だけで内容を判断しないようにします。

たとえば「写真は支給」「既存の実績は移行しない」「実績を追加する機能を用意する」という前提があるなら、その条件を自社でも把握しておきます。手持ちの写真を使う予定が新規撮影へ変わったり、古い実績も移すことになったりすれば、何の作業が増減するかを相談することになります。

一方、こちらが伝えた内容も制作範囲も変わっていないのに金額が変わったなら、「前回と今回で、どの前提や作業が変わったのですか」と説明を求めます。金額の差だけを見るより、理由となる仕事を確かめてから判断しましょう。

「未定」を、仮の前提・選択・調査に分ける

ここでは、清掃会社がサイトを改修する場合を例に考えます。対応する清掃の種類、会社案内、実績、相談先は載せたい。写真は手元にあり、実績を自社で追加する機能は必要。ただ、ページの分け方や、過去の実績をどこまで載せ直すかは決まっていないとします。実在企業の見積条件や受注内容を示す例ではありません。

この状態を全部まとめて「詳細未定」とせず、次の三つに分けて話します。

  • 仮に置く前提:手持ち写真を使う想定、清掃の種類をまとめて紹介する想定など。何を仮にしたかと、いつ確かめるかを残す。
  • 自社で選ぶ内容:過去の実績をどこまで載せるかなど。必要な選択肢を聞き、誰が何を決めるかを残す。
  • 調べて分かる内容:旧サイトの原稿や画像をどの形で取り出せるかなど。誰が何を調べ、その結果で変わる作業を残す。

「写真はある」も、使える写真がそろっているという確定情報ではありません。現在の仕事内容が写っているか、説明に必要な場面があるか、掲載に使える画質かを見てもらいます。確認後に不足が分かれば、写真を集め直すか、撮影を頼むかを相談できます。

未定の内容を、自社で選ぶことと調査を頼むことに分け、見積もりの条件をそろえる図
自社で選べることと、調べて初めて分かることを分け、見積もりを見直す条件につなげます。

社内で選べる内容でも、判断材料がなければ先に制作会社へ聞いて構いません。「古い実績は全部必要ですか」と自社だけで悩むより、今回見てもらいたい仕事を伝え、残す内容の考え方を相談できます。調査が必要な部分は、調査そのものの範囲や費用を聞いてから依頼します。

金額が変わる理由を、増減する仕事へ戻す

先ほどの会社で、実績の扱いが次のように変わった場合を考えます。

概算時の想定:実績を追加する仕組みを用意し、新しい実績は公開後に自社で入力する。

確認後の希望:過去の作業実績も選び、初回公開に合わせて載せ直してほしい。

この変更では、入力する仕組みを作る仕事に加え、過去の原稿や写真の整理、掲載内容の入力、公開前の確認を誰が行うかが論点になります。旧サイトから何を取り出せるか、どこまで自社が整理するかによって、必要な作業も変わります。

見積もりが更新されたら、増えた金額だけでなく、「過去の実績を載せ直す作業はどの項目ですか」「自社で原稿と写真を整理した場合は、担当範囲がどう変わりますか」と聞きます。すべてを自社で作業するか、全部を制作会社へ頼むかの二択にせず、分担も相談できます。

逆に、今回は古い実績の一部を載せないと決めたなら、その範囲が新しい見積もりへ反映されているかを確認します。追加だけでなく、見送った仕事も記録しておくと、何の条件で金額が出ているかを読み返せます。

内容がまだ決まっていない項目は、仮の費用を含めているのか、見積もりの対象から外しているのかも聞いてください。「未定」の一言だけでは、後で選んだ際に金額を見直す必要があるか、自社で判断できません。

次に確かめる条件を、見積もりと一緒に残す

制作範囲を決める前の相談では、決まっている目的、仮に置いたこと、選択や調査が必要なことを短くまとめます。次のようなメモがあると、見積もりをどの条件で更新するかを聞けます。

清掃の種類と相談先を分かりやすくし、実績を自社で増やせるようにしたいです。ページの分け方はまだ仮で、写真は手持ちのものを使う想定です。過去の実績をどこまで載せ直すかは検討しています。今の概算に含めた前提と、選択・調査の後に見直す項目を教えてください。調査に費用がかかる場合は、依頼前に範囲を確認したいです。

返答を受けたら、次に確認すること、担当する人、確認後に決める作業を見積もりと一緒に残します。未定のまま残す部分があるなら、その扱いを説明してもらいましょう。書類が新しくなったというだけで、未確認の内容まで決まったものとして進めないようにします。

何を仮にしてよいか分からない場合も、現在のサイトと、まず実現したいことから相談できます。大阪のホームページ制作・改修を相談するから、決まっていることと迷っていることをお聞かせください。みやあじよでは、事業のお話を伺い、伝える内容や制作範囲を整理するところからご相談いただけます。

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