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コラム

ホームページの提案書が横文字だらけ|依頼する仕事へ言い換える読み方

チップス

CMSや導線設計など、ホームページの提案書の横文字が分からない方へ。言葉を画面・自社の操作・担当する作業に置き換え、実績追加の例で依頼する範囲を確かめる方法を紹介します。

更新する画面とスマートフォンの表示を、提案資料の横で確認するイメージ

提案書に「CMS導入」「レスポンシブ対応」「導線設計」と並んでいるけれど、何を頼むことになるのか分からない。説明を聞いても言葉の意味だけで終わり、自社に必要か判断できないことがあります。

そんなときは用語を覚える前に、公開する画面、自社が行う操作、制作会社が行う作業のうち、何が変わる話なのかを聞いてみてください。「担当者が実績を一件追加する」「スマートフォンで相談先まで進む」など、実際にする動作へ言い換えると、依頼する内容を確かめやすくなります。

専門語の説明を、自社の仕事へ置き換える

たとえば「CMSを入れるので更新できます」と聞いても、自社が変えたい場所を操作できるかまでは分かりません。「どのページの、どの情報を、誰が直せるのですか」と聞き足します。用語の説明と、今回依頼する仕事の範囲をつなぐための質問です。

提案書の気になる言葉に印を付け、次のような動作で説明してもらいましょう。この表は用語の厳密な定義表ではなく、発注前の確認例です。

提案書の言葉自社の動作に置き換えると聞き足したいこと
CMS導入実績の写真と説明を、一件追加するどこまで入力でき、誰が公開するのか
レスポンシブ対応スマートフォンで写真を見て、問い合わせを入力するどの画面と操作を、何で確認するのか
導線設計実績から関連するサービスを読み、相談先へ進むどのページの、どこからどこへ案内するのか
検証公開前に表示や操作、問い合わせ後の動きを確かめる誰が何を試し、見つかった問題をどう直すのか
実際の対象や担当範囲は、提案資料と見積もりで確認します。どの制作でも同じ作業が含まれるという表ではありません。

たとえば「導線を改善します」という説明なら、実績ページからサービスの説明へ進み、相談の窓口へ着くまでの例を見せてもらいます。ボタンを置く場所だけの話なのか、途中で読む文章やページの役割まで整理する話なのかで、頼む仕事は変わります。

専門語を分からないまま受け入れる必要はありません。単語を別の単語へ置き換えるだけで分かりにくければ、「当社の担当者とサイトを見る人が、実際に何をするかで教えてください」と伝えます。

提案書の言葉から、公開画面、自社の操作、担当者の作業という三つの確認へつなぐ図
言葉の意味に加えて、画面・操作・作業を確かめると、依頼範囲とのつながりが見えてきます。

「実績を一件追加する」操作を見せてもらう

建築設計事務所が、完成した建物の紹介を自社で増やしたい場合を例にします。「CMSで更新できます」という説明を確かめるなら、作品名、写真、説明文を一件分追加し、公開するまでを相談の場でたどります。実在する事務所の操作画面や制作内容を示す例ではありません。

最初に見るのは、自社が入力する場所です。写真を選ぶ、説明を書く、並び順を決めるといった作業を、どこまで自分たちで行う想定なのかを確かめます。全部の画面を自由に組み替えたいのか、決まった項目に入力して整った形で載せたいのかも、ここで話せます。

次に、入力した内容が公開画面でどう見えるかを確認します。写真の見え方、説明文の長さ、一覧に出る情報など、実際に用意しそうな内容で見せてもらいましょう。サイトがまだ完成していない場合は、同じ方式の操作例や、想定する入力項目を説明してもらう方法もあります。

最後に、保存と公開の分担を確かめます。担当者が入力してすぐ公開するのか、社内の確認者へ渡してから公開するのか。ここまで決まると、「更新できる」が自社の仕事として見えてきます。

WordPressの公式資料では、利用者の役割によって行える操作が異なること、投稿や固定ページには下書き・公開などの状態があることが説明されています。今回使う権限と公開までの流れも、別に確認する材料になります。サイトの画面や設定は構成によって異なるため、WordPressを使うという説明だけで、自社に必要な操作がすべて用意されるとは判断しないようにしましょう。

「対応します」「検証します」の中身を聞く

公開する画面については、見た目だけでなく、読者が使う場面で確かめます。スマートフォンなら、写真を見て説明を読み、問い合わせ欄へ進むところまでです。「スマホ対応」という言葉があっても、長い表や資料の見え方、入力欄の使い方をどの範囲で確かめるかは聞いておきましょう。

「検証」は、制作会社が何を試す仕事なのかを確認します。たとえば、画面の表示、リンク先、入力時の動き、送信後の案内、社内での受信確認は、それぞれ確認する内容が違います。どこまで制作会社が行い、どこを自社が確認するのか、問題が見つかった場合の修正をどう進めるのかを聞きます。

確認した結果を、どんな形で受け取るかも相談できます。確認項目の一覧、修正した箇所のメモ、操作の説明など、自社が公開の判断や引継ぎに使うものを挙げます。書類を増やすことより、何を確認済みで、何を自社が確かめる必要があるかが分かることを目指します。

分かった内容を、見積もりの項目と結ぶ

説明を聞いて納得できたら、分かった内容を提案書の該当箇所に短く残します。たとえば「CMS導入」の横に、「実績の写真と説明を自社で追加。公開前に社内で確認。入力方法の説明が必要」と書きます。そのうえで、その範囲が今の見積もりに含まれるかを確かめましょう。

提案書の「CMS導入」について、当社では担当者が実績の写真と説明を追加し、別の者が確認してから公開したいと考えています。この使い方ができる内容でしょうか。入力できる項目と公開までの操作を見せていただき、使い方の説明が見積もりに含まれるかも確認したいです。

まだ分からない箇所は、分からないまま印を残して構いません。対象の画面、担当する作業、費用に含む範囲のどれが未確認なのかを書いておけば、次の打合せで聞くことが明確になります。理解できていない内容を、確認済みとして進めないことが大切です。

提案書の分からない箇所や、自社でやりたい更新から制作内容を整理したい方は、堺のホームページ制作・改修をみやあじよに相談するからお聞かせください。事業のお話を伺い、伝える内容や使い方、制作の範囲を一緒に整理します。専門語の知識や、完成した要望書がなくてもご相談いただけます。

参考情報

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