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コラム

フリーランスにホームページは必須?~顧客獲得ツールとしてのWEB~

チップス

フリーランスとして活動をはじめるとホームページの必要性を感じてくるでしょう。 ホームページを持つメリットなどを紹介していきたいと思います。

はじめに

フリーランスとして仕事を受けるときは、どんな仕事を頼めるか、どのような実績があるかを、相手へ伝えることが大切です。ホームページは、その情報を整理して案内する方法の一つです。ここでは、集客の方法と、サイトに載せたい内容を考えます。

経済産業省が2017年3月にまとめた「雇用関係によらない働き方」に関する研究会の報告書では、次のように述べられています。以下は当時の政策的な背景として紹介する引用で、現在の制度や最新の調査結果を示すものではありません。

これまではフルタイムの常用雇用が「当たり前」であったが、パートタイムだけでなく「雇用関係によらない働き方」が選択肢となっていくことで、女性や高齢者など、これまで労働 参画に制約があった働き手の参画を増やすことができ、これまで活用できていなかった時間 を労働時間とすることができる。このように、「雇用関係によらない働き方」は、労働供給の間口を広げる糸口となる。

引用 2017年3月の経済産業省報告書(同じ原資料の保存版)

経済産業省「雇用関係によらない働き方」に関する研究会 報告書より引用

フリーランスの働き方

フリーランスとは

この記事では、業務委託などで自分の仕事を受け、事業を営む方の集客を考えます。仕事の進め方や時間の使い方は、案件と契約条件によって異なります。
なお、一般に「フリーランス」と呼ばれる範囲と、フリーランス法の対象は必ずしも同じではありません。契約する際は、従業員の有無や取引の相手などを含め、公正取引委員会の現在の案内で確認してください。

会社員との違い

会社員は0から仕事を始めることは少なく、雇用される際に仕事・必要な道具(電話・パソコン・名刺など)を会社が用意してくれた状態でスタートします。 また、営業職のように仕事を獲得する職種もありますが、所属する企業が抱えている案件をこなしていきます。   

一方、フリーランスの場合は、自分で仕事をする環境づくりから始め、自分で仕事を獲得していかなければならず、これが大きな課題でもあります。      

2017年の同報告書が引用する、中小企業庁「小規模事業者の事業活動の実態把握調査~フリーランス事業者調査編」 においては、「フリーランスになる際に直面した課題」をたずねたところ、最も回答の多か った課題は「顧客の確保」となっています。これは2015年2月の調査に基づく記述です。現在のフリーランス全体で同じ順位になるという意味ではありません。

あなたならどのように営業活動をおこないますか? 次に、フリーランスの営業方法についてみていきたいと思います。

フリーランスの営業活動

営業方法としてさまざまな方法が考えられますが、大きく以下の4つが挙げられます。

1、知人・前職からの紹介

もっとも最初に思いつく方法であり、前職の繋がりなどであると安心ですよね。しかし、「そんなに知り合いはいない」という方も多いと思います。また、新規顧客開拓という面ではほかの方法も考える必要があります。

2、クラウドソーシング

クラウドソーシングとはネット上で仕事をお願いしたい依頼主と、仕事を受けたいフリーランスをマッチングするサービスです。   

以下に代表的な2サイトを紹介します。

サイト名案件特徴
ランサーズ
( http://www.lancers.jp )
ライティング、WEB制作、デザイン、常駐型
クラウドワークス
( https://crowdworks.jp )
システム開発、翻訳

ランサーズやクラウドワークスでは、さまざまな分野の仕事が掲載されています。表の分野は例であり、その仕事だけを扱うという意味ではありません。
興味のある案件でも、報酬、必要な経験、進め方、支払い・手数料などの条件を確認します。応募や条件の合意、契約を経る形式もあり、登録しただけで希望する仕事を受注できるとは限りません。紹介や自分のサイトなど、ほかの営業方法と合わせて考えましょう。

3、イベント・相談会への参加

自分のターゲットとなる人が参加されるイベントにアンテナを張ってみるとよいでしょう。イベントや交流会、相談会へ参加する事で仕事を貰える事は少ないかもしれませんが、名刺交換を行うことで人脈構築に繋がります。

コミュニケーション力に自信がない場合でも、名刺にホームページのURLやQRコードを掲載しておけば、「詳しくは事業ホームページ(サイト)があるので、ご覧下さい」と促すことができます。

4、ホームページの開設

仕事を依頼する企業としては、知名度や実績のないフリーランスに仕事を依頼するのはとても不安が残ります。その為、ブログやホームページを運営し、スキルや実績を公表しているフリーランスの方が仕事を依頼しやすいという状況にあります。フリーランスがホームページやブログを運営するメリットについてもう少し掘り下げてみていきましょう。

ホームページの必要性

あなたが初めての美容院に行く時、まず、その美容院について調べませんか?場所・営業時間・どんな髪型にしてくれるのか・料金・どんな美容師さん?お店の雰囲気は?そして予約方法は…  

このように、仕事を依頼する側も発注候補者の情報を収集・リサーチするものです。名刺だけでは伝えきれない情報を24時間365日公開できるのがホームページです。  

1、名刺代わりとなる

ホームページは世の中に、”私はこういうことをしています”と自己紹介をする役割を担っています。ネット上における名刺であり看板です。ユーザーはその名刺や看板(ホームページ)を見て仕事を依頼してきます。

名刺だけだと記載できる情報には限界があります。そこで、自分のプロフィールや実績などをホームページにまとめて掲載する事は非常に重要です。

〈内容例〉

  • 名前
  • 経歴・キャリア
  • 年齢
  • 仕事に対するスタンスや想い
  • 過去の制作実績(ポートフォリオ)やプロジェクト成果
  • 得意分野・強み・求めている仕事の特徴・内容

2、事業内容を明確にできる

自分の事業内容、料金、経営者のプロフィールなどをページ毎に分けて整理することができます。フリーランスとして自分の事業・商品・サービスを売り出していくにあたり、事業のブランドイメージをホームページで表現し、構築することもできます。

事業者自身も、サービスや商品内容を整理できるので、営業の際にも活かせます。あなたの持つスキルを求めている企業や個人が自ら問い合わせすることができる体制が整うので、マッチングミスによるストレスが軽減されます。

3、信頼度獲得

やはりブログやSNSしか持っていない事業者に比べて、自分の事業の公式サイト(ホームページ)を持っている方が信頼度も上がります。前述したとおり、「名刺にホームページのアドレスを記載出来る」利点もあります。    

さらに、ホームページの開設にあたり独自ドメインを取得した場合には、独自ドメインのメールアドレスを使用することも可能です。フリーメールではなく独自ドメインのメールアドレスを使用することで、よりプロフェッショナルな印象をいだいてもらえる可能性が高まるでしょう。

ホームページとブログの連携

ホームページとブログの違い

このようにホームページは事業案内や契約に関する内容に集約し、ブログは事業内容に近いテーマで統一した記事を書くというように役割を分けると良いでしょう。

また、ブログであなたの仕事や考え方を伝えることで、それに共感した顧客が仕事を依頼してくれます。共感を得られた顧客はあなたのファンに近い存在であり、今後も仕事をくれる可能性の高い優良顧客になるでしょう。

ブログは、依頼前によく聞かれる疑問や、仕事の進め方を説明する場所として使えます。ただし、投稿の回数を増やすだけで検索されやすくなるとは限りません。読者が知りたいことへ答え、今も正しい内容に保ち、関連するサービスや相談先へ進めるように整えることが大切です。

連携におすすめはWordpress 

ホームページとブログを一緒に管理する方法の一つがWordPressです。会社案内のようなページと、追加していく記事を同じ仕組みで扱えます。
WordPress本体は無償で使えるソフトウェアですが、サーバー、ドメイン、必要な有料機能、制作や保守の費用は別に確認します。自分で更新する内容と、管理を頼む作業を決め、ホームページ作成サービスなどの方法とも比べて選びましょう。

おわりに

フリーランスにとってホームページは、単なる飾りではなく、自分の仕事や実績、考え方をまとめて伝えるための土台になります。名刺だけでは伝えきれない情報を整理できるだけでなく、信頼感を持ってもらいやすくなり、ブログやSNSと役割を分けて使うことで、問い合わせにつながる動線も作りやすくなります。

「まずは何を載せればよいのか」「自作と依頼のどちらが合うのか」まで含めて整理したい場合は、ウェブサイト制作の流れや依頼時のポイントを解説した記事もあわせてご覧ください。制作前の考え方や進め方が見えてくると、自分に合うホームページの作り方も判断しやすくなります。

実際に、自分の事業やサービスの見せ方、サイトとブログの役割分担、公開後の運用まで含めて考えたいときは、みやあじよのウェブ制作・運用支援の全体像も参考になります。目的に応じて、どこから整えると伝わりやすいかをまとめて確認していただけます。

「ホームページを作ったほうがよいのは分かるけれど、何から始めればよいか迷っている」「自分の仕事に合う見せ方を相談しながら決めたい」という場合は、お問い合わせページからお気軽にご相談ください。現在の活動内容や今後の方向性を伺いながら、無理のない進め方を一緒に整理いたします。

参考資料(2026年10月29日確認。調査・報告書の対象時点は本文に記載):経済産業省:2017年報告書の保存版/公正取引委員会:フリーランス法の対象/ランサーズ:掲載分野・仕事の案内/クラウドワークス:受注の基本的な流れ/Google:ユーザーを第一に考えたコンテンツ/WordPress:機能とライセンス。

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