「研修動画を作れます」と紹介したところ、依頼企業から「社員へ配って、誰が受講したか分かるところまでお願いできますか」と聞かれる。動画の制作を頼みたいのか、納品後の配信や受講状況の確認も頼みたいのかで、必要な仕事は変わります。映像の見本だけでは、この違いが伝わりません。
大阪府で企業向けの研修動画・教材制作を提供する会社は、企画・撮影・編集、社員へ届ける仕組み、受講状況の確認を分けて説明しましょう。教材が完成した後に、誰が何を担当するかを見せると、依頼企業が自社で用意することも読み取れます。
この記事は制作会社の営業サイトを整えるためのものです。架空の社内申請研修を例に、動画の納品だけを受ける場合と、配信・管理の仕事も受ける場合を比べます。実際に受ける業務や利用条件は各社の契約に合わせ、視聴の記録を技能習得の証明として扱いません。
動画の完成後に、誰の仕事が残るかを示す
例えば、支店の担当社員が社内申請の流れを学ぶ動画を作るとします。制作会社が映像を納品しても、そのファイルを社員が見られる場所へ置き、対象者へ知らせ、受講状況を確かめる仕事は残ります。依頼企業に既存の仕組みがあるのか、別の支援が必要かを、動画の品質とは別に相談できる案内が必要です。
営業ページの冒頭では、「教材にする内容を整える」「動画として仕上げる」「社員へ届ける」「受講状況を確かめる」を並べ、自社が受ける仕事と、依頼企業に担当してもらう仕事を示します。全部を受ける会社でなくても、納品後の分担が分かれば、買い手は社内で次に誰へ確認すべきか考えられます。
大阪市中央区に所在地を置くインフィネックスは、研修・セミナー動画の案内で、内容に沿った企画・構成、講演やスライドの映像化、字幕等の編集を紹介しています。府内の制作会社が、映像を仕上げる作業を具体的に説明している公開例です。この案内から、他社も同じ範囲を一括して受けるとは判断しません。[1]
自社の制作実績にも、映像の見た目に加え、「台本の整理から担当」「支給された録画の編集」「動画ファイルを納品」など、実際の担当を添えます。完成作品を一つ見せるだけで、教材の内容作りから配信後の運営まで含むように見せないことが大切です。
企画・撮影・編集の入口と、受け取る物をそろえる
相談に来る会社が持っている材料は同じではありません。説明用のスライドがある会社もあれば、講師が話す内容を一緒に整理してほしい会社もあります。既に撮影した動画があり、不要部分の編集や字幕だけを頼みたい場合もあります。「動画制作」の一つの入口で、すべてを新規撮影へ案内する必要はありません。
社内申請研修の例なら、依頼企業が申請の手順と確認担当者を決め、制作会社が承認済みの内容を台本や映像へ整える形が考えられます。制作会社が見やすく編集することと、社内の規則が正しいと確定することは別です。誰が内容を確認するかも、制作の流れへ入れます。
納品物は、完成した動画、字幕、編集前の素材、後で直すための制作データなどを分けて記します。すべてを必ず渡すという意味ではありません。実際に含む物と、別に相談する物を示すためです。動画を差し替えるときに元の制作データまで受け取れると誤解されているなら、その説明も見本の近くへ置きます。
依頼前に細かな形式を全部選ばせるより、使う場所を聞いてから確認する流れが自然です。既存の社内研修の仕組みへ載せるなら、その管理担当者と再生できる形式や必要な情報を確認します。動画の納品だけで、どの仕組みでも同じ受講記録が残ると約束しないようにします。
配信する場所と、受講状況を確かめる仕事を分ける
動画を再生できるページを作ること、特定の社員だけを対象にすること、誰がどこまで受講したかを確認することは、別の仕事です。「配信対応」「受講管理も可能」と書くなら、それぞれ何をするかを、専門用語を知らない人にも読める文章へ置き換えます。
ネットラーニングは、動画制作、ライブ配信、オンデマンド配信用の制作・加工を分けて案内し、視聴履歴や確認テスト、アンケートを組み合わせたコース化も紹介しています。完成した動画と、その後の学習の仕組みを別に説明する参考になります。同社の機能や運用体制を、自社の提供内容として転用するものではありません。[2]
社内申請研修で、制作会社は動画を納品し、依頼企業が既存の仕組みで配信・確認するなら、その分担を一枚の図にします。社員が受講する場所と、担当者が確認する場所を区別し、同じ画面で全部できるようには描きません。

記録の意味もそろえます。再生を始めた履歴、受講完了として扱う状態、確認テストの回答は同じものではありません。どの記録が取れ、誰が見られ、何をもって完了とするかは、使う仕組みと研修の運用に合わせて確かめます。「最後まで再生した」だけで、理解した、現場で実行できる、と説明することはできません。
この確認を、公開ページで社員名や受講一覧を見せて行う必要はありません。営業用には架空の情報で、どの担当が何を確認するかを説明できます。実際の受講者情報を扱う場合の運用は、依頼企業と提供側の担当者が別に決めます。
二つの契約例を、同じ教材で読み比べる
動画納品だけの依頼と、配信・管理も含む依頼を比べるときは、教材の内容を同じにすると、納品後の担当の違いが見えます。次は「社内申請の流れを説明する動画」を作る架空の二案です。すべての制作会社の標準サービスを表す表ではありません。
| 仕事 | 動画納品のみ | 配信・管理も含む契約例 |
|---|---|---|
| 教材の制作 | 制作会社が合意した範囲を担当 | 制作会社が合意した範囲を担当 |
| 社員への配信 | 依頼企業の既存の仕組みで行う | 提供側が契約範囲で担当 |
| 対象者・期間の準備 | 依頼企業が担当 | 依頼企業が決め、提供側と設定範囲を確認 |
| 受講状況の確認 | 依頼企業が既存の記録で確認 | 提供側が扱う記録と、依頼企業への渡し方を確認 |
動画ファイルを納める仕事の掲載文例
お持ちのスライドをもとに、台本の整理と撮影・編集を行い、研修用の動画ファイルを納品します。配信と受講状況の確認は、御社で利用中の仕組みで行う想定です。掲載先の条件を管理担当の方と確認したうえで、納品形式を相談します。
この文例は、動画制作と納品を受ける会社向けです。台本の整理を受けない会社なら、その部分を外します。依頼企業側が用意する場所や担当を示すことで、完成後になって「受講状況も見られると思っていた」と分かる行き違いを防ぐ案内にします。
配信や管理の仕事も受ける場合の掲載文例
研修動画の制作に加え、対象社員への配信と受講状況の確認を含む提供範囲をご相談いただけます。対象者、利用期間、必要な記録、確認テストの有無を伺い、御社と当社が担当する仕事を提案書へ記載します。社員情報の準備と教材の内容確認は、御社の担当者へお願いします。
こちらは、配信・管理を実際に受ける会社が、契約に合わせて直すための例です。受講者の登録、質問への対応、教材の差し替え、記録の書き出しを、ひとまとめに「運用」と書かず、含む仕事を確かめます。協力会社が担当するなら、制作会社の自社業務であるかのように見せず、相談先と分担を説明します。

見積りも、映像の制作と、配信・管理の仕事を対応させて読みます。一度の制作費に利用期間中のすべての支援が入るとは限りません。継続する仕事や、教材の変更時に別に相談する作業を、自社の実際の条件で説明します。公開例の価格を他社の相場として載せる必要はありません。
営業用の見本と、社内専用の教材を作り分ける
見本動画では、どんな教材を作れるかと、どこを担当したかを一緒に示します。社内申請研修の例なら、架空の申請画面と短いナレーションで、手順の見せ方や字幕の読みやすさを説明できます。営業用の見本だと明記し、実在企業の教材や受講記録に見せません。
実績として公開できる素材がある場合も、公開を認められた箇所と条件を確認して使います。社内専用の説明、氏名、取引情報、未公開の画面を、そのまま営業ページへ持ち出しません。公開できない教材は、見せられる範囲の担当作業を文章や架空の図で説明する方法を選べます。
見本の近くには、制作担当と納品後の担当を書き添えます。例えば「企画整理・撮影・編集を担当。配信と受講状況の確認は依頼企業側」の一文です。動画の中身を公開できても、受講管理まで担当した実績とは限りません。
教材の更新時期も、営業用の素材と合わせて確認します。社内の申請方法を変更したのに、古い画面の見本が現行の説明として残っていないかを点検します。制作事例として残す場合は当時の担当内容と分かるようにし、今提供しているメニューと混ざらない案内にします。
納品後の担当まで、相談文と提案書をそろえる
最初の相談では、システム名や動画の形式を知らなくても、「誰に何を学んでもらうか」「今どんな資料があるか」「社員が見る場所はあるか」から話を始められるようにします。既存の仕組みがある場合は、その管理担当者と相談できる案内を置きます。機能を決める前から、新しい仕組みを必ず導入する前提にしません。
制作会社側では、一つの現在のメニューを選び、教材の内容確認、制作、納品、配信、受講状況の確認の担当を書き出します。営業ページ、初回の返信、提案書で担当が変わっていないかを読み合わせます。「動画制作」として案内しているのに、提案書には依頼企業が行う仕事が多く残るなら、その準備を先に説明します。
公開前には、動画だけを頼みたい企業と、配信の仕組みがなく支援も相談したい企業の二通りで読みます。どちらも、自分たちが持つ資料と、納品後の担当を伝えられるでしょうか。実際の社員情報や社内教材を送らなくても、相談の用件を説明できる入口から確認します。
公開後は、「納品物に何が入るか分からなかった」「社内の配信担当へ聞く必要があると知らなかった」「受講管理も含むと思っていた」といった追加確認を残します。問い合わせ数だけで成果を決めず、どの説明が商談で不足したかをもとに、見本、図、担当の案内を直していきます。
動画の完成後まで、任せられる仕事が伝わるサイトへ
まず一つの研修動画メニューで、納品する物と、その後に社員へ届けて状況を確認する担当を書き出してください。今の営業説明と並べると、動画の見本だけでは伝わらない受託範囲を見つけられます。
みやあじよでは、現在のサービスと提案資料を確認し、担当範囲の説明、営業用の見本、二つの依頼の違い、相談の入口をつなぐサイト制作をご相談いただけます。大阪府で映像・教育サービスの伝え方を見直したい方は、大阪府のホームページ制作をご覧ください。


