「お迎えに伺います」と書かれた運転代行のサイトを見て、迎えに来た車へ乗るサービスだと思う人がいるかもしれません。事業者は利用者の車を代わりに運転するつもりでも、車と人の関係が省かれていると、同じ「迎え」という言葉から違う帰り方を想像してしまいます。
自動車運転代行を営む会社のサイトでは、利用者が乗る自分の車と、事業者の運転者が後ろを走らせる随伴車を分けて説明しましょう。誰がどの車に乗るかを示したうえで、利用者がいる場所、自分の車がある場所、帰りたい先を相談できる案内へつなぎます。この記事では、架空の車と場所を使い、図・表・掲載文・相談文の作り方を紹介します。
迎えの車を見る前に、帰り方が分かる案内へ
通常の自動車運転代行では、利用者の車を代行の運転者が運転し、利用者はその車に同乗します。もう一人の事業者の運転者が、事業者側の車で随伴します。サイトでは最初にこの関係を説明し、利用者を迎えの車で運ぶ案内と取り違えられないようにします。
全国運転代行協会の「運転代行のしくみ」も、利用者の車、代行の運転者、随伴する事業者の車を分けて案内しています。同協会は、随伴車に乗客を乗せないことも示しています。自社の図でも、利用者を随伴車へ乗せる描き方にしません。
専門語を知らない人に向けては、「随伴車」の横に「事業者の運転者が後ろを走らせる車」と添えます。「代行車」とだけ書くと、利用者が乗る車なのか、事業者の車なのかが分かりにくくなります。本文、図、電話受付の説明で、同じ物を同じ呼び方にそろえることが大切です。
車の写真を載せる場合も、その写真が利用者の車の説明なのか、事業者が使う車の紹介なのかを明記します。立派な車両写真を大きく見せるだけでは、その車に利用者が乗ると受け取られることがあります。車種の紹介を増やす前に、写真の役割を一言で示しましょう。
利用者の車と随伴車に、乗る人を対応させる
図を作るときは、人の役割と車の役割を先に決めます。利用者、利用者の車を運転する担当、随伴車を運転する担当の三つです。二台とも「車」、二人とも「スタッフ」とだけ書くより、どの車を運転する人かを名前に含めると関係を追えます。

利用者の車を一つの枠に置き、その枠へ利用者と代行の運転者を対応させます。随伴車は別の枠にし、事業者側の運転者を対応させます。人物と車の色や呼び方を途中で変えず、利用者がどちらの車に乗るかを、文字でも読めるようにします。
| 示す対象 | 説明する役割 | 混同させないこと |
|---|---|---|
| 利用者の車 | 代行の運転者が運転し、利用者が同乗する車 | 事業者から借りる送迎用の車とはしない |
| 代行の運転者 | 利用者の車を代わりに運転する担当 | 利用者自身が運転して帰る図にしない |
| 随伴車とその運転者 | 事業者の車で、利用者の車に随伴する担当 | 利用者を随伴車へ乗せる案内にしない |
図がなくても、見出しと本文で同じ内容が分かることも確認します。画像の中だけに「利用者はご自身の車へ乗ります」と書くより、仕組みの説明にも短く残す方が、画像を詳しく見ない人にも伝えられます。画像の内容を文章で説明する代替テキストにも、二台と人の関係を要約します。
利用者がいる場所と、自分の車の場所を結ぶ
「迎えの場所を教えてください」という一つの質問だけでは、利用者がいる場所と、車を止めている場所が同じか分からない場合があります。例えば、架空の「店A」に利用者がいて、車は別の「駐車場B」にある場面です。二つの場所が同じ場合もあるため、常に離れていると決めつけず、受付で照らし合わせられる案内にします。
予約前の説明には、「いまいらっしゃる場所」「お車がある場所」のように、何の場所を聞いているかを添えます。店名だけを受け取ったときも、車がそこにあるという意味まで自動で補いません。住所や駐車位置を詳しく伺う方法は、実際の受付担当者の案内へつなぎます。

行先についても、迎えの場所と別の情報として聞けるようにします。自分の車をどこから、どこへ運転してもらいたいかが分かれば、受付側が必要な確認を進められます。ただし、入力した時点で迎え方や移動方法まで確定した表示にはしません。
場所が分からない人へ、推測で番地や駐車位置を入れさせる必要はありません。「車の場所がはっきりしない」と話せる窓口を残し、担当者と確認します。サイト上で一律の停車位置や待つ場所を指定せず、当日の状況を確認する案内と結び付けます。
通常の代行と、別の運転サービスを混ぜない
寝屋川市を営業エリアに含むJIN代行の公開案内は、通常の運転代行と別に、運転請負も紹介しています。よくある質問でも、担当の向かい方などを分けて説明しています。自社に複数のサービスがある場合も、同じ図にまとめず、実際に受ける仕事ごとに確認する参考になります。
ここで参照する地域の事実は、同社が寝屋川市への対応を案内していることです。ページに載る飲食店の住所を、運転代行の事業所所在地と読み替えるものではありません。自社の案内でも、営業所、対応エリア、利用者と合流する場所は、別の情報として載せます。
車だけを移したい相談や、日中の運転を頼みたい相談も受けるなら、それぞれの入口へ案内します。通常の代行図を見せたまま、利用者が乗らない別の依頼まで同じ仕組みだと説明しないようにします。受けない仕事は、その相談先を自社で案内できるかも含めて確認します。
ほかのサービスを分けて載せることは、依頼者に法律上の分類を選ばせることではありません。「自分も車に乗って帰りたい」「車だけを移す相談をしたい」など、目的から受付へ進めるようにします。相談の可否と実施する方法は、事業者が現在の提供内容に合わせて確認します。
「お迎えします」に、乗る車の説明を添える
仕組みの図の近くには、利用者が一度で読める短い文章を置きます。例えば、通常の自動車運転代行を案内するページなら、次のような掲載文が考えられます。車種や人数、対応条件は、自社の受付と合わせて補う文例です。
お客様のお車を代行の運転者が運転し、お客様はご自身のお車に同乗して目的地へ向かいます。事業者の別の車が随伴します。随伴車は、お客様が乗る送迎車ではありません。ご相談の際は、いまいらっしゃる場所、お車がある場所、行先をお知らせください。
この文章を読んだ後に、受付時間、対応地域、料金や必要な確認事項の案内へ進める順番にします。料金の細かな説明を先に読む人にも、誰がどの車で移動するサービスかが見えるよう、仕組みの見出しへの案内を残します。
掲載情報は、現在の受付とそろえる必要があります。電話では別の条件を伝えているのに、サイトには古い時間や料金が残ると、仕組みを理解していても相談が行き違います。車両、受付方法、提供するサービスが変わったときに、図や返信文のどこを見直すかを決めておきましょう。
帰り方と車の場所から、受付へ話せるようにする
最初の相談例は、専門語を使わずに状況を伝えられるものにします。利用者が自分の車で帰ることを理解し、車がある場所と自分がいる場所を分けて話す内容なら、図を読んだ後の行動につながります。
自分の車に同乗して帰る運転代行を相談したいです。いまは店Aにおり、車は別の駐車場Bにあります。行先は自宅です。まず対応できる時間と、受付でお伝えする情報を伺えますか。待ち合わせ方は、確認したうえで案内をお願いします。
店A、駐車場Bは説明用の名前です。実際の利用者情報や住所を公開見本に載せる必要はありません。問い合わせを受けた状態と、受付側が内容を確認して依頼を受けた状態も分け、送信完了だけで配車が確定したように見せないようにします。
公開前は、初めて運転代行を頼む人のつもりで、仕組み、図、受付の説明、最初の返信まで読みます。利用者が随伴車へ乗ると思う箇所はないか、自分の車の場所を伝えられるかを確かめます。実際に予約を送らなくても、説明の取り違えを点検できます。
人と車の関係が伝わる運転代行サイトへ
まずは通常の代行サービス一つで、利用者、二人の運転者、二台の車を並べてみてください。普段の電話説明と比べると、サイトで省いていた関係や、同じ言葉で呼んでいた別の車を整理できます。
みやあじよでは、事業者が確認した仕組みと受付方法をもとに、人と車の図、対応範囲、掲載文、相談への案内をつなぐサイト制作をご相談いただけます。代行サービスの伝え方を見直したい方は、寝屋川市のホームページ制作をご覧ください。


