無料相談

売上あげる、
おてつだい。

  1. トップページ
  2. コラム
  3. 記事

コラム

型番の違いが伝わる、卸売サイトの商品一覧とは

チップス

卸売・専門商社の商品一覧で似た型番を比較しやすくする設計。寸法・仕様・互換確認項目を同じ順序で並べ、判断できない条件を明示し、商品詳細と相談へつなぎます。

卸売・商社の商品比較を想定し、大きさの違う二つの金具と仕様資料を商品サンプル台で見比べる生成イメージ

卸売・専門商社の営業・Web担当の方は、型番の違いについて同じ質問を何度も受けていませんか。写真と型番だけが並ぶ商品一覧では、買い手が違いを見分けにくくなります。営業には「末尾が違う二つは何が違いますか」「今使っている型番の代わりになりますか」という電話が届きます。商品詳細を一つずつ開き、PDFの別々のページで寸法を探さなければならないなら、一覧は選定の入口になっていません。一方で、外形が似ているからといって、サイトの担当者が互換品と判断して表示することもできません。

みやあじよは、営業の方への聞き取りと商品資料から、似た型番を比べられる商品一覧と詳細ページを制作します。寸法・仕様・互換確認項目の比較表で違いを示し、表だけで判断できない条件は、商品担当への確認につなぎます。ミスミのご利用ガイドは、仕様や寸法による絞り込みと、商品リストの「一覧」「写真」「仕様比較」の表示切替を案内しています。これは一つの運用例です。自社サイトで同じ機能を全て実装する前に、買い手から繰り返し聞かれる違いを、現行資料で確かめることから始めます。

型番の違いを何度も聞かれるなら、一覧の見せ方を見直す

商品名が同じで、型番の末尾だけが異なる商品は、一覧の写真だけでは選びにくいものです。違いが長さなのか、取付方法なのか、材質なのか、セット内容なのかが画面に出ていなければ、買い手は商品詳細を行き来するか、営業へ問い合わせます。問い合わせが多い理由は「説明が少ない」だけとは限りません。型番を並べる順序や、違う項目の見せ方が揃っていない場合もあります。

当社は、まず営業が受けた質問を十件ほど読み、どの型番を比べ、何を確かめようとしていたかを拾います。電話の記録に顧客名や固有の設備名があれば、公開用の資料へそのまま移しません。「外形寸法を比較したい」「既設品に取り付くか確認したい」のように判断の種類へ変えます。次に、商品台帳、メーカーの仕様書、公開中の商品ページを横に並べ、同じ値を指す項目が別名で記載されていないか確かめます。

比較表を作る対象も限定します。用途も仕様も違う商品を一枚に入れると列が増え、空欄ばかりになります。同じシリーズ、共通の選定軸、現実に比較される型番群から始めます。シリーズをまたいで選ぶ必要がある場合は、先に用途や接続条件で候補を絞り、その後で同じ項目で比べられる商品だけを並べます。商品のグループ分け自体が曖昧なら、比較表より分類の見直しが先です。

一覧で候補を選び、詳細で仕様を確かめられる構成へ

当社が商品一覧を制作する際は、候補を減らすための項目を載せます。型番、識別できる写真、選定を左右する寸法、材質、接続・取付の条件などです。詳細ページには図面、寸法の測定位置、注意事項、仕様書の版、関連部材、見積や確認の窓口を置きます。一覧へ仕様書の全文を縮小して貼ると、スマートフォンでは文字が読めず、差も見えません。

ミスミのガイドが商品リストから商品詳細へ進む流れを示すように、一覧では候補を絞り、詳細では仕様や条件を確かめます。自社サイトでは、比較に使う値から元の型番詳細へ移れるようにします。表の型番をクリックしたら同じ型番の商品詳細へ進む、一覧へ戻ったときにも比較していた条件を確認できるなど、画面の移動を実際に試します。似た型番を一つの詳細ページにまとめる場合も、選択中の型番と表示された寸法が一致しているか確かめます。

在庫、最小ロット、納期も商談には必要です。しかし、これらの情報は、寸法や材質などの仕様とは更新頻度が異なります。常に最新値を同期できないなら、「取扱い」と「在庫あり」を同じ表示にしないようにします。取引条件全体の案内は別ページへつなぎ、この比較一覧では商品を取り違えないための情報を先に置きます。価格が個別見積なら、比較表に空欄を残す代わりに、何を添えて相談すれば回答できるかを明示します。

営業の質問から、一覧に載せる比較項目を選ぶ

当社は商品担当と、列を決める前に各型番の原本を確認します。商品台帳の入力項目が同じでも、仕入先ごとに「全長」「外寸」「取付寸法」が指す位置は違うことがあります。単位がmmとcmで混ざり、値をそのまま並べると差が大きく見えたり、逆に同じに見えたりします。表示名、測定位置、単位、許容差、図面へのリンクは、商品担当と確認してから揃えます。

ミスミが公開する仕様比較表では、廃止品と推奨品について型式、コネクタ、極数、外寸、端子を同じ項目ごとに対比し、共通点と変更点を示しています。どの項目が選定に関係するかを一枚で見る例として参考になります。ただし、あるメーカーの「推奨品」を別の事業者の商品へ当てはめたり、外寸が近いことを互換の証明にしたりはできません。自社が扱う型番では、メーカー資料と営業・技術担当の確認範囲に従います。

一覧に残す項目は「それを見れば候補が減るか」で選びます。型番間の比較に使わない共通仕様を何列も並べるより、共通条件はシリーズ説明へまとめ、差がある寸法や接続条件を前に出します。差がないことも重要な場合は「共通」と明示します。「同じ」とだけ書くと、どの資料のどの範囲で同じかが分かりません。製造時期や仕様改定で変わる項目には、確認した資料版と更新日を管理します。

寸法・仕様と互換確認の比較表

寸法の異なる金具三点と図面、比較用紙を置いた机
外形だけで選ばず、測る場所と確認資料を揃える。

以下は、当社が商品担当と比較項目を考える際に使う、二つの金具の比較表の設計例です。A-100とA-120は説明用の型番で、数値は製品仕様ではありません。実際の公開前にはメーカーの図面と商品台帳から値を転記し、単位と測る位置を確認します。互換の行には簡単な「可・不可」を置かず、判断に必要な資料と窓口を示します。比較表を完成させてから相談する必要はありません。今の一覧と、電話でよく説明している型番の組合せからお聞かせください。

表は左右にスクロールして確認できます。

比較項目 A-100の表示欄 A-120の表示欄 公開前の確認
外形寸法 図面の寸法と単位を記入 同じ測定位置の寸法を記入 図面版、測定位置、単位
穴位置・取付 穴数とピッチを記入 同じ名称・順序で記入 取付図と付属品の有無
材質・表面処理 メーカー表記を記入 メーカー表記を記入 同義語の統一と例外
対応する機器 確認済み範囲を記入 確認済み範囲を記入 機器側型番と資料の版
旧型からの置換 担当確認へ案内 担当確認へ案内 置換条件と相談窓口

設計例で「記入」とした欄を、そのまま公開画面に残すわけではありません。原本が確認できた値だけを掲載し、確認できない項目は空白でごまかさず「要確認」と問い合わせの入口を示します。材質や表面処理の名称が似ていても、同一の性能を意味するとは限りません。メーカーの正式な表記を保持し、買い手が比較するときの短い説明は別欄へ添えます。

互換確認は、寸法の大小だけでは終わりません。取り付ける相手側の型番、穴位置、許容される使用条件、付属品、製造時期など、商品によって必要な確認が変わります。当社が制作する比較表も「何を確認すればよいか」を示し、適合の最終判断は資料を持つ担当へ渡します。旧型番の検索から来た買い手には、現行候補を表示しても、自動的に「交換できます」と言い切らない構成にします。

営業への聞き取りから、比較一覧を制作する流れ

資料を照合し、型番差を選び、一覧に表示して相談へつなぐ順序図
資料の版を確かめてから差分を一覧に載せ、適合相談へ渡す。

当社への制作相談では、営業の方から商品と質問の傾向を伺います。一つ目は資料の照合です。営業が使う商品台帳、メーカー図面、公開カタログ、サイトの現行値を型番ごとに並べ、原本と版を確かめます。二つ目に、買い手が実際に迷う項目を選び、共通項と差分を分けます。三つ目に、同じ列順と単位で一覧へ載せ、型番詳細へつなぎます。四つ目に、表だけで判断できない適合や代替の相談を、必要な情報を添えて担当へ渡します。

この順序を飛ばし、先に見栄えのよい比較画面だけを作ると、元データの矛盾が公開時に現れます。寸法欄にどの図面の値を入れるか決まらないまま、型番数だけ増やさないようにします。まず一シリーズ、数型番で試し、営業が電話で説明する内容と画面の表現を照合します。もし説明が表に入らないなら、比較項目が足りないのか、詳細ページで説明すべき条件なのかを分けて考えます。

検索結果と比較表で、型番や仕様が食い違わないように

型番を知っている買い手は型番検索から入り、知らない買い手は用途や寸法から探します。どちらも同じ正式な型番詳細に着く構成にします。検索結果と比較表で「全長」の値が違う、PDFだけ新仕様という状態では、どの画面を信じればよいか分かりません。当社は現在の商品データの管理方法を伺い、商品マスタに正式型番と比較用の項目を持たせる設計を検討します。表示画面と資料の更新元も明らかにします。

当社が絞り込みを制作する場合は、商品担当と値の表記を先に整えます。「ステンレス」「SUS」「SUS304」が同じ欄に混在していても、機械的に同一材質と統合しません。正式な材質と検索用の分類を分け、どの型番を同じ条件へ含めるか商品担当が確認します。寸法も数値と単位を分けて持ち、範囲で検索するなら測定位置が同じか確かめます。条件を選んでも該当しない型番を、単なる人気順の商品で埋めないようにします。

比較候補を選択する機能がなくても、一覧表で数型番を横に並べることはできます。機能開発が必要かを決める材料は、型番数、仕様変更の頻度、比較される組合せ、担当者が管理できるデータ量です。最初の改善では、よく比較されるシリーズを固定の表にし、利用状況を見て絞り込みや比較保存を検討する方法もあります。多機能な検索画面を導入する前に、正しい掲載値を維持するため、確認・更新の担当と手順を決めます。

スマートフォンでも型番と寸法を追える比較表へ

当社は比較表を制作するとき、スマートフォンで型番と寸法を追えるかも確かめます。列が多い表を画面幅へ縮めると、文字が読めなくなるためです。横スクロールにするなら、その案内を表の手前に置き、操作できる領域を見えるようにします。型番列を固定する設計や、二型番ずつ表示する設計も考えられます。どの形でも、ある数値がどの型番と項目に対応するかが画面上で追えることが条件です。

W3Cの表のガイドは、データ表で見出しセルとデータセルの関係を明確にするよう示しています。見た目だけ太字の行を作るのではなく、型番や項目名を表の見出しとして構造化します。比較対象が増えすぎて複雑になるなら、シリーズを分ける方が読みやすい場合もあります。公開前にパソコンとスマートフォンで表を開き、拡大したときや横へ動かしたときにも見出しを見失わないか確認します。

仕様変更や廃番の案内も、商品ページと一緒に更新する

商品台帳、PDF、営業資料、Web一覧が別々に更新されると、同じ型番でも、資料とWeb一覧で寸法が食い違うおそれがあります。当社への商品情報の更新依頼でも、型番、変更する項目、変更前後の値、根拠資料、資料版、確認者、公開日を確認して残します。誰が値を確定し、誰が画面へ反映するかを決めることが、比較機能そのものと同じくらい重要です。

廃止品や後継品は、単に古いページを消すと、保存されたURLや旧型番の検索から来た買い手が行き場を失います。旧型の詳細に販売状態を示し、後継候補と確認が必要な違いを案内します。置換の可否はメーカー資料と商品担当の判断に従い、資料で確認できない範囲は相談へつなぎます。仕入先が更新を通知する項目と、自社がサイトで更新する項目を分けておきます。

当社への更新相談でも、「電話が減ったか」だけで判断しません。どの型番ペアが閲覧されたか、比較表から詳細へ進んだか、問い合わせに必要な旧型番と使用条件が添えられたかを見ます。電話で同じ質問が続くなら、一覧に差分がないのか、表の見出しが分かりにくいのか、互換の判断が本当に個別確認を要するのかを営業と点検します。公開できない判断を無理に表へ押し込まず、相談の入口と返答手順を改善します。

型番違いの比較一覧では、買い手が候補を絞るのに必要な違いを揃え、表だけで判断できない条件を、必要な情報を添えて担当へ確認できるようにします。当社はまず一シリーズの原本と問い合わせを伺い、寸法・仕様・互換確認項目の表を作りながら、一覧、詳細、資料、相談のつながりを考えます。

参考資料

マーケター・コンサルタントの皆様へクライアントの「価値」を伝えるWebトータルパートナー提携Webに関するトータルからスポット作業まで必要な部分だけお任せできるWeb制作パートナー提携