集客はSNSだけでは不十分!WebとSNSを同時に運用するために知っておきたい4つのこと

2019.06.17

ホームページだけでなくFacebook、Twitter、Instagramの運営…
こうした複数のSNSの運用が、今では集客に欠かせなくなりました。
どれを使うかは自分たちのビジネスに合う合わないで決まりますが
SNSを単独で運営していても集客効果は半減です。
集客を考えるなら、ホームページとの連動を常に考えてください。

今回はそのSNSをホームページとうまく連携させ、集客につながる方法を4つに分けてお話しをします。

①SNS運用のメリットとデメリット

企業のSNS運用はメリットばかりではありません。
デメリットも含めて知っておくと失敗するリスクが減ります。

メリット

1.商品・サービスを無料で宣伝できる

商品やサービスなどの宣伝を行うには、お金を払って広告を打つ必要があります。
一方、SNSを上手く運用できれば、広告費をかけずに無料で自社商品やサービスを宣伝できます。

2.商品の認知度を拡大できる

Facebookなら「シェア」、Twitterなら「リツイート」など、SNSには情報を他者と共有する機能が備わっています。
ユーザーに「これは良い」「周りの人にも知ってほしい」と思われた商品や情報は、他のユーザーに拡散され、新たな顧客を獲得できます。
※新たなファン獲得は企業や商品のブランディングに繋がります。

3.ユーザーの意見を聞ける

SNSの特徴はユーザーと直接やりとりができることです。
SNSを通じて企業と個人が直接かかわることで、ユーザーの意見を吸い上げるチャンスがあります。

4.ファン化に繋がりやすい

SNSは企業側からユーザーに直接アプローチできるため、ユーザーへ気軽にアクションできます。いいね!やRT、フォローなど、企業の方から個人にアクションすることで、ユーザーは「あの企業が私にアクションしてくれた!」と喜びを感じ、ファン化に繋がりやすい傾向にあります。
※広告には出せない人間らしさを、SNSで表現できると良いと思います。

デメリット

1.炎上のリスクがある

SNSは拡散性が高い一方で、「不適切な発言」や「誤操作」などで思わぬ情報がユーザーに拡散されてしまうこともあります。
またリアルタイムで情報が拡散されていくため、ネガティブな情報が多くのユーザーの目にさらされて炎上につながる可能性もあります。

2.魅力がなければ効果がでない

SNSマーケティングは、単にアカウントを作って情報発信するだけでは大きな効果を期待できません。
ユーザーにとって有益なコンテンツ・共感してもらえるコンテンツを発信することで、はじめて拡散につながります。
※常にユーザー目線を意識し、魅力的な内容になるよう工夫しましょう。

3.継続的な顧客獲得が見込みにくい

Googleなどの検索エンジンでは、検索順位で上位を獲得できれば、一定期間継続して流入を獲得できます。
一方でSNSに発信したコンテンツは、一つひとつは極めて短期的にしかユーザーに触れられず、また過去に発信したコンテンツから流入が発生することもあまりありません。
単一コンテンツでの継続的な顧客獲得が難しい以上、日頃から積極的にコンテンツを発信する必要があります。

4.成果を出すまでには中長期的な運用が必要

SNS運用は、誰しもフォロー・フォロワーともにゼロからスタートします。もちろん最初から効果が出るはずがありません。
質の高いコンテンツを作り続けて少しずつフォロワーを獲得し、中長期的な目線で運用を考える必要があります。

②集客目的のSNS選び

各SNSにはそれぞれの特徴や向き不向きがあります。その違いをみてみましょう。

Facebook

Facebookの登録者は、高年齢者やビジネスに利用している人が多く、実名登録という性質上記事や情報の拡散はされにくいです。
ただし、ユーザー間のリアルな繋がりは強く、口コミ的にじわじわと広まっていきます。
既にFacebookを利用していて、繋がりの多い方や、郊外の立地の店舗や、プライベートサロンなどは相性が良いと思われます。

オススメな業種
・自分の健康にかかわる医療関係やエステ
・将来にかかわる結婚相談所
・子供を通わせる学習塾
・入会金などがかかるゴルフ場などです。
特に信頼度の高さが重要になってくる業種で使うと効果を発揮します。

Twitter

Twitterは全世界で多くの利用者数を誇っています。短い文章のツイート(投稿)が主な機能ではありますが、写真や動画を添えて投稿することも可能です。
気軽に投稿しやすく、情報も拡散されやすく、Facebookと比べるとフォロワーも増やしやすいです。
また、投稿が「リツイート」されることで、リツイートしたユーザーのフォロワーにも投稿が表示されるため、拡散力に長けているSNSだと言えます
そこがうまくできれば、店舗のブランディングや間接的な集客に役立ちます。

オススメな業種
・ゲームやアニメ関連
・バンドなどの音楽活動
・単館上映映画
・占いなど
少しマニアックな面があるものの宣伝に効果を発揮します。

Instagram

Instagramは写真・動画に特化したSNSで、全世界で10億人、日本国内で2,900万人以上の利用者がいます。
多くのモデルや芸能人が利用していて、日本でも若い女性を中心に利用が広がっています。
その一番の特徴は「写真・動画」を通じたコミュニケーションであるということ。
「オシャレ、おもしろい、キレイ」なイケてる写真や動画が好まれるというのが中心的な文化として根付いています。
写真は画像+ひとことで投稿が出来るので、忙しいお店の方でも続けやすくフォロワーも比較的獲得できると思います。

特に動画では比較的、新しいアプローチ方法として注目を集めています。
アピールしたい商品やサービスの「試してみたい」と感情に訴求できる動画や、ブランドストーリーをおしゃれな動画にして、視覚的に華やかな動画にしましょう。写真よりも動画の方がユーザーの反応が良いです。

オススメな業種
・飲食業
・旅行代理店
・住宅リフォーム
・ネイルサロン
・ヘアサロン …
一目で見てパッと目を引く写真の題材がある業種には効果的な集客ツールになります

SNSにはそれぞれ特徴があり、利用している年齢や性別、ユーザー層にも違いがあるので、目的に合わせて最適なSNSを選んでいきましょう。

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③ホームページの必要性(Web)

ホームページが必要をお話します。

売上げアップにつながる

ホームページを制作する理由は、『ホームページを作成すれば、少しでも売上げに貢献する』という期待がありませんか?
実際に、ホームページの目的を明確にして、目標を立てて運営している企業は、売上げアップにつがなる成果を上げてます。
ホームページを持てば、必ず売り上げがあがるわけではありませんが、ユーザーの行動につながる設計と運営をすることで売上げがアップします。

問い合わせの窓口になる

『ホームページからの問い合わせを増やしたい』と 思っている方も多いと思います。
問い合わせをもらえれば、営業コスト少なくなります。
ホームページが担う役割は、最初の入り口です。適切に運営ができれば、『問い合わせを増やす』という成果を上げることができます。

ホームページからの問い合わせを増やしたい』と 思っている方も多いと思います。
問い合わせをもらえれば、営業コスト少なくなります。
ホームページが担う役割は、最初の入り口です。適切に運営ができれば、『問い合わせを増やす』という成果を上げることができます。

信頼感や安心感が増す

多くの人が、パソコンやスマホで情報を探しています。
必要な情報、価値ある情報がホームページに用意されていることはお客様からの信用や信頼を得ることができます。
また、同じサービスを提供している会社があった場合、『ホームページがない会社』より『ホームページがある会社』の方が信頼感や安心感はあります。

営業ツールとして活用できる

ホームページに必要な情報、アピールする内容、役立つ内容をのせてあれば、営業で使えます。
お客様との打ち合わせのなかで会社パンフレットや営業資料が手元にない場合でも、タブレットやノートPC等のホームページの画面を表示しながら説明することも可能です。
またプリントアウトしてお客様にお渡しするという使い方もあります。

[なんとなく作ってない?]ホームページを作る意味と重要性!

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④SNSとホームページの連携

SNSでお客様とコミュニケーションを取り、会社や商品の新着情報、ブログの更新情報を流します。企業や事業の等の詳しい情報は用意したホームページにアクセスしてもらい、商品・サービスの利用につなげる。この方法が効率がよく相乗効果に期待できる連携ではないでしょうか

ホームページとSNSの連携方法については、主に2つの方法があります。

リンクによる遷移埋め込み表示です。

オススメは情報が整理し、内容も最新に表示される埋め込み型です。

TwitterやFacebookを埋め込むと、Googleの検索エンジンにサイト内のコンテンツとして認識されます。サイトもしっかりと更新されているとみなされ評価も良くなります。

SNSをよく活用する人ほど、リンク型の連動よりも、埋め込み型の連動の方がSEO的に有利です。

Instagramの埋め込みは、ギャラリーページとしても活用できるのでおすすめです。

【実はSEOにも効果アリ!?】今、多くの企業がSNSを使っている理由とは?

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まとめ

ホームページがあることは商品・サービスの理解がしやすくなります。
でも、どんなに良いものでも、発信しなければ誰も知ることができません。

SNSのメリットを利用しホームページの商品・サービスを発信しましょう。
更にホームページがSNSの受け皿となることで双方の流入が見込めるようになります。互いの相乗効果を図らいましょう。

とりあえずホームページを作成しておけば…という考えはやめましょう。
多少のコストもかかりますし、サイト設計、SEO対策、コンテンツ作成、運営ノウハウなどがないと売上げアップにも問い合わせもつながらないホームページなってしまいます。
まず、売上げを上げたい、問い合わせを増やしたい、アクセス数を増やしたいなどの目的を明確にしましょう。

最後に
常にユーザーの目線になって情報を発信していくことが大切です。情報を発信する側は、つい自分の伝えたい情報を発信してしまう傾向になってしまいがちです、それでは相手の求める価値のコンテンツにはなりません。常にユーザーにとって役に立つ情報を発信し続けることが一番の集客の近道かもしれません。

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