【SEO】今すぐできる!ローカル検索 5つの対策法

2019.06.24

突然ですがみなさん、PCやスマホで近くのカフェを検索するとき、どのようなキーワードで検索しますか?

例えば「堺市 カフェ」「堺駅 カフェ」といった地名+キーワードで検索するという方、もしくは「カフェ」とだけ検索する方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「カフェ」だけで近くのカフェが検索できるのか疑問に思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。実際に弊社のパソコンで検索してみると下記のような検索結果になります。

いかがですか?きちんと近隣のカフェが表示されますね。もちろん現在地によって結果は変わりますよ。
これにはgoogleによるローカル検索とベニスアップデートというSEOアルゴリズムが関係しています。

この記事では、それぞれの特徴や上位に表示させる対策方法を記載していきます。ぜひ最後までご覧ください。

ローカル検索とベニスアップデート

・ローカル検索とは

先ほどのように「キーワード + 地域名」での検索や、「地域制の高いキーワードのみ」での検索、それらすべてがローカル検索です。
これらは特にスマホユーザーの利便性を高めるための機能としてgoogleが提供をはじめ、いまではパソコンで検索する際もこの機能を利用しています。

また、検索結果の頭にGoogleマップが出てくると思いますが、そのすぐ下に3店舗分の情報が出てきますよね?(これを3パックと呼びます)
その検索結果部分のことをローカル検索結果と呼んでいます。自然検索結果についてもローカル情報に影響されて地域制が反映されています。

・ベニスアップデートとは

ローカル検索の中でも、「キーワードのみ」で検索した場合にユーザーの位置情報をもとに近隣の情報を表示させるアルゴリズムが『ベニスアップデート』です。2015年1月ごろから日本での導入が始まりました。

先ほどの例をとっていえば、大阪で「カフェ」と検索した時と、東京で「カフェ」と検索した時で検索結果が異なるのは、このアルゴリズムが働いているからです。ちなみに、googleではユーザーの使用する端末のGPS、IPアドレス、ロケーション履歴などをもとに、位置情報を割り出しています。みなさんも経験あるかと思いますが、精度はかなり高いです。

これによって、今まではレビューサイトや全国展開していた企業が上位の検索結果を占めていたのに対し、地域に密着している個人店なども上位に表示されるチャンスがひろがりました。

・関係のある業種

ただし、このベニスアップデートはすべての業種に適用されているわけではありません。以下は影響のあるとされているビジネスの一例です。

  • 飲食(バー、レストラン、カフェetc)
  • 美容(美容室、脱毛サロン、エステサロンetc) 
  • 士業(弁護士、税理士、司法書士etc) 
  • 教育(塾、英会話、料理教室etc) 
  • 医療(病院、整骨院、歯科etc) 
  • 地域密着(不動産、鍵修理、クリーニングetc)

そのほか、対象ビジネスを挙げるときりがありません。
要は「お店(店舗)」を運営しているビジネスは一通りベニスアップデートの影響を受けるはずです。

・ピジョンアップデートとは

ベニスアップデートと間違われやすいアルゴリズムに『ピジョンアップデート』があります。
ピジョンアップデートは海外で採用されているアルゴリズムで、ローカル検索と通常検索の結びつきを強めて地域情報結果の品質を高めるのが目的です。
つまり、こちらは「キーワード + 地域名」で検索したときの精度をより高めようというアルゴリズムです。

今すぐできる!!5つのローカルSEO対策

このローカル検索によって、検索結果の地域差がひろがります。今後はより地域に密着したサイトづくりができれば、検索結果の上位に表示させることができるのです。

では、どのようなサイトが地域に密着したサイトといえるのでしょうか?ここでは、主にベニスアップデートに対応した5つのSEO対策をご紹介します。

1.「hタグ」や「titleタグ」に地名キーワード

「堺市のカフェ」「堺駅近くのカフェ」というように、hタグ(HTMLの「h1」や「h2」のことです)やtitleタグに地名をさすキーワードを入れます。
ただし、不自然に地名を羅列するのではなく、ユーザーが求める情報に応じてキーワードを選びましょう。

2.地域コンテンツの充実

地域に関連したコンテンツを作ってみましょう。
例えば近場の観光地の情報や、不動産業であれば地域のおいしい飲食店なんかも良いですね。また最寄り駅の情報なども必要な情報といえます。

3.外部リンクをもらう

地域のポータルサイトなどからリンクをもらうと、業種で検索された際に上位に表示される確率が飛躍的にアップします。
リンクをもらえるよう、良質なコンテンツを提供しましょう。

4.NAPを統一する

NAP」とは、

  • Name(店舗や会社の名前)
  • Address(所在地)
  • Phone(電話番号)

の頭文字を取ったもののこと。

ウェブ上でNAPが言及(サイテーション)されるときは統一された様式になるようにしておくのが、

Googleマップ検索など地域情報の検索クエリに対して適切な結果を表示されるようにするのに好ましいとされている

(引用:WEB担当者フォーラム

簡単にいうと、WEB上のあらゆるところに表示される「名前・住所・電話番号」をすべて統一しておく、ということです。
見るページによって電話番号が異なってはユーザーは混乱しますよね?
また、違う表記になっていると、Googleが同一店舗の情報とみなしてくれない場合もあります。そのため、レビューサイトや検索結果上の表記も統一する必要があるのです。

5.Googleマイビジネスに登録する

ローカルSEOにおいては、Googleマイビジネスに登録されていることが必須といわれています。
登録は無料で可能なうえ、ローカル検索結果で上位に表示させるには非常に効果的です。Googleでも公式にアナウンスされています。
ぜひとも登録しておきましょう。

おわりに

いかがですか?みなさんのサイトは、地域ではどのように表示されているでしょうか。今までは全国からサイトの閲覧や来客があったのに・・・と思われている方、あなたのコンテンツは地域に特化したページになっていましたか?

これを集客チャンスがひろがった!ととらえるか、それともライバル店にお客がとられてしまうと考えるか。
今までは知名度のなかった店舗でも、対策次第では地域客のみならず、たまたま訪れた遠方客の獲得も見込めます!
ぜひこの機会に、自身のコンテンツを見直してみましょう。

弊社チップスではそのほかのSEO対策についても解説していますので、あわせてご活用くださいね。

週に1回、ちょっと役立つ
WEB系メルマガをお届けします。

当社では企業のWEB・EC担当者の方に向けてウェブ制作やデザイン、SEOやマーケティングに関する最新情報を週1回配信しています。
ぜひインターネットビジネスの業務改善や課題解消にお役立てください!

〈配信内容〉
・ウェブサイトのアクセス数をアップするための対策情報
・ウェブ業界の最新情報
・ウェブサイト制作に活用できる補助金情報
・ウェブを活用した採用活動に役立つ情報

カテゴリー

アーカイブ

サービス