SEO対策とは?
そもそもSEOとは「検索エンジン最適化」という意味の言葉です。ユーザーが、調べたい情報のキーワードをGoogleの検索にかけた際に、知りたい情報にヒットする記事が表示されるようにGoogleが促すことを言います。このGoogleの特性を利用して、記事・ブログのライターや会社のホームペジ管理者などが、自分たちの執筆記事が検索結果の上位表示を狙うことが「SEO対策」です。SEO対策の主な例としては、以下のようなものがありあす。
- ネットユーザーが検索にかけそうなキーワードを記事に多く組み込む
- キーワードに関連する用語を記事に組み込む
- 記事の閲覧に訪れたユーザーがどのような行動をとったのかをデータ収集する
SEO対策は、記事を訪問するユーザーを増やし、結果的に集客や利益に繋げるために欠かせない手段です。
ブログでSEO対策が役に立つ3つの理由
ブログ記事でも、SEO対策はもちろん役に立ちます。その理由を3つまとめました。
- Google検索の上位表示を狙える
- 閲覧数が上がると集客につながる
- 特定層のターゲットを狙いやすくなる
順番に解説します。
Google検索の上位表示を狙える
ブログ記事を書くときにSEO対策をすると、Google検索の上位表示を狙いやすくなります。これは、Googleに内蔵された「クローラー」というロボットの仕組みによるものです。クローラーは、Web上にある数々のサイトを自動で動き回って情報収集するAIロボットのようなものです。検索にかけられたキーワードから瞬時にユーザーのニーズを洗い出し、ユーザーが今欲しいと思っている情報に最適な記事を検索上位に示す働きを担います。そのため、ネットユーザーが検索しそうなキーワードを記事に組み込めば、クローラーに記事を認識してもらいやすくなり、結果的に検索の上位表示を狙えるということです。記事が検索結果の上位に表示されるということは、それだけネットユーザーの目に留まりやすく、クリックされる確率が上がります。
閲覧数が上がると集客につながる
ブログ記事の閲覧数が上がるということは、その分ネット上での集客率アップにつながります。例として、「敏感肌用のオーガニック化粧水」を知りたいユーザーがいる場合で見ていきましょう。
- あなたは美容サロンオーナーです。サロンでは様々な美容用品を取り扱っており、ネット販売もしています。
- ネットユーザーが検索ボックスで「オーガニック化粧水 敏感肌 おすすめ」と検索
- 検索上位に出てきた「敏感肌におすすめの化粧水まとめ」のブログ記事を訪問
- ブログ記事内で紹介しているオーガニック化粧水に、ユーザーが興味を持つ
- ユーザーはちょうど自分の肌に合う化粧水を探し求めていたため、サロンの通販サイトで商品を購入
このように、ブログでの集客を結果的に利益につなげるのも、SEO対策の目的の一つであり、メリットです。
特定層のターゲットを狙いやすくなる
SEO対策では、キーワードの選び方によって、特定層のターゲットを狙いやすくなります。これは、ユーザーが検索結果をより狭く絞りたいときに、検索上位に表示されやすくする方法です。記事のターゲットが「カフェ店員に転職したい20代の男性」と仮定して説明します。この場合、「カフェ店員 転職」と検索する人は、より深い情報を求めて「カフェ店員 転職 20代 男性」と検索する可能性も高いです。するとGoogleの検索結果には、カフェ店員・転職・20代・男性の4つのキーワードがより多く含まれた記事が上位表示されます。したがって、「カフェ店員に転職したい20代の男性」は、検索上位に出てきた記事をクリックしやすくなるということです。このように、SEO対策ではキーワードの選び方によって特定層のターゲットを狙いやすくなり、記事の閲覧数アップにつながります。
【実は簡単】SEO対策をしたブログの書き方・コツ7選
ブログでSEO対策をしたい場合は、書き方やコツがあります。文章を読み書きするのが苦手な人でも、コツさえつかめば上手く書けるようになるでしょう。ここでは、SEO対策をしたブログの書き方・コツについて以下7つの項目に分けて説明します。
- ブログのネタを決める(メインキーワードを決める)
- ペルソナ設定
- ブログ記事に書く内容を決める
- ブログ記事全体の構成を作る
- ブログ記事のタイトルを決める
- ブログ記事の本文を書く
- 記事の見直し・修正
1.ブログのネタを決める(メインキーワードを決める)
ブログ記事を書くときは、「何について書きたいのか」まずは大まかなネタを決めましょう。ここでSEO対策の観点で大事になるのがキーワード選定です。書きたいことを自由に書き連ねるだけでは、Googleのクローラーにもなかなか認識してもらえず、検索上位表示も狙えません。まずは、「何について書きたいのか」の観点から、一番の記事のテーマとなるメインキーワードを1つ決めましょう。
2.ペルソナ設定
ブログのテーマとなるメインキーワードが決まったら、次は「誰をターゲットにしたいのか」についても決めます。ターゲットを決めることを「ペルソナ設定」と言い、ブログ記事でSEO対策をする際には重要な工程です。ペルソナが決まると、キーワードがより鮮明になり、記事に組み込む内容を絞りやすくなります。例えばあなたが仮装通貨関連のブログ記事を書きたい場合で説明します。この場合、ペルソナ設定の例として以下のようにしてみました。
ペルソナ情報 |
---|
名前:山田さん 性別:女性 年齢:25歳(独身) 職業:会社員 悩み:会社員としての収入以外に副収入が欲しくて仮装通貨を始めたい。しかし始め方が分からず困っている。 |
このようにペルソナ情報を明確にすると、ターゲットが知りたい情報も明らかになります。この情報から、ペルソナの気持ちになってキーワードを挙げた例が以下の通りです。
- 仮装通貨 会社員
- 仮装通貨 20代 女性
- 仮装通貨 副収入
- 仮装通貨 始め方 簡単
SEO対策をしたブログを書く際には、万人受けする記事ではなく、「たった一人に刺さる記事」を意識するのがコツです。キーワード候補を挙げて、記事の内容をさらに深く絞っていきましょう。
3.ブログ記事に書く内容を決める
記事のキーワードが決まったら、ブログ記事全体の内容を決めます。ここでは、ブログ記事のテーマにしたキーワードで検索する人が知りたい情報を探ることが必要です。探す際のコツは以下のようなものがあります。
- キーワード検索時の上位記事をリサーチ
- 読者の知りたいこと・悩みを探る
キーワード検索時の上位記事をリサーチ
ブログ記事に書く内容を決めるには、テーマとして決定したキーワードを直接検索にかけて、既存の記事をリサーチする方法があります。先程の「仮装通貨ブログ」を例に説明します。挙げたキーワード候補のうち「仮装通貨 始め方 簡単」と検索すると、キーワードにマッチした記事が多数表示されます。このうち上位5記事は、多くのネットユーザーに読まれている記事である場合がほとんどです。この上位5記事を中心に記事を読み込み、どんな内容の記事がユーザーのウケがいいのかをリサーチしましょう。
読者の知りたいこと・悩みを探る
ブログ記事に書く内容を決める手段として、読者の知りたいことや悩みを直接探る方法もあります。ここでおすすめなのが、以下の2つの方法です。
ツール | 特徴・わかること |
---|---|
Yahoo!知恵袋 | キーワードを入れて検索すると、そのキーワードに関したユーザーの相談内容が閲覧できる。 これから書くブログのテーマに関して実際に悩んでいる人の声が見られるため、ターゲットをより絞った内容の記事にすることが可能。 |
Googleサジェスト | Googleの検索ボックスにキーワードを入力した際に、検索ボックスの下に表示される予測キーワードのこと。 GoogleのクローラーがWeb上の記事をもとに収集した情報から、ユーザーが検索しそうなキーワードを予測して候補に出してくれる。 予測候補として出るということは、そのキーワードで検索しているユーザーが多くいるということであるため、読者の知りたい情報が何かがわかる。 |
読者の知りたいことや悩みがダイレクトに分かるツールを利用して、ブログ記事に書く内容をより深くしていきましょう。
4.ブログ記事全体の構成を作る
ブログ記事に書く内容が決まったら、記事全体の構成を作りましょう。ここで作る構成は「見出し」です。他の記事を見て、どんな内容でどんな流れで構成されているのかを参考にするのが、記事の構成作りのコツです。さらに、構成を作る時点で、各見出しの本文に絶対に組み込みたい内容を大まかに決めてメモしておくと、本文の執筆がスムーズに進みます。また、見出し名にも工夫が必要です。記事を訪れた読者の大半は、目次にある見出し名を見て「知りたい内容があるか」を判断します。そのため、見出し名には不自然にならない程度にキーワードを入れましょう。
5.ブログ記事のタイトルを決める
ブログ記事のタイトルは、できる限り「キーワードは左寄せ」を意識して考えましょう。左寄せの理由は、ユーザーの検索結果画面に出てくるタイトルの文字数には制限があるからです。ユーザーが検索に使う端末にもよりますが、検索結果に出てくるタイトルは、30文字前後が限界です。タイトル名にせっかくキーワードを組み込んでも、検索結果画面に出てこないのでは、ユーザーのクリック率も低くなってしまいます。タイトル名を決める際は、不自然にならないように「キーワードは左寄せ」を意識しましょう。
6.ブログ記事の本文を書く
キーワード選定・記事の内容と構成決め・タイトル名決めまで完了したら、いよいよ本文執筆に移ります。SEO対策をしたブログを書く際は、以下の3つのポイントを意識しましょう。
- PREP法を使う
- 導入文は読者が記事を読みたくなる工夫をする
- とにかく最後まで書き切る
PREP法を使う
PREP法とは、執筆者が読者に伝えたいことを明確にして文章に説得力を持たせるために使われる表現技法です。
P(Point):結論 | 序盤で結論を述べ、「この記事や見出しでは何がわかるのか」を読者に明確に伝える。 |
R(Reazson):理由 | 結論のもととなる理由を述べ、結論に説得力を持たせる。 |
E(Example):具体例 | 結論・理由に関する具体例を伝え、読者のイメージや理解を深める。 |
P(Point):結論 | 理由・具体例をもとに最後にもう一度結論を述べ、読者を納得させる。 |
伝えたいことが整理された文章は、読み手側も理解しやすくなります。そのため、PREP法は読者に記事を最後まで読んでもらうためのスキルとして必要です。
導入文は読者が記事を読みたくなる工夫をする
ブログ記事の本文では、導入文に「読者が読みたくなる工夫」をしましょう。記事を開いたとき、タイトルの次に読者が読むのは導入文のため、その内容によって読者が「この記事を読みたいか」判断する材料にもなります。導入文の工夫方法としては以下の通りです。
- 読者の悩みや疑問点の代弁を入れる
- 読者の悩みに共感する
- PREP法を使う
- 読者の心に衝撃を与える文章を組み込む
- 記事内容の要点を小出しにする
「記事の顔」とも言われる導入文は、読者が読みたくなる動機を意識して作りましょう。
とにかく最後まで書き切る
ブログ記事の本文を書く際は、とにかく最後まで書き切るようにしましょう。執筆しながら修正したり、書き方に行き詰まって手が止まってもずっと考えたりすると、全部書き終わるまでに相当な時間がかかってしまいます。また、いくら書いてもゴールの見えない執筆では集中力が持ちません。そのため、修正は最後にし、行き詰まった部分はいったん飛ばして、とにかく記事の最後まで書き切りましょう。
7.記事の見直し・修正
本文の執筆が無事に最後まで終わったら、ブログ記事全体の見直し・修正をしましょう。見直し・修正をするうえでのポイントは以下の通りです。
- 結論ファーストの構成になっているか
- ペルソナの悩みが解決できる内容になっているか
- タイトル・見出し・本文でのキーワードの出現率
- 読者の立場で読んだときに突っかかる部分はないか
- 読者が疑問に思って考えてしまう言葉がないか
- 誤字脱字はないか
- くどい言い回しになっていないか
記事の見直し・修正をする際は、「読者の立場」になって客観的に記事を見ていきましょう。
SEO対策をしたブログを書く際の注意点6つ
SEO対策をしたブログを書く際には、主に以下の6点を気をつけましょう。
- 構成・内容をオリジナルに寄せ過ぎない
- ブログ記事全体の文体はそろえる
- 一文に入れる情報量は最小限に
- 同じ語尾は連続で使わない
- 本文中にキーワードをまんべんなく組み込む
- 画像・本文の引用には注意
順番に解説します。
構成・内容をオリジナルに寄せ過ぎない
記事の構成や内容は、自分のオリジナルに寄せすぎないようにしましょう。構成や内容がオリジナルに寄せ過ぎると、記事のターゲットが絞られ過ぎてしまい、かえって検索結果に出現しにくくなってしまいます。例え有益な情報が書かれていたとしても、ネットユーザーがそもそもその記事にたどり着けないのでは、記事の中身が読んでもらえず非常にもったいないです。記事の構成・内容を決める際には、ある程度需要は高いけど、同じような内容の記事数が少ないものを題材にすると良いでしょう。
ブログ記事全体の文体はそろえる
ブログ記事の本文を書く際、記事全体の文体は必ずそろえましょう。基本的な文体の種類は以下の3つです。
- 「です・ます」調
- 「だ・である」調
- 会話調
文体がバラバラな記事は、読者に違和感を与え、記事の離脱につながりやすいです。文体は1つの記事内でそろえるだけでなく、ブログに掲載する記事全体でそろえましょう。
一文に入れる情報量は最小限に
ブログ記事では、1つの文章に入れる情報量は最小限にしましょう。1つの文章でいくつもの情報を伝えようとすると、読者は「結局何が伝えたかったのだろう」と疑問に思ってしまいます。1文の長さは60文字前後でおさまるように意識しましょう。
同じ語尾は連続で使わない
同じ語尾の連続使用は、単調で幼稚な印象を与えてしまいます。特に多いのが「~です。」の連続や「~ます。」の連続です。同じ語尾が連続してしまう場合は、以下の方法を使ってみましょう。
- 入れ替えできる単語や文章は入れ替えてみる
- 他の語尾を当てはめても違和感のない文章になるものはないか試す
- 接続語をうまく利用する。
本文中にキーワードをまんべんなく組み込む
本文中にキーワードを組み込むことは、SEO対策に欠かせません。しかし、あくまで自然な言い回しになるように組み込みましょう。また、キーワードに関連する用語(共起語)を組み込むのもSEO対策として効果的です。(例:キーワードが「ニキビ」に場合、共起語は「肌荒れ」「皮脂」「スキンケア」など)
画像・本文の引用には注意
ブログ記事で画像や本文を引用する際には、それぞれ以下のことに注意しましょう。
引用する素材 | 注意点 |
---|---|
画像 | そもそも画像をダウンロードして記事に利用しても問題はないのか クレジット記載の必要性 引用元URLの記載は必要か |
本文 | 引用元URLの記載をする 引用の文章であることを表す |
画像や本文の引用は、著作権にも深く関わってきます。十分に注意しましょう。
「読まれるブログ記事」の5つの特徴
せっかくSEO対策をしたブログ記事を書くなら、たくさんの人に最後まで読んでもらう方がいいでしょう。ここでは、「読まれるブログ記事」とはどのようなものなのか、5つの特徴に分けてまとめました。
- 一目で惹かれるタイトル
- 結論ファースト
- 「中学生でも読める文章」で書かれている
- 読者の気持ちに共感している
- 具体的な数字を使っている
順番に説明します。
一目で惹かれるタイトル
多くのユーザーが訪れる記事は、タイトル名に「一目見ただけで惹かれる工夫」がされています。コツとしては以下の通りです。
- 数字を使う(例:「○○のおすすめ7選」「○○の3つの注意点」)
- キーワードを左寄せに組み込む
- 感情表現の記号(!や?)を使う
- 括弧を使ってキーワードとなる単語を強調する(例:【初心者必見】)
検索結果に記事が表示された際に、ユーザーが思わずクリックしたくなるようなタイトルを意識して作ってみてください。
結論ファースト
結論が一番先に述べられている文章は、読者にとって一番読みやすい文章です。PREP法の説明でも記載したように、本文は「結論・理由・具体例・結論」の順番で書くと、説得力のある読みやすい文章になります。読まれる記事を書くには。結論ファーストを重要視しましょう。
「中学生でも読める文章」で書かれている
読者が最後まですっきり読み切れる文章は、「中学生でも読める」くらいのわかりやすい表現がされています。特に専門性の高い記事を書く際には、専門用語ばかり並べられた文章では読者の理解が追いつきません。読者は、「この記事の内容は難しい」と判断すると、すぐに離脱して他の記事に移ってしまう可能性が高いです。ブログ記事を書くときは、言葉をわかりやすく嚙み砕いて文章を書くように意識しましょう。
読者の気持ちに共感している
読者の気持ちへの共感を入れている記事は、読者も「そうそう、それが言いたかったんだよ」という気持ちになり、どんどん読み進めたくなります。一方で、ただ事実だけを書き連ねている記事は、いくら正論が書かれていても、読者は「つまらない」と感じてしまうでしょう。読者の気持ちに共感した文章を書くには、以下のコツを意識して見てください。
- 読者の悩みを言語化する
(例:「『ダイエットしてきれいになりたい!』『でも、疲れているとどうしてもお菓子を我慢できない…』このように悩む方は多いでしょう」) - 結論のあとに逆説を使って読者の気持ちに共感する。
(例:「ダイエット中は糖分を控えるべきです。とはいえ、お菓子を完全に断つのはやはり我慢できないですよね。」) - 読者の要求を言語化する。
(例:「『つらい運動はしたくない!』『楽して痩せたい!』このように思う方は、ぜひ○○エステサロンの無料カウンセリングを受けてみましょう。」)
具体的な数字を使っている
読まれる文章には、具体的な数字が使われていることが多いです。特に日本人は、奇数(3,5,7)に目が行く特性があると言われています。中でも、頻繁に読者の目に付く「記事のタイトル・見出し」には積極的に数字を入れてみましょう。以下、数字を使ったタイトル・見出し例です。
- 【2020年版】痩せたい女性におすすめのフィットネスジム7選
- 30代女性におすすめ!若々しい肌を保つために摂りたい3つのビタミンとおすすめサプリ5選
- 転職エージェントを利用する際の注意点3つ
副収入も夢じゃない!SEO対策ブログを収益化するには?
ブログで地道にSEO対策をした記事を書いていれば、副収入が手に入るのも夢ではありません。ネット上の記事を収益化として多く用いられるのは、以下のようなネット広告を記事に掲載する方法があります。
- アフェリエイト広告:広告主から商品・サービスの広告掲載の依頼を受けて記事に掲載する。
- Googlアドセンス:Googleが提供する広告サービスを記事に掲載する。
どちらも、指定の広告を記事に掲載するところまでは違いがありません。異なる点は「報酬発生の条件」にあります。以下の表で説明します。
ネット広告の種類 | 報酬の発生条件・特徴 |
---|---|
アフェリエイト広告 | 記事を訪れたユーザーが、掲載されている広告を通じて商品・サービスを購入することで報酬が発生。 収益化のハードルがGoogleアドセンスより高い分、単価当たりの報酬は多め。 |
Googleアドセンス | 記事を訪れたユーザーが、掲載された広告をクリックすることで報酬が発生。 収益化のハードルが低くて報酬を得やすいが、単価当たりの報酬は少なめ。 |
一般的には、アフェリエイト広告とGoogleアドセンス両方を利用しているブログが多いです。収益化のハードルの高さと単価当たりの報酬量の割合を分散させることで、効率的に副収入が得られます。
【無料】SEO対策ブログで使える文章・画像ツール7選
ブログでSEO対策をする際に使える無料の文章ツールと画像ツールを7つまとめました。
- ラッコキーワード
- Googleキーワードプランナー
- Ubersuggest
- ファンキーレイティング
- CopyContentDetector
- Canva
- pixabay
順番に紹介します。
ラッコキーワード
ラッコキーワードは、ネットユーザーがよく検索するキーワードを探せるツールです。サイト内でキーワードを検索にかけると、自動でキーワードの検索候補(サジェストキーワード)をリサーチしてくれます。一般のネットユーザーの検索履歴をもとに収集したデータから候補を表示してくれるため、自分では思いつかないキーワードが見つかる可能性が高いです。なお、無料の会員登録をすれば、1日50回まで検索できます。
Googleキーワードプランナー
Googleキーワードプランナーは、サジェストキーワードの他、キーワードの検索ボリュームも調べられるツールのことを言います。検索ボリュームとは、ネットユーザーにキーワードがGoogleで1か月に検索されている回数を表すものです。検索ボリュームを調べることで、キーワードごとの需要がわかります。また、キーワードに関する記事がネット上にどれくらい存在するのか(競合性)も調べられます。検索ボリュームと競合性は、ブログ記事のSEO対策をするうえで調査するべきものです。Googleキーワードプランナーは無料で利用できるため、気になる方はぜひ使ってみてください。
Ubersuggest
Ubersuggestは、サジェストキーワードの検索・キーワードの検索ボリュームと競合性の調査・サイトのアクセス解析など、様々なツールを集約したサイトです。SEO対策には欠かせないツールが1つのサイト内に集まっているため、多くのブロガーやライター、マーケターに利用されています。なお、1日の利用回数制限ありで良ければ、無料で使用可能です。
ファンキーレイティング
ファンキーレイティングは、Webページやテキスト内のキーワードの出現率がどれくらいかをチェックしてくれるツールです。出現率を調べたいキーワードをあらかじめ入力すれば、本文中にキーワードが何回出てきているのかなどを調べられます。SEO対策においてキーワードの出現率は、検索上位表示の運命を左右する大切なチェック項目です。ファンキーレイティング無料で利用できるため、ぜひ使ってみてください。
CopyContentDetector
CopyContentDetectorは、文章の無料コピペチェックツールです。チェックしたいテキストを「調査対象テキスト」に貼り付け、コピペチェックボタンを押すと、Web上のあらゆる記事から、類似率の高い記事を探し出してくれます。SEO対策においてコピペは、記事に対するGoogleの評価を下げてしまう原因となるものです。Googleの評価が下がると、検索結果の上位表示がされなくなるだけでなく、サイト自体の評価も下がってしまう可能性があります。もしコピペをしなくても、Googleが「この記事は他記事との類似率が高い」と判断したら、コピペだと疑われてしまうことも少なくありません。そのため、ブログ記事においてもコピペチェックは重要です。気になる方は、CopyContentDetectorをぜひ使ってみてください。
Canva
Canvaは、無料で簡単にオリジナルデザインを作成できるツールです。ブログ記事を書く場合の用途としては、記事のアイキャッチ画像を作るときに頻繁に用いられます。Canvaのサイトにある「プレゼンテーション」から好きな画像・デザインを選び、テキストの編集をすれば、ブログ記事のタイトルが入ったアイキャッチ画像が作成できるのです。有料プランもありますが、無料プランでも使える画像・デザインの種類は豊富で、不便なく使えます。
pixabay
pixabayは、パブリックドメイン(著作権がない、あるいは放棄された状態)の画像が無料ダウンロードできる素材サイトです。サイト内では画像の検索ができ、ブログ記事に使いたい画像が豊富に手に入ります。掲載されているほとんどの画像が商用利用可能です。しかし、中にはパブリックドメインではないのに違法でアップロードされた画像がまぎれている可能性もあります。ダウンロードする際には念のため注意しましょう。
まとめ
ブログ記事を書く上で、SEO対策はかなり重要です。キーワードの検索結果で上位表示を狙うためだけでなく、記事からユーザーを集客をするためにも欠かせません。SEO対策は難しく思われがちですが、実はやり方さえわかればさほど難しいものではありません。ただし、いくつか注意点はあるため、SEO対策のやり方とあわせてしっかり覚えておいてください。SEO対策をしたブログの書き方やコツをおさえて、多くのユーザーの目に留まるブログ記事を目指しましょう。