インプレッションとは?インプレッション数から分かること

2022.02.08

インプレッションとは?

インプレッション数とは、広告が表示された回数のことです。 広告が表示された回数が多いということは、自社の広告文や広告画像がインターネットユーザーの目に入る機会が多いということになります。 インプレッション数が少ないと、クリックされる機会も減ってしまいます。インプレッション数がWebマーケティングにとって重要な理由の一つは、広告が表示されない、ユーザーに見てもらえないとなると、クリックされる回数もコンバージョンされる回数も増えないからです。もちろん、コンバージョン数の起点となるのはクリック数なので、少ないインプレッション数の中からどれだけ多くのクリックを獲得するかという点でクリック率の改善に目を向けるのも一つの方法ですが、クリック率というのは5、6%前後だと良い数値で1%を切ることも珍しいことではないので、インプレッション数が少ない状況だとその後のコンバージョン数にも影響があります。インプレッション数というのは成果に直結する指標ではないので、あまり意識していない方も多いと思いますが、インプレッション数を増やすための施策を考えて実行することでクリック数、コンバージョン数の増加につながります。
もう一つの重要な理由は広告費の計算方法にあります。一般的に、広告費はインプレッション数に応じて支払われ、1,000回のインプレッション数単位で発生します。広告主がキャンペーンのコストを把握するには、広告がどれだけのインプレッションを発生させたかを知ることが大切です。また、特定の広告における広告閲覧数を簡単に把握できるという点でも、インプレッション数は重要です。Webマーケティングにおいて、インプレッション数を把握し、日々の施策につなげることはとても重要といえるでしょう。
コンバージョン・・・コンバージョンとは「目的を達成すること」なのでサイトによってコンバージョンは異なります。資料請求してもらうのが目的なのか、問い合わせしてもらうのが目的なのか、申し込みをしてもらうのが目的なのかはサイトによって異なるからです。

インプレッション数から分かること

インプレッション数から何が分かるのか、それはネット広告は紙媒体と違い、実際の効果を数値で知ることができます。インプレッション数を知ることでどの程度広告が見てもらえてるかが簡単に分かります。広告を見てくれた人が実際に広告に興味を持ちクリックしてくれた確率、クリック率を算出することも出来ます。例えば、広告が表示されたインプレッション数が100回、クリック数が10回ならばクリック率は10%となります。
インプレッション数とは、Webサイトに掲載される広告の効果を計る指標の一つですがインプレッション数が大きい=効果のある広告ではありません。たくさん見られることも大切ですが興味のある人のところにインプレッションされる方がクリック数やコンバージョン数に結びつくので、インプレッション数が増えていてもクリック数、コンバージョン数が増えない時はターゲティングや配信先の見直しも考えましょう。あくまで広告の効果を計る指標の一つであることを頭に入れ、活用しましょう。

インプレッション数とPV数の違い

PV数とインプレッション数は違う数字を表してます。PV数はユーザーが閲覧したページ数を表します。インプレッション数は広告が表示された回数になります。 広告が掲載されているページが見られた回数と、広告が表示された回数とが必ずしも同じ数値になるとは限りません。 例えば1ページに広告が3つあるページではPV数は1になりますが、インプレッション数は3になります。これまでは、1ページにつき1つしか広告がない場合が多く、インプレッション数とPV数が等しくなることが多かったので、誤解されることもありましたが、最近では1ページに3つ以上の広告を載せているサイトも珍しくありません。違いをしっかり理解し、混同しないように注意しましょう。

PV数とは?【参考サイト】 https://webseisaku.site/2393/

インプレッションとリーチの違い

リーチとは、広告が表示されたユーザー数を表します。表示回数とユーザー数って一緒じゃないの??と思われる方もいらっしゃるかもしれないのでご説明させて頂きます。例えば1つの広告が表示されているサイトがあります。あなたが朝に閲覧して夕方にもう一度閲覧することもあります。その際に、広告が表示された回数は2回ですが、ユーザー数は1人になります。このように、リーチ数とインプレッション数は必ずしも同じ数字になるわけではありません。インプレッション数、リーチ、それぞれが何の数字を表してるかをしっかり理解して使いわけましょう。

インプレッション数を上げるには?

  1. 予算を増やす
    設定された金額の範囲内でシステムが自動的に広告の表示・非表示をコントロールするので予算が少ないと本来は
    表示可能だった機会に広告が表示されてない場合があります。予算を増やすことで解決出来ます。
  2. ターゲティングの設定を見直す
    ターゲティングで対象のユーザーを絞り込み過ぎると、広告が表示されにくくなることがありますので、注意しないといけませんが、ただ単にインプレッション数を増やすだけではなく、クリック数、コンバージョン数に繋がるインプレッション数をあげたい時は各ターゲティングを理解し設定を見直すことも必要です。
    サイトリターゲティング
    サイトターゲティングとは、過去にサイトを訪問したことがあり、かつ検索サイトで商品やサービスを検索しているユーザーに対して、広告を表示するターゲティング機能です。興味がある人が見るのと興味がない人とが見るのとではコンバージョンに繋がる率がかなり違ってくるので、活用しましょう。
    地域ターゲティング
    地域ターゲティングは特定の地域を指定して、広告を配信、または配信から除外する機能です。広告の内容にもよりますが、地域でコンバージョン数が変わってきそうな広告には設定することによって無駄にインプレッションされることが防げます。
    曜日・時間帯ターゲティング
    特定の曜日・時間帯を設定して広告を配信できます。広告のターゲットとなる人が閲覧する時間帯や休日に重点を置いて配信するなど工夫して設定することでターゲットとなる人に閲覧される可能性があがります。効率よくインプレッションされるための設定を考えましょう。
  3. キーワードを見直す、マッチタイプを見直す
    そもそも、広告を掲載しているサイトが閲覧されないとインプレッション数もあがらないので、サイトが閲覧される対策としてキーワードを見直すことも大切です。それと同時にキーワードのマッチタイプの見直しも必要です。完全一致に指定したキーワードが多い場合など閲覧されることが少なくなりますので、部分一致、フレーズ一致への変更を見直すことも視野に入れご検討下さい。

まとめ

インプレッション数についてご理解頂けましたでしょうか?
インプレッション数が少ないと、ユーザーに広告が見てもらえてないのでクリック数、コンバージョン数をあげることはできませんが、あくまで Webサイトに掲載される広告の効果を計る指標の一つ であることを忘れないようにしましょう。最終的な目標はコンバージョン数を増やすことなので、その手段としてインプレッション数を見直すことは大切なことだと思います。PV数、リーチ数、クリック数、コンバージョン数を知ったうえで、その率をあげる対策をたて効率よい広告、広告の効果を最大限引き出せるようなWEBマーケティングを行いましょう。


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