Shopifyとは?買い物をしたい人に優しいその特徴やメリットを紹介!

2021.03.01

「インターネット上で自分の会社の商品を販売したい」

そう思っても、自分でECサイトを作成し運営していくとなると大きな時間とコストがかかってしまいます。

そこで活躍するのがECサイトプラットフォームであるShopifyです。今回は最近、話題のShopifyについて

「Shopifyってなに?」

「Shopifyの特徴は?どんなところがいいの?」

という疑問を解決していきたいと思います!

shopifyとは

shopifyはECサイトを簡単に作成・運用管理できるサービスです。2004年にカナダで創業されたShopifyは現在、世界175カ国、店舗数100万以上のストアで利用され、ECサイトプラットフォームとしては世界最大級となっています。

日本にも2017年から本格的に参入し、現在は管理画面などが日本語対応したことから、多くの日本国内のEC販売をしたい企業が利用しています。

楽天やAmazonなどのモール型ECサイトではなく、自社独自のECサイトを持つ流れは今後も加速していくと思われます。

Shopifyの特徴は?

日本でも急速に利用が広まるShopify。その特徴やメリットは一体何なのでしょうか。

簡単に完成度の高いECサイトが作れる!

一番の特徴として簡単に完成度の高いECサイトが作れることがあげられます。一般的にクラウド型やパッケージ型のECサイトを作るとなると、3カ月~1年はかかるといわれます。さらにECサイトを作る手順を上げてみると

・ライバルサイトの分析

・自社サイトのコンセプト定義

・要求定義

・設計・開発

・システムテスト

・外部連携テスト

などおおまかに見ただけでもかなりの労力がいります。こんな時、高い完成度で簡単にECサイトが作れるサービスがあるとしたら、とても便利ですよね。Shopifyを使えばHTMLやプログラミングの知識を必要とすることなくECサイトを簡単に作成できるのです。しかもデザイン性も高く、テーマとよばれるテンプレートが有料・無料合わせて100種類以上も用意されています。そのため、webデザイナーを雇ったり大量の労働力を投入しなくても、簡単に完成度の高いECサイトを作ることができるのです。

低コストで導入できる!

Shopifyのもう一つの大きな特徴はなんといってもそのコストの低さです。初期費用は無料の月額課金制となっており、コストがかかるのは月額利用料と決済手数料、取引手数料のみとなっています。

月額利用料は主要な三つのプランと、最も安いShopifyライト、大量販売を行うShopifyプラスから選ぶことができます。

ベーシック

小規模な事業者や個人ストアにおすすめ

毎月29ドル(約3,200円)

スタンダード

中規模な事業者や売上が増えてきた人におすすめ

毎月79ドル(約8,600円)

プレミアム

大規模なチームを持っている事業者におすすめ

毎月299ドル(約32,500円)

Shopifyプラス

大量販売を行いたい企業におすすめ

毎月2,000ドル(約218,000円)

Shopifyライト

ECサイトを構築せず、既存のWebサイト・ブログ、またはSNSにShopifyの販売機能を追加し商品を売りたい人におすすめ

毎月9ドル(約970円)

Shopifyと同様のクラウド型のECサイトプラットフォームであるfutureshopやショップサービスと比べると、Shopifyの月額利用料はかなり安いことがわかります。また、大量販売したい企業向けのShopifyプラスにいつでも切り替えることができるので、ECサイトが急成長したとしても、プラットフォームを切り替えることなく対応することができます。

SNS販売に強い

あなたの企業やサイトはSNSをうまく連携させることはできているでしょうか。今の時代、SNSの拡散で爆発的に売れた商品は数知れず、SNSをうまく使えるかどうかはその企業や個人が生き残れるかどうかの分かれ目と言ってもいいでしょう。Shopifyを使えば、SNS連携が格段に取りやすくなります。

例えばInstagramと連携することで、投稿した画像に商品URLを貼り付け、タップするとShopifyの商品ページに飛ぶことができるようにすることができます。フェイスブック上でもショップやブランドのページを作成しShopifyの商品を掲載することができるのです。このように、ShopifyはSNSとの連携を滑らかにして、集客や販売を促進させてくれます。

SEO対策ができる!

先ほどのSNSの項目でも言ったとおり、ネットが普及した現代ではwebマーケティングができるかどうか生き残れるかどうかの分かれ目と言えます。さらにコロナの影響でwebマーケができる企業とできない企業の格差は大きいものとなりました。

そんなとても重要だけど手が届きにくいwebマーケティング。Shopifyを使うことでシンプルなSEO対策ができ、ネットからの集客を増やすことができます。具体的にはSEO対策として有効な商品ページごとにH1タグ、タイトルタグ、descriptionタグ、商品画像のaltタグ、メタタグおよびページの編集が可能、sitemap.xmlファイルとrobots.txtファイルcanonical URLタグの自動作成という機能がプランにかかわらず備わっています。

さらにSEOをもっと強化したいという人は有料アプリを追加することでさらなる集客を増やすこともできます。このようにShopifyを使うことで、webマーケティングのプロでなくとも、ある程度のSEO対策を施すことができるのです。

越境ECに挑戦しやすい!

越境ECとは海外に向けて販売を行うオンラインショップのことです。Shopifyはそんな越境ECをやっていきたいという人にもおすすめできます。その理由を4個紹介していきます。

①多くの言語に対応している

越境ECサイトでまず初めの障害としてあげられるのが言語の問題でしょう。英語への翻訳ならばまだしも、それ以外の言語となると翻訳できる技術者は少ないでしょう。Shopifyでは50の言語に対応することができます。さらに、サイト訪問者に合わせて言語を自動で変換してくれるアプリまで追加することができるので様々な言語に対応することができます

②多くの通貨に対応している

Shopifyは130ヶ国以上の通貨に対応しており、さらに、レートを自動で変換できるようになっています。

③様々な税率に対応している

越境ECでは税率についても考えていかなくてはなりません。Shopifyでは購入者への税率を自動的に判断し先行するという設定を行うことができます。

④世界各国の様々な決済方法に対応

Shopifyは世界各国の100以上の決済方法に対応しています。PayPalやShopifyペイメントなどと連携することで、手数料を抑えたり、高速な決済を可能にしているのです。

まとめ

今回はECサイトプラットフォームであるShopifyについてその実態や特徴を説明しました。その内容をまとめます。

・ShopifyとはECサイトを簡単に作成・運用管理できるサービスのこと!

・簡単に完成度の高いECサイトが作れる!

・低コストで導入できる!

・SNSとの連携を滑らかにして、集客や販売を促進させてくれる!

・簡単にSEO対策ができる!

・越境ECサイトを作りたい人にもおすすめ!

Shopifyは自社ECサイトを作りたい人にとてもお勧めできるサービスだと思いました。興味のある方はぜひ利用してみてください。

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