F1層の特徴とは?近年の傾向を理解しよう!

2020.11.21

Last Updated on 3月 19, 2026 by myajo

F1層とは

皆さんは、F1層という言葉をご存知でしょうか?
主に広告やマーケティング業界で使用される用語です。

Fは「Female(女性)」を意味し、「F1層、F2層、F3層」とターゲットとなる顧客の性別・年齢層ごとに分けられた区分を表します。
区分の中でF1層は20歳〜34歳の女性を指します。
また、「Male(男性)」を意味する「M1層、M2層、M3層」や4~12歳の子どもを意味するC層、十代の少年少女を意味するT層にも分けられます。

F1層は20から34歳の女性、F2層は35から49歳の女性、F3層は50歳以上の女性。M1層は20から34歳の男性、M2層は35から49歳の男性、M3層は50歳以上の男性。

F1層の特徴

F1層はマーケティングにおいて最も重要な層といわれています。その理由として、F1層には以下の特徴があります。

  • 経済力は他の層に及ばないが、未婚が多く自分のために自由にお金が使える
  • 消費意欲が強い
  • 美容・ファッション・スキルアップなど自己投資を惜しまない
  • トレンドに敏感
  • クチコミが最も盛んな年齢層
  • ドラマのターゲット層になりやすい

このようにトレンドに敏感で消費意欲が強く、マーケティングのターゲットとされることの多いF1層ですが、近年はその傾向が変わりつつあります。

近年の傾向

  • 節約志向が高く、無駄なものを買わない
  • シェアリングサービスやサブスクリプションを利用
  • 安価で品質の良い商品を好む
  • コスパが良いものにお金をかける

(例:ファストファッション、100円ショップ、300円ショップのコスメや生活雑貨など)

ミュゼマーケティングが2019年7月にF1層を対象として行ったアンケートでは、89%が老後の暮らしは「不安」「とても不安」と感じていると回答しました。
近年節約志向が増えている背景には金融庁の金融審議会が公表した「老後2000万円報告書」の影響などが考えられます。

トレンド、検索傾向

・スマホ、SNS

F1層はテレビや雑誌よりもインターネットを情報源としています。
情報収集はもちろん、買い物やコミュニケーションもスマホで行うことが多いです。
SNSは主に情報収集、合間時間などの暇つぶしとして利用されており、人間関係の構築や自己表現、好きなインフルエンサーの応援の場として利用する人もいます。
他の世代との違いとして特徴的なのは、検索エンジンだけでなくYoutubeやSNSでの検索を活用する点で、これはSNSだとリアルタイムで、広告ではないリアルな情報が得られるためです。

・インフルエンサー

雑誌やテレビではなく、InstagramのインフルエンサーやYou Tuberからメイクやヘアスタイル、ファッションなどを学んで習得するF1層が増えています。

芸能人やモデルにも憧れますが、より親近感のあるインフルエンサーの発信する情報はリアルで参考にしやすいのかもしれません。

プロモーション

F1層に響くプロモーションとして次のものが挙げられます。

  • SNSに投稿したくなるような視覚的にインパクトのあるものに興味をひかれる。(インスタ映え)
  • 消費者へのアンケート結果を商品や企画に反映するなど、自分や自分と同世代の声を取り入れてくれる企業に好印象を持つ
  • 友達感覚の親しみやすいプロモーションを好む
  • がんばらない、簡単にできる、時間をとらない(ゆる~、ずぼら~、●分でできる!など)のキーワードが響きやすい

F1層の取り込み成功例

F1層の取り込みに成功した例として、日本最大規模の女性向け動画メディア「C CHANNEL」が挙げられます。

「C CHANNEL」はF1層の女性が抱えている様々な課題を、動画を通して解決することを目的に展開しています。
ファッションやメイク、ヘアアレンジなどの女性が気になるテーマをコンパクトにまとめ、動画として配信。

WEBメディア、アプリ、SNSおよび動画サイトなどを活用してコンテンツを展開しています。
特徴としては、動画に専門家ではなく「好き」を突き詰めた等身大の女性を起用。

また、SNSごとの特徴をつかみ写真や動画など情報の伝え方を変えて発信しています。
「C CHANNEL」(https://www.cchan.tv/)の「C CHANNEL Lab.(シーチャンネル ラボ) 」では、メイン視聴者であるF1層に向けてのアンケート調査が行われています。

ここではF1層の新鮮でリアルな情報を知ることができます。
日々変化するF1層の動向の調査として参考にするのも良いでしょう。

ターゲットとペルソナ

これまでF1層について記述してきましたが、近年は生活の多様化が進んだ結果、同じF1層でもライフステージやライフスタイルによって消費傾向が異なるともいわれています。

同世代でも未婚か既婚か、子供の有無、職業や趣味などが違うと、興味やお金の使い所が異なることも考えられます。

時代によって傾向が変わるだけでなく、ライフステージやライフスタイルも考えてマーケティングをすることも重要です。

このことを踏まえ、「F1層の女性」などの年齢(世代)、性別でのターゲット設定だけでなく、さらに細分化し詳細に仮想の顧客像設定するマーケティング手法として「ペルソナマーケティング」があります。

ペルソナマーケティングについては以下の記事にまとめているのでぜひ参考にしてみてください。

マーケティング初心者必見!ペルソナとは?正しい使い方は?詳しく解説!

まとめ

F1層は20〜34歳の女性を指すマーケティング用語ですが、実際には同じ年代でもライフスタイルや価値観、情報の集め方は大きく異なります。年齢や性別だけでひとまとめにするのではなく、スマホやSNSの使い方、重視する価値、日々の行動まで見ながら考えることで、伝え方や企画の方向性も整えやすくなります。

F1層のようなターゲット理解だけでなく、そもそもWeb集客にはどんな方法があり、誰にどう届けるかを全体から整理したい場合は、いまからはじめるWEB集客の基本もあわせてご覧ください。SEOや広告、SNSなどの役割を見比べながら、施策の考え方をつかみやすくなります。

実際に、自社ではどんなターゲット設定が合うのか、発信内容や集客方法をどう組み立てるべきかまで整理したい場合は、ターゲット設計から集客方法まで見直せるマーケティング支援も次の参考になります。属性だけでは見えにくい違いまで踏まえながら、無理のない進め方を考えやすくなります。

自社の商品やサービスでは、どんな層をどう捉えるとよいか迷うときは、お問い合わせフォームからご相談ください。現在の集客状況や届けたい相手をうかがいながら、考え方の整理を一緒に進めます。

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