ホームページにグーグルマップが出ない時の依頼ガイド

2026.03.06

「地図が真っ白で場所が分からない」「昨日まで出ていたのに急に消えた」。
この状態は、問い合わせや来店の直前で不安を生みやすいです。

先に結論を言うと、原因を当てにいくより「どこで起きているか」を分ける方が復旧が早く済みます。
地図の不具合は、サイト側の問題と、Google側の表示問題が混ざりやすいからです。

この記事で分かることは次の3つです。
・原因を切り分ける順番
・自社で触ってよい範囲の目安
・外部に頼むときに渡すと早い情報

まず「どこで出ないか」を分ける

最初にやることは、「地図が出ない場所」を1分で特定することです。
よくあるのは次の2パターンです。

1つ目は、ホームページの中に埋め込んだ地図が表示されないケースです。
特定のページだけ出ない、地図の枠が白い、エラー文が出るといった形で気づきます。

2つ目は、Googleで店名や会社名を検索したときに出る地図枠が見当たらないケースです。
この場合はサイトを直す前に、店舗情報の管理側を確認した方が近道になることがあります。

見分け方は単純です。
ホームページ内の地図が出ないなら、そのページを開くと同じ症状が再現します。
検索結果の地図枠が出ないなら、別の端末で検索しても同じように見えません。

ここが分かるだけで、無駄な作業を減らせます。
まずは「どちらのタイプか」を決めてから、次のチェックへ進んでください。

最短で確認したいチェックリスト

急いでいるときほど、影響が出にくい順に確認すると遠回りしにくいです。
ここでは上から順に実行してください。

  1. 端末を変えて確認する
    スマホとPCの両方で見ます。できれば別の端末でも開いてください。
  2. キャッシュを疑う
    キャッシュは、一度見た内容を端末側に一時保存する仕組みです。
    古い表示が残ることがあるので、履歴を使わないモードで開くか、別端末で確認します。
  3. 回線を変えて確認する
    社内のネットワークだけで地図が出ない場合、外部の読み込みが止められていることがあります。
    スマホのモバイル回線で開けるなら、サイト自体の故障とは別の可能性が上がります。
  4. 症状から次の一手を決める
    当てはまる行を見つけたら、右端の行動だけ先に実行してください。
症状まず見る場所よくある原因次にやること
地図の枠だけ白い別端末で同じかキャッシュが残る別端末で再確認
地図部分にエラー文埋め込み方法コードの崩れ埋め込みを差し替え
特定ページだけ出ないページの編集画面部品の設定ミス地図部品を置き直す
社内回線だけ出ないネットワーク外部読み込み遮断別回線で再確認
検索で地図枠が出ない検索結果の表示店舗情報側の問題後半の確認へ

この表で「ホームページの中だけが出ない」と分かれたら、次はページ側の原因を見ます。
逆に「検索で地図枠が出ない」側なら、後半の別ルートで確認した方が早いです。

よくある原因と直し方(表示パターン別)

ここからは「ホームページの中にある地図が出ない」場合を中心に扱います。
同じ症状に見えても、埋め込み方によって直し方が変わります。

iframeで埋め込んでいる場合

iframeは、別のサイトの内容を枠として読み込む埋め込み形式です。
Googleマップの共有から取得したコードを、ページに貼り付けて使う形がこれです。

このタイプで多いのは、コードの一部が欠けている、余計な文字が混ざっている、貼る場所が違うといったミスです。
「昨日まで出ていたのに急に出ない」場合でも、直前の更新で地図周りだけ編集されたケースがあります。

自社で試すなら、地図の埋め込みコードを取り直して差し替える方法が安全です。
貼り付け前にメモ帳へ一度貼って、余計な装飾が付いていないか確認するとミスが減ります。

WordPressの追加機能(プラグイン)で表示している場合

WordPressは、ホームページを更新しやすくする仕組みの一つです。
その追加機能がプラグインで、地図も部品として表示できる場合があります。

この場合、原因が「ページの内容」ではなく「部品側」にあることがあります。
更新で動きが変わった、設定が初期化された、他の機能と干渉した、といった形です。

自社でできる範囲は、まず地図の設定画面で住所や埋め込み先が残っているかを見ることです。
次に、同じページに地図部品を置き直して出るか確認します。
ここで直らない場合は、むやみに更新を重ねず、現状の画面を控えてから次の判断へ進む方が安全です。

枠だけ残って中身が出ない場合

地図の枠はあるのに、中身だけ出ないことがあります。
この場合は、外部読み込みが止まっているか、表示の条件が合っていない可能性があります。

たとえば社内回線だけ出ない、特定端末だけ出ないなど条件が付くときは、その情報が原因の手がかりです。
次のパートでは、検索結果側の地図枠が出ない場合の確認と、社内対応か依頼かの判断基準をつなげます。

検索結果の地図枠が出ないときの確認(別ルート)

ここからは「ホームページは普通に見えるのに、検索したときの地図枠が見当たらない」ケースです。
この場合、サイトを直す作業より先に、表示元になっている店舗情報を確認した方が早いことがあります。

まずは、症状の広がりを押さえます。
・店名だけで検索すると出ないが「店名+地域」だと出る
・自社だけ出ないのか、同業も同じように出ないのか
・スマホとPCで見え方が違うか

この切り分けで、表示が一時的に揺れているのか、情報の不足や矛盾があるのかが見えやすくなります。

店舗情報の管理画面で見る場所

Googleビジネスプロフィールは、検索や地図に出る店舗情報を管理する画面です。
ここで確認したいのは、見た目よりも「公開できる状態かどうか」です。

よく止まるのは次のような場面です。
・オーナー確認が完了していない、または確認が外れている
・情報が未入力のまま残り、検索に出しづらい状態になっている
・同じ場所で別の登録があり、重複している

加えて、店名・住所・電話番号の表記が、ホームページや他の掲載先とズレていると、Google側が同一店舗として扱いにくくなることがあります。
たとえば「丁目」や「番地」の書き方、ビル名の有無、電話番号のハイフンの入れ方など、細かい差が積み重なると判断が揺れます。
まずは、表記を大きく変えずに、各所で揃える意識を持つと復旧の道筋が立ちやすいです。

すぐ触らない方がよいケース

停止や制限に関わる表示が出ている場合は、焦って情報を大量に変更すると、確認が長引くことがあります。
画面の文言や日時、変更履歴が分かる範囲のメモを残し、必要なら外部に状況共有してから動く方が安全です。

社内でやるか外部に頼むか(体制)

急ぎの修正は「誰が触れるか」と「戻せるか」で判断が決まりやすいです。
作業自体が簡単でも、ログインが分からない、触った人が限られる、戻し方が不明だと復旧が遅れます。

社内で試しやすいのは、次の条件が揃うときです。
・管理画面に入れて、対象ページが特定できている
・地図の不具合が1ページに限られている
・直前に触った内容が分かり、戻す手順も見える

逆に、次のようなときは外部の手を借りた方が早く、事故も減らせます。
・管理画面や接続情報のログインが不明
・複数ページで同時に発生し、原因が絞れない
・更新や追加機能の干渉が疑われ、調査が必要

迷ったときの目安を、作業の種類で並べます。

原因の種類自社で試せる範囲依頼が早い場面準備する情報
埋め込みの崩れコード差し替え編集権限がない対象ページURL
地図部品の設定置き直し確認他機能と干渉管理画面の種類
複数ページで発生共通点の確認原因が追えない発生時期
検索側の表示不足店舗情報の見直し停止表示がある店舗情報のURL
ログイン不明関係者へ確認引き継ぎが途切れた契約先の情報

この表で「依頼が早い場面」に当てはまるほど、作業の難しさよりも情報不足がボトルネックになりがちです。
外部に頼む場合は、作業開始前に「触ってよい範囲」を決めておくと安心です。

費用の目安と依頼範囲の決め方(費用)

地図の復旧は、金額よりも作業の切り方で差が出ます。
同じ「地図が出ない」でも、原因調査まで含むのか、差し替えだけなのかで工数が変わるからです。

見積もりを比べるときは、次の観点でズレが出やすいです。
・調査の有無(原因の特定までやるか)
・対象範囲(1ページか、全体か)
・確認環境(スマホ確認や見るアプリの違い確認を含むか)
・緊急対応(当日対応を求めるか)

金額は依頼先や状況で幅があるため、ここでは比較しやすいように「低・中・高」で示します。

依頼内容向く状況費用感完了までの目安
差し替えだけ原因が見えている当日〜短期
原因調査+復旧原因が絞れない短期〜数日
複数ページの修正全体に影響がある中〜高数日
店舗情報の改善検索側が出ない数日〜
再発防止まで担当交代が多い状況次第

「差し替えだけ」で直るなら早いですが、同じ症状が戻ることもあります。
社内の運用が不安なら、復旧と同時に原因の記録と再発防止まで含めるかを検討すると、結果的に落ち着きます。

直ったかを判断する見方(効果)

復旧後は「自分の端末で見えた」だけだと不安が残ります。
次の順で確認すると、見落としを減らせます。

  1. 別端末で対象ページを開く
  2. 履歴を使わないモードで開く
  3. スマホとPCの両方で見る
  4. 可能なら別の回線でも見る

検索結果側の地図枠を直した場合は、反映に時間差が出ることがあります。
更新直後に一喜一憂せず、同じ条件で数回確認し、表示が安定しているかを見るのが現実的です。

復旧を急ぐときほど、直った証拠を残しておくと次が楽です。
スクリーンショットで「直る前」と「直った後」を控え、いつ何を触ったかを短く残すだけでも、再発時の初動が変わります。

触る前に知りたいリスクと注意点(リスク)

地図が出ないときは、早く直したい気持ちが先に立ちます。
ただ、手当たり次第に触ると「原因が隠れる」「直ったのか分からなくなる」状態に入りやすいです。

まず避けたいのは、次の3つです。
・地図の部品を消して、元のコードを残さない
・追加機能をまとめて更新して、変更した箇所が増える
・店舗情報側を大きく書き換えて、確認が長引く

作業を始める前に、戻すための材料だけ残します。
対象ページのURL、地図が出ない画面、編集画面の状態をスクリーンショットで控えるだけでも役に立ちます。
地図のコードを触る場合は、差し替え前の文字列を別の場所へコピーしておくと、元に戻す作業がしやすいです。

もう一つ、見落としやすいのが「直ったように見える」パターンです。
自分の端末だけ表示が戻った、社内だけ戻った、といった揺れがあるときは、前の章の確認手順に戻して複数条件で見ます。
落ち着いて確認しておくと、再発したときの初動も早くなります。

依頼するときに渡す情報(最短復旧)

外部に頼む場合、作業時間を左右するのは「症状」より「情報の揃い方」です。
最初の連絡で次が分かる範囲でまとまっていると、調査と復旧が同時に進みやすいです。

項目どこで確認分かる範囲の書き方不足時の影響
サイトURL画面上部トップと該当ページ調査開始が遅れる
発生時期社内の記憶いつから出ないか原因の絞り込みが難しい
症状の画像画面撮影白い枠やエラー文再現に時間がかかる
直前の変更更新履歴や共有触った人と内容原因が追いにくい
管理の窓口社内の引き継ぎ担当者名と連絡先確認が止まりやすい
希望時期社内判断いつまでに直したい優先度が決めにくい

この表を全部埋めなくても進められます。
それでも、URLと症状の画像があるだけで、やり取りの往復が減ります。
「ホームページ内の地図が出ない」のか「検索結果の地図枠が出ない」のかも、ひと言添えると着手が早まります。

まとめ

地図が出ないときは、原因を推測するより先に「どこで出ないか」を分ける方が復旧が早く済みます。
ホームページ内の表示トラブルか、検索結果側の表示トラブルかで、見る場所が変わるからです。

株式会社みやあじよでは、原因の切り分けで終わらせず、必要な修正をサイトへ反映し、再発しにくい形までつなげます。更新はもちろん、ホームページに関して何かお困りごとございましたら、こちらお問い合わせフォームより気軽にご相談ください

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