ホームページに地図を入れたい依頼前ガイド

2026.02.07

ホームページに地図を入れたいと思っても、どこに置くか、どんな形で見せるか、依頼先に何を渡すかが決まらず止まりやすいです。
地図の追加は小さな修正に見えて、判断が増える作業でもあります。場所の表記ミスは来客の迷いにつながり、スマホで見づらいと離脱につながることもあります。

ここでは、依頼前に決めておくこと、選べる表示方法、見積もりの差が出やすい部分までを順にまとめます。読んだあと「何を用意して、何を決めれば進むか」が見える状態を目指します。

地図を入れると何が変わるか(来店と問い合わせの動き)

地図があると「行けるかどうか」の不安が減り、来店や訪問のハードルが下がります。電話やフォームの前に、まず場所を確認する人が多いからです。

例えば、はじめて来社する取引先は、住所だけでは不安が残ります。最寄り駅や駐車場の有無、入口の位置が分かると「当日迷わなさそうだ」と判断しやすいです。結果として、連絡のタイミングも早まりやすいです。

依頼前に最初に決めたいのは、地図で助けたい行動です。
来店予約なのか、打ち合わせ訪問なのか、面接なのかで、必要な情報が変わります。行動が決まると、地図を置く場所や、添える文章の粒度が揃います。

地図の載せ方の選び方(表示する・画像にする・リンクにする)

地図の載せ方は、だいたい次の3つに分かれます。違いだけ先に押さえると、依頼の話が早いです。

  • 操作できる地図をページ内に表示する
  • 地図の画像を置く
  • 地図アプリへ飛ぶリンクだけ置く

表にすると、判断基準が見えやすいです。

方法向くケース費用感注意点
地図を表示(操作可)来店が多い/道順も見たい表示が重いことがある
地図の画像を掲載軽さ優先/案内は文章中心拡大できず迷う場合がある
地図へのリンクスマホ中心/迷いを減らしたいページ内で完結しない

迷ったときは「来る人がスマホで何をしたいか」で決めるのが安全です。
その場で道順まで見たいなら操作できる地図、ページを軽く保ちたいなら画像、スマホの地図アプリで案内してほしいならリンクが合います。どれを選んでも、住所や目印の文章がないと迷いが残るため、地図とセットで考えます。

依頼前に決めること(載せる場所と導線)

依頼で手戻りが出やすいのは「地図を入れる」だけが決まっていて、載せる場所と誘導の流れが決まっていないケースです。地図は単体より、連絡や来店までの動線の中で働きます。

まず決めたいのは、地図を見せるページです。候補はアクセスページ、会社概要、問い合わせ、そしてページの一番下の共通欄です。ページの一番下の共通欄はフッターと呼ばれることが多いです。
来客が多い業種はアクセスページに集約し、問い合わせ付近にも小さく入れると確認が早いです。採用目的で来社がある場合は、募集要項や面接案内からも迷わず辿れる導線が役立ちます。

次に、地図の周りに何を置くかを決めます。住所だけでなく、最寄り駅、所要時間、駐車場、入口の説明まで書くかで、依頼範囲が変わります。

依頼前に決める項目チェック

空欄が残っても構いません。社内で決める担当が見えるだけでも、やり取りが減ります。

決めること決め方の例社内担当制作に渡す内容
掲載する拠点本社のみ/店舗ごと総務/拠点責任者住所・建物名・階数
掲載ページアクセス/問い合わせ/ページ下部Web担当入れたいページのリンク
表示方法表示/画像/リンクWeb担当希望の形と理由
補足情報駅からの道順/駐車場現場担当文章案・写真の有無
誘導先電話/フォーム/予約ページ営業/受付誘導したい行動と連絡先

この表が埋まるほど、見積もりのブレが減り、公開後の修正も少なくできます。社内で意見が割れやすい場合は「来る人が困る場面」を基準にすると決めやすいです。

見積もりが変わる要因と費用感(作業範囲で差が出る)

見積もりの差は、地図の追加そのものより「周辺の作業をどこまで含めるか」で出ます。
同じ地図でも、表示場所の調整やアクセス情報の作り直しが入ると作業量が増えます。

費用が変わりやすい代表例は次のとおりです。

  • 載せるページが複数ある(アクセス、問い合わせ、ページ下部など)
  • 拠点が複数あり、切り替え表示が必要
  • スマホ表示に合わせた余白や文字の調整が必要
  • 道順や目印の文章、写真の追加が必要
  • 問い合わせや予約への導線も同時に直したい

依頼時点で「地図だけ」か「アクセスページ全体」かを切り分けると、見積もりの比較がしやすいです。次の章では、依頼先に渡すと話が進む情報をまとめます。

依頼時に用意する情報(住所・営業時間・行き方)

依頼がスムーズに進むかどうかは、地図そのものより「周辺情報がそろっているか」で決まりやすいです。住所は分かっているつもりでも、建物名の表記ゆれや入口の説明不足で、公開後に直すことがよく起きます。

前章で触れた「見積もりの差が出やすい作業」を、依頼時に確認しやすい形にまとめます。ここを押さえると、比較もしやすくなります。

作業項目含まれやすい内容費用が増える要因確認のしかた
掲載ページ追加アクセス、問合せ、下部など複数ページへ反映入れたいページを列挙
アクセス頁の整備住所、時間、交通案内原稿の作成や調整現状ページのURL共有
複数拠点の対応店舗一覧、切替、各地図構成と表示の作り込み拠点数と優先順を伝達
スマホ表示調整余白、文字、ボタン位置既存デザインの影響よく使う端末を共有
道順や目印の追加駅からの順路、写真撮影や確認の有無案内文と写真の有無を確認

住所と連絡先は「迷わない表記」にそろえる

住所は、郵便番号から階数までを一続きで出せる状態にします。名刺や会社案内と表記が違うと、確認が増えます。基準の表記を1つ決め、サイトもそれに合わせます。

あわせて、来社時に使う連絡先も確認します。代表電話だけか、受付直通があるかで、アクセスページの作りが変わります。受付時間が限られる場合は、その時間も書けるようにします。

営業時間と休業日は「例外」を先に出す

迷うのは、曜日で時間が違う、昼休みがある、祝日は別対応など、例外がある場合です。例外があるときほど、社内で合意してから依頼先へ渡すと手戻りが減ります。

「来店は予約制」「面接は指定時間のみ」など来訪のルールがあるなら、地図の近くに置く文章の候補です。地図だけだと、次の行動が決めにくいからです。

駐車場・入口・目印は、現場のメモが役に立つ

駐車場の位置や入口の説明は、現場が一番分かっています。文章が難しければ、まずはメモで十分です。「この看板が見えたら右」など、口頭の説明をそのまま渡すと制作側が整えやすくなります。写真が1枚あるだけで迷いが減ることもあります。

最寄り駅からの行き方は、分岐だけ短く書く

道順は長文にしなくても構いません。迷いやすい分岐だけ押さえます。たとえば出口番号、渡る交差点、曲がる目印などを2〜4行にまとめます。

徒歩以外が多い場合は、バス停名なども候補です。ただし情報が増えると読みにくくなるため、アクセスページにまとめ、他ページでは要点だけ載せるなど配置で調整します。

依頼先へ渡す最小セット

  • 現在のサイトURLと、入れたいページ
  • 住所の正式表記(建物名、階数まで)
  • 営業時間、休業日、受付時間など
  • 最寄り駅、駐車場、入口の案内メモ
  • 電話番号や予約ページなど誘導先

ここまでそろうと「どこに何を載せ、どう見せるか」を制作側が判断しやすくなります。未確定があっても、未確定だと伝えれば進められます。

制作会社との進め方(役割分担とスケジュール)

地図の追加は、打ち合わせの回数より「確認する順番」が効きます。順番がそろうと、途中で意見が割れにくくなります。

一般的な流れは次のとおりです。

  1. 目的と掲載箇所の確認
  2. 住所や営業時間など素材の受領
  3. 表示方法の提案とデザイン調整
  4. 実装と表示チェック(PCとスマホ)
  5. 公開と公開直後の確認

社内側は、所在地とルールの確定、道順メモ、写真の共有、最終確認の担当決めがあると進みます。制作側は、見せ方の提案と実装、画面崩れや操作性の確認を担います。

連絡の行き違いを減らすコツ

行き違いは「判断の窓口が複数ある」ことで起きやすいです。最終確認を出す人を決め、修正依頼はその人が一本化すると公開が早まります。

また、事実情報は社内で確定し、言い回しや並べ方は制作側に任せるなど、分担があるとやり取りが減ります。

よくあるトラブルとリスク(表示・速度・更新漏れ)

地図は外部のサービスを使うことが多く、文章よりも不具合が起きやすい部品です。起きがちなことと避け方を押さえると安心です。

スマホで見づらい、押しづらい

地図が小さいと拡大や移動がうまくできず、ストレスが増えます。操作できる地図は、指が入る大きさにし、周りにボタンが密集しないようにします。小さく載せたい場合は、地図はリンクにしてアプリで開く形も選べます。

ページが重くなる

操作できる地図は便利な反面、読み込みが増えることがあります。トップページに大きく入れると影響が出やすいです。アクセスページに集約する、下部ではリンクにする、といった配置で負担を減らせます。

住所や営業時間が古いまま残る

移転や時間変更があると、地図より周辺情報が古くなるケースが多いです。更新の担当を決め、変更があったらどこを直すかをメモしておくと事故が減ります。アクセスページだけでなく、下部にも同じ情報が出ていないかは公開前に確認します。

場所の公開範囲に注意する

自宅兼事務所など、住所を大きく出すと不安が出る業態もあります。その場合は、番地を控える、最寄り駅までの案内にとどめる、予約後に詳細を案内するなど、出し方を変えます。地図を入れる前に公開範囲を社内でそろえると迷いが減ります。

見積もりで差が出る項目

作業項目含まれやすい内容費用が増える要因確認のしかた
掲載ページ数アクセスと問い合わせに追加各ページで見た目調整入れたいページを列挙
拠点が複数店舗一覧と地図を用意切替や一覧の作り込み拠点数と表示案を共有
スマホ調整余白・文字サイズの調整既存レイアウトを変更主な閲覧端末を伝える
文章と写真道順、目印、入口の写真原稿作成や画像加工が増える社内で用意できる範囲
公開前チェック表示確認と軽微な修正確認端末が多いほど増える確認方法と担当を決める

表の項目が増えそうな場合は、先に「どこまでやるか」を言葉にすると、見積もりが比べやすくなります。

依頼時に用意する情報(住所・営業時間・行き方)

地図の実装は制作側が進められても、元になる情報が曖昧だと公開後に修正が出ます。ここで時間を使うほど、やり取りの往復が増えます。先に社内で確定させておくと安心です。

用意しておくと話が早いのは次の情報です。

  • 正式な住所表記(建物名、階数まで)
  • 連絡先(電話を載せるなら受付時間も)
  • 最寄り駅やバス停、出口、徒歩の目安時間
  • 駐車場の有無、台数、入口までの注意
  • 目印になる建物名や看板、入口の写真
  • 来客の導線(受付がどこか、呼び出し方法)

住所より先に「名称」をそろえる

意外と止まりやすいのが、地図に表示する名称です。会社名と拠点名のどちらを出すか、略称を使うかで、見え方が変わります。看板や名刺の表記と揃えておくと、来客側の不安が減ります。

複数拠点がある場合は、表記ゆれも起きやすいです。例えば「本社」「本部」「本店」など呼び方が混ざると、読者が迷います。サイト上の呼び名を決めて、紙の案内やメールの署名と揃えると後の修正が減ります。

また、地図だけ見れば着けると思いがちですが、実際に迷うのは最後の数十メートルです。入口が奥まっている、ビル名が分かりにくい、インターホンが複数ある。こうした現場の事情は、文章か写真で補うほうが確実です。

制作会社との進め方(役割分担とスケジュール)

地図の追加は短期間で終わることも多い一方、情報確認が遅れると長引きます。スムーズに進めるには「誰が何を決めるか」を先に分けておくのが近道です。

社内側が持つべき役割は、情報の正確さの担保です。住所や営業時間、入口の説明は現場が一番詳しいため、ここが決まれば制作側は作業に集中できます。反対に、社内で迷いが残ると、完成後に差し戻しが発生しやすいです。

制作側が担うのは、表示の設計と実装です。地図をどこに置くか、スマホで見やすい余白はどれくらいか、ページが重くならないか。こうした見え方の調整は、触り慣れた人ほど早く仕上がります。

流れはシンプルで、次の順で進むことが多いです。

  1. 目的と掲載場所を決める
  2. 住所や道順などの素材を渡す
  3. 画面案を確認して修正を出す
  4. 公開後に表示を最終確認する

確認の出し方だけ決めておく

やり取りが増えるのは、修正指示が曖昧なときです。どのページのどの部分か、どの文言をどれに変えるか。ここが分かれば、修正は短時間で済みます。社内で確認する人が複数いる場合も、代表者がまとめてから返す形にすると、手戻りが減ります。

よくあるトラブルとリスク(表示・速度・更新漏れ)

地図まわりのトラブルは、公開後に気づくと厄介です。来客の当日トラブルにつながるため、事前に潰しておきたいところです。

よくあるのは「地図はあるのに迷う」状態です。原因は、地図の縮尺が広すぎて入口が分からない、目印が書かれていない、建物名がサイトの表記と違うなど、細部の不足です。対策は、地図の近くに短い補足を置くことです。最寄り駅の出口、目印、入口の写真まで揃うと迷いが減ります。

次に多いのが表示の重さです。地図の表示は外部サービスを読み込むため、ページが開くまで時間がかかることがあります。アクセスページだけが重いと感じる場合は、地図の見せ方を変更する選択肢もあります。例えば、地図はリンクにして、ページ内は住所と道順を中心にする形です。

表示されない時の逃げ道を用意する

一部の環境では地図が表示されないことがあります。その場合でも来客が迷わないよう、住所のテキストと「地図を開く」リンクを併記しておくと安心です。操作できる地図を載せる場合でも、文字情報を残しておくほうがトラブルに強いです。

もう一つは更新漏れです。移転や駐車場変更があったとき、サイトの地図だけ古いままだとトラブルが起きます。更新の担当を決め、変更があったらサイトも直す運用にしておくと安心です。

公開後の改善と計測(どこを見て直すか)

地図を入れて公開したら、そこで終わりではありません。公開直後は「表示が問題ないか」と「迷わず行動できるか」を確認し、しばらく運用して「直すべき場所」を見つけます。地図は来店や訪問に近い情報なので、小さな違和感でも影響が出やすいからです。

公開直後に確認したいこと

まずはスマホでアクセスページを開き、地図が表示されるか、指で動かせるかを確認します。次に、住所や建物名が正しいかを見ます。最後に、地図を見たあとに電話やフォームへ迷わず進めるかを確認します。

操作できる地図を載せている場合でも、文字の住所と「地図を開く」リンクがあると安心です。地図が表示されない環境でも、来客が次の手段を選べるからです。

「見られているか」を判断する目安

地図は、単体で成果を測りにくいことがあります。そこで、見える範囲で次の三つを目安にします。

  • アクセスページが見られているか
  • 地図や経路のリンクが押されているか
  • 問い合わせや予約が増えたか

数字が細かく追えない場合でも、問い合わせの中身からヒントが取れます。「場所が分かりにくかった」「駐車場はあるか」といった連絡が減ったかどうかは、現場の感覚でも分かります。

直すときの順番

改善は、見た目の微調整より先に「迷いの原因」を潰すほうが成果につながりやすいです。たとえば、入口が分かりにくいなら写真を足す、駅の出口で迷うなら分岐だけ追記する、といった直し方です。地図のサイズを大きくするより、来客が困る場面を減らすほうが迷いが減りやすいです。

迷いが減ってきたら、次に「問い合わせまでの導線」を見直します。地図の近くに電話番号や予約ページへの案内を置く、問い合わせページにも小さく地図や住所を置く、といった調整です。見つけやすい位置に置くだけで、ページを行き来する手間が減ります。

公開後チェックと改善の例

見る項目目安の見方直す例優先
地図が表示されるかスマホで開いて操作サイズ調整/リンク併記
住所表記が正しいか名刺や案内と照合建物名・階数を追記
入口が分かるか初見で読んで確認写真追加/目印を追記
導線が迷わないか地図から問合せへ移動電話・フォームを近くに
更新が回るか担当と手順があるか変更時のメモを残す

この表を使うと「どこを直せば迷いが減るか」が決めやすくなります。まずは優先が高い行から確認し、引っかかるところだけ直す流れが現実的です。

まとめ

ホームページに地図を入れたいとき、依頼をスムーズにする鍵は「載せ方」より先に、目的と情報をそろえることです。どのページに載せ、来客が何を知れば迷わないかが見えると、見積もりも比較しやすくなります。

依頼前に決めておくと話が早いのは、次の三つです。

  • どの拠点を載せるか、載せるページはどこか
  • 地図は表示・画像・リンクのどれにするか
  • 住所、営業時間、道順、入口の補足をどこまで載せるか

公開後は、スマホでの見やすさと情報の正しさを確認し、迷いが残る箇所から直します。地図は一度入れたら終わりではなく、来客の不安を減らすための「案内」として磨くと、問い合わせや来店につながりやすくなります。

株式会社みやあじよは、地図の追加だけで終わらせず、アクセスページの作り直しや導線の調整まで含めて、サイトに反映するところまで対応します。何かホームページの更新に関してお困りごとございましたら、こちらお問い合わせフォームより気軽にご相談ください

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