ホームページにYouTube動画を載せたい依頼前準備

2026.02.10

「動画を載せたい」と思っても、どこに置けば良いか、誰に何を頼めば良いかで止まりやすいです。さらに表示が重くなる不安や、権利まわりの心配も出てきます。
先に「何のために」「どのページに」「どう見せるか」を決めておくと、依頼のやり取りが短くなり、公開後の手直しも減ります。
なお、動画が未公開のまま、または素材の権利が曖昧なままでは作業が進みにくいので、その場合は公開設定と権利確認から着手すると安心です。
この記事では、①動画を載せる狙いの作り方、②依頼前に決めることと準備物、③実装の選び方と注意点を分かる言葉でまとめます。

なぜホームページにYouTube動画を載せるのか(効果と使いどころ)

結論から言うと、動画は「初めての人が安心して判断する材料」を増やすために使うと成果につながりやすいです。
文章や写真だけだと伝わりにくい空気感や、仕事の進め方、担当者の人柄が見えると、問い合わせ前の不安が減ります。

動画が役立つのは「迷いが生まれる場面」

動画が活きるのは、見た人が次の一歩を迷う場面です。たとえば次のようなページです。

  • 会社案内:人や雰囲気を伝えたい
  • サービス紹介:作業の流れや範囲を見せたい
  • 採用ページ:働くイメージを持ってほしい
  • 実績・事例:成果だけでなく過程も補いたい

このあたりに置くと、「自分に合う会社か」を判断しやすくなります。逆に、全ページへ一律に入れるより、まずは迷いが出やすいページに絞った方が効果を見やすいです。

動画は主役にしすぎず「判断を助ける脇役」にする

動画を置いたのに問い合わせが増えないケースでは、動画の上下にある文章が足りないことがあります。
動画だけだと、忙しい人は最後まで見ません。動画の近くに「この動画で分かること」と「見たあとに何をしてほしいか」を短く添えると、行動につながりやすくなります。

次にやること

まずは「動画を見た人に、何を決めてもらうか」を一文で書き出してください。ここが決まると、載せる場所も決まりやすくなります。

依頼前に決めておくこと(目的・掲載場所・見せ方)

依頼でつまずくのは、作業の指示ではなく、判断材料がそろっていない状態で話が始まることです。
先に最低限の情報がそろうと、外注先は実装方法と工数を見立てやすく、見積もりの比較もやりやすくなります。

依頼前に決めるのは「何のために、どこで、どう見せるか」

迷いやすいところだけ、順番に並べます。

  1. 目的:動画で何を後押ししたいか
  2. 掲載場所:どのページのどのあたりか
  3. 見せ方:ページ内で再生させるか、押したらYouTubeへ移すか
  4. 更新:公開後に差し替える予定があるか

ここが決まると、デザインや文章の直しも含めて「どこまで頼むか」が言葉になります。

依頼前の準備チェック表

用意するもの具体例社内担当補足
YouTube動画のURLhttps://〜広報公開範囲と埋め込み許可
動画の目的会社の安心感を伝える代表見た人にしてほしい行動
掲載するページ会社案内/採用ページWeb担当置く位置の希望も書く
見せ方ページ内再生/別タブで開くWeb担当スマホ表示も想定する
サムネイル画像動画の表紙画像広報文字入れの要否
差し替え予定月1で追加/入れ替え広報更新する人と手順

この表の上から3つが埋まるだけでも、作業範囲のすれ違いが減ります。まだ決まっていない項目は「未定」と書いておくと、外注先からの確認が短くなります。

次にやること

チェック表を一度埋めて、特に「目的」と「掲載ページ」を社内で揃えてください。ここが揃うと、次のステップである実装方法の選定が進みます。

実装方法の選び方(埋め込みか、別の見せ方か)

ここからは「どう載せるか」を決めます。多くの場合は、ページの中で再生させるか、押したらYouTubeへ移すかの二択で迷います。
埋め込みは、YouTube動画をホームページの中でそのまま再生できる形で置くことです。

ページ内で再生させると、安心材料が増えやすい

ページ内で再生できる形は、会社案内やサービス紹介など「初めての人が判断する」ページに向きます。文章を読んでいる流れのまま動画に触れられるので、違和感が少ないからです。

ただし、動画の枠だけが置かれていると「見る理由」が伝わりません。
動画の直前に次の二つを短く置くと、最後まで見られやすくなります。

  • この動画で分かること(例:現場の雰囲気、対応範囲)
  • 見たあとにしてほしい行動(例:事例を見る、問い合わせへ進む)

YouTubeへ移す見せ方は、ページを軽く保ちたいときに向く

トップページなどアクセスが多いページは、表示が重いと途中で戻ってしまう人が増えやすいです。こういうページでは、サムネイルを置いてクリックしたらYouTubeへ移す形も選べます。
ページは軽く保ちつつ、見たい人だけが動画を見に行けます。

一方で、YouTube側へ移す形は、動画を見たあとにホームページへ戻ってこないこともあります。
採用や問い合わせにつなげたい場合は、動画の近くに「次に見るページ」への案内を置き、戻り先を作っておくと安心です。

迷いやすい違いを、先に比較する

違いだけ先に押さえると判断が早くなります。

方法向くページメリット注意点
ページ内で再生会社案内、サービス流れを止めにくい配置次第で重く感じる
サムネイルで移動トップ、一覧ページページが軽い戻ってこないことがある
短い動画を並べる採用、よくある質問要点が伝わる本数が増えると管理が大変
再生リストを見せるコラム、特集ページ関連動画へつながる目的と関係ない動画も出る

表のどれを選んでも、最後は「このページで何をしてほしいか」に合わせるのが近道です。迷う場合は、まず一番大事なページだけに載せて、反応を見て広げると手戻りが減ります。

外注に伝えるとスムーズな情報

実装自体は難しい作業ではないことも多いのですが、細部の指定がないと見た目や使い勝手で差が出ます。依頼時には、次の情報を渡しておくとやり取りが短くなります。

  • 掲載ページと置く位置(見出しの下、本文の途中など)
  • スマホでの見え方の希望(横幅いっぱいにするか等)
  • 自動再生の希望(基本はしない方が無難)
  • 関連動画の表示をどうするか(出すか抑えるか)

費用の考え方と見積もりの見方(どこで差が出るか)

動画を載せる費用は、動画の長さよりも「どこまで触るか」で変わります。
動画の枠を置くだけなら小さく済みますが、成果につなげるために文章や問い合わせまでの流れも直すなら、作業範囲が広がります。

費用が増えやすいのは、実装以外の周辺作業

見積もりを見るときは「動画を置く作業」だけを探すのではなく、周辺に何が含まれているかを確認してください。たとえば次のような作業は、後から追加になりやすいです。

  • 掲載位置に合わせた余白や見出しの調整
  • 動画の前後に置く文章の作成や修正
  • スマホ表示の確認と微調整
  • ページの表示が重くならないための調整
  • サムネイル画像の作成

見積もり内訳の見方(費用が動く所)

同じ「動画を載せる」でも、何が含まれているかで金額差が出ます。比べるときは、項目の有無をそろえると判断しやすくなります。

項目何をする費用が動く要因注意
掲載位置の設計置き場所を決める対象ページ数目的が曖昧だと増える
見た目の調整余白や文字を整える既存デザインの崩れ修正回数の条件を確認
実装作業動画を設置するページ種類の違い複数箇所は増えやすい
表示の軽さ調整重さを抑える画像や他要素の量見た感じの速さも確認
サムネイル作成表紙画像を作る素材の有無文字入れで増えやすい
計測の設定見られたかを把握計測範囲何を見るか先に決める

この表は「追加費用になりやすい所」を見つけるためのものです。依頼側としては、どこまでを今回の範囲に入れるかを先に決めると、見積もりの比較がしやすくなります。

小さく始めるときの頼み方

最初から完璧を目指すと、社内の確認も長くなりがちです。
まずは「問い合わせにつなげたい1ページだけ」に動画を載せ、周辺の文章も最低限だけ直して公開する。そこで反応を見て、載せるページを増やす。こうすると、投資判断がしやすくなります。

次は、社内で誰が何を持つか、トラブルを避ける注意点、公開後に見る数字の話に進みます。

体制と進め方(社内で用意するもの、外注先に渡すもの)

動画の掲載は、技術の難しさよりも「社内の窓口があいまい」で止まりやすい作業です。担当が分かれているほど確認が増えるので、外注先とやり取りする窓口は1人に寄せた方が進みます。

役割を3つに分けると、決めるのが早い

最低限、次の3つが決まっているだけで手戻りが減ります。

  • 決裁者:目的と掲載ページを決める人
  • 窓口:外注先にまとめて伝える人
  • 更新担当:公開後に差し替えや追加をする人

窓口と更新担当が同じ人だと、公開後の運用もスムーズです。別の人が担当する場合は、差し替えの手順だけ先に共有しておくと安心できます。

依頼から公開までの流れ

作業は次の順で進むことが多いです。順番が前後すると、見た目の直しが増えがちです。

  1. 目的と対象ページを決める
  2. 見せ方を選ぶ(ページ内で再生、移動など)
  3. 外注先へ渡す材料をそろえる(URL、サムネイル、文章)
  4. テスト画面で見え方を確認する(特にスマホ)
  5. 公開する
  6. 公開後に数字を見て、置き方を微調整する

「動画を置く」だけで終わらせず、公開後の見直しまで一連で考えると、依頼の範囲が決めやすくなります。

外注先に渡しておくと話が早い情報

同じ動画でも、置くページの役割で作り方が変わります。外注先へは、次の情報をまとめて渡すと見積もりがブレにくくなります。

  • 対象ページのURLと、掲載したい位置の目安
  • 動画で伝えたいこと(安心感、手順、雰囲気など)
  • 動画の前後に置きたい文章があるか
  • 差し替えや追加の予定があるか

ここまで渡せば、外注先は「どこまで触るか」を提案しやすくなります。

リスクとトラブルを避ける(表示速度・権利・表示崩れ)

動画を載せるときに怖いのは、見た目ではなく「見えないところの不満」が増えることです。表示が遅い、スマホで崩れる、権利があいまいなどは、公開後に気づくと直しが増えます。

表示が遅くならないために意識すること

トップページなど最初に開かれやすいページは、読み込みが遅いと離脱されやすいです。そういうページは、いきなり動画を再生できる形にせず、サムネイルを置いて押した人だけが再生する形が向く場合があります。

逆に、会社案内や採用ページのように「読んで判断する」ページは、ページ内で再生できる形が合うことがあります。ここは、ページの役割で使い分けるのが現実的です。

自動再生と音は、慎重に扱う

動画が勝手に動くと、読者は驚きます。音が出ると職場や外出先では見られません。
迷うなら、自動再生は避けておき、押して再生する形に寄せると無難です。

権利まわりは「BGMと素材」で詰まりやすい

社内で撮った映像でも、BGMや写真素材は別の権利が付くことがあります。外注先に渡す前に、次だけは確認しておくとトラブルを減らせます。

  • BGMは使用許可があるか
  • 画像や図は出所が明確か
  • 人物が映る場合、公開してよいか

分からないものは「不明」と伝えておく方が安全です。外注先が代替案を出しやすくなります。

スマホの見え方で起きやすい崩れ

よくあるのは、動画の枠が横にはみ出す、上下の余白が不自然、文字と近すぎるといった違和感です。
公開前にスマホで確認し、見出しとの距離や、スクロールの流れが途切れないかを見ておくと安心できます。

公開後の改善(KPIの置き方と見直しの流れ)

公開した瞬間は「載った」で満足しやすいのですが、成果につなげるなら公開後の微調整が効いてきます。KPIは成果を見るための数字です。目的に合わせて、見る数字を絞ると判断が早くなります。

目的ごとに見る数字を変える

動画そのものが見られているかだけでは、問い合わせや応募につながったかが分かりません。目的別に、次のように見る数字を決めると迷いが減ります。

  • 問い合わせが目的:該当ページの閲覧数、問い合わせ数
  • 採用が目的:採用ページの閲覧数、応募数
  • 認知が目的:ページの閲覧数、動画の再生数

数字は多く追うほど判断が遅くなるので、まずは2つに絞って見るのがおすすめです。

見直す順番は「見られる→再生→次の行動」

改善の順番が逆だと、何を変えたらよいか分からなくなります。目安として次の順で見直すと進みます。

  1. そのページが見られているか
  2. 動画が再生されているか
  3. 動画のあとに次の行動へ進んでいるか

たとえばページ自体が見られていないなら、動画より前にページの入口を見直す方が早いです。再生されないなら、置く位置やサムネイル、動画の説明文を変える余地があります。

よくある改善例

  • 動画がほとんど再生されない
  • 再生はされるが問い合わせが増えない
  • 動画を見たあとに離脱が増えた気がする

この場合は、動画の上に「何が分かるか」を短く足し、動画の下に次に見てほしいページや問い合わせへの案内を置くと、動きが変わることがあります。動画の長さがネックなら、短い版を用意するのも選択肢です。

まとめ

ホームページにYouTube動画を載せたいときは、実装の話に入る前に「何のために」「どのページに」「どう見せるか」を決めると、依頼がスムーズに進みます。
そのうえで、見積もりでは実装だけでなく、文章や見た目の調整、公開後の見直しまで含むかを確認すると比較がしやすいです。

公開後は、目的に合わせて見る数字を絞り、置き方や導線を少しずつ直すと成果につながりやすくなります。動画は載せた瞬間より、そのあとに育てる場面で差が出ます。

株式会社みやあじよでは、動画の掲載だけで終わらせず、ページの文章や導線の調整、公開後の見直しまでまとめて対応します。ホームページの更新や掲載、設計に関してお困りごとございましたら、こちらお問い合わせフォームより気軽にご相談ください

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