ホームページがスマホで見にくい、直してほしい時の手順をご説明

2026.02.11

スマホで見たときに崩れていると、問い合わせの機会が減りそうで落ち着きませんし、
一方で、手当たり次第に直すと「どのスマホで起きるか」「どのページだけか」が曖昧なまま、修正と確認が行ったり来たりしがちです。

この記事では、次の3つを優先して扱います。

  • 社内で短時間に確認できることと、メモの残し方
  • 症状から原因の当たりを付ける考え方
  • 早く戻せるケースと、腰を据えるべきケースの違い

スマホで見にくいとき、最初に確認すること

最初にやるのは「範囲」と「再現条件」を小さくすることです。
ここが絞れると、直す場所の見当がつき、外部へ頼む場合の説明も短く済みます。

まず見る軸は3つ

  • どのスマホでも起きるか(端末の相性か、サイト側か)
  • どのページでも起きるか(サイト全体か、特定ページか)
  • いつから起きたか(直前の作業や更新が関係しそうか)

「ブラウザ」はホームページを見るためのアプリのことです。
「URL」はページの住所で、依頼先に渡すと再現確認が早く進みます。

5〜10分でできる確認チェック

次の表は、社内で先に埋められる項目だけに絞っています。
上から順に埋めると、状況説明の負担が減ります。

確認項目目安時間分かることメモする内容
別のスマホでも同じか3分端末の相性か切り分け機種名と更新状況
別のブラウザでも見る3分閲覧アプリ依存か判断アプリ名
どのページで起きるか5分影響範囲の特定該当ページのURL
いつから起きたか2分直前作業との関係更新日と作業メモ
縦横で表示が変わるか1分幅の問題の有無変化の有無
崩れた箇所を画面保存2分原因の当たりが付く崩れた場所が分かる画像

メモは箇条書きで十分です。画面保存も添えると、説明の手間が一気に減ります。
撮り方に迷う場合は「崩れている部分」と「ページ上部」が分かるように残すと、話が早く進みやすいです。

原因の切り分け:よくあるパターン

症状の見え方で、原因の方向がほぼ決まる場面が多いです。
ここで当たりを付けておくと、社内の判断も、依頼の見積もり比較もやりやすくなります。

よく出る言葉だけ、意味を押さえる

「レスポンシブデザイン」は、画面の大きさに合わせて並びが変わる作りです。
「ビューポート」は、スマホの画面幅をブラウザに伝える設定です。
「キャッシュ」は、以前の表示を一時保存して読み込みを速くする仕組みです。

言葉は難しく見えますが、やることは「どこが、どの条件で崩れるか」をつかむだけです。
次の表で、よくある症状と原因候補を対応させます。

症状原因候補まず確認次の打ち手
横スクロールが出る幅固定の画像や表はみ出す場所を画面保存該当部分の幅を調整
文字が極端に小さいビューポート未設定全ページで同じかスマホ幅設定を追加
画像がはみ出す画像サイズが大きい特定ページだけか画像の表示方法を変更
メニューが重なるスマホ用表示の不具合縦横で変化するかスマホ用メニューを修正
特定ページだけ崩れるそのページの部品が原因直前の編集内容原因箇所だけ戻す
端末で差が出るキャッシュの影響別のスマホで見る再読み込み後に再確認

この表で「近い症状」が見えると、依頼時に伝える情報も絞れます。
症状が複数混ざっている場合は、いちばん困っているものを一つ決め、そこから直す方が手戻りが減ります。

すぐ直るケースと時間がかかるケース

直る早さは「影響範囲」と「原因が一箇所かどうか」で決まります。
急ぎのときほど、ここを見誤らない方が復旧までの道筋が立ちます。

すぐ戻りやすいケース

  • 特定ページだけで起きていて、はみ出している場所が一つに見える
  • 直前に画像を差し替えた、表を貼ったなど、きっかけが思い当たる
  • 別のスマホだと起きず、同じ端末でだけ起きる

この場合は「該当ページのURL」と「画面保存」と「いつから」の3点がそろうだけで、修正が短時間で済むことがあります。
問い合わせの入口が止まっているなら、応急処置として問題の部品を一時的に外す判断も現実的です(あとで戻せる形で行います)。

時間がかかりやすいケース

  • ほぼ全ページで崩れていて、崩れ方もページごとに違う
  • スマホ用の並び替え自体が動いていないように見える
  • 以前から違和感があり、最近になって目立ってきた

この場合は、原因が一つではなく、複数の箇所に積み重なっていることがあります。

直し方の選択肢と進め方(体制)

急いで直したいときは、まず「いま止めたい困りごと」と「あとで落ち着いて直す範囲」を分けて考えると進みます。全部を一度に直そうとすると、確認が増えて復旧が遅れやすいからです。

まず決めるのは、応急処置か根本修正か

先に結論を言うと、問い合わせや予約の入口に支障があるなら、応急処置を先に入れる判断が現実的です。入口が止まっている間は、せっかく見に来た人が離れやすいからです。

たとえば次のような状態は、先に「見られる」「押せる」を戻した方が安心です。

  • 電話ボタンが押しづらい
  • 問い合わせの入力欄が画面からはみ出す
  • メニューが重なって目的のページへ行けない

一方で、見た目の違和感が一部だけで、入口は機能しているなら、原因を押さえたうえで根本修正に寄せた方が再発が減ります。まずは「入口が止まっているか」を社内の共通認識にすると、判断が早まります。

社内で決める役割は3つだけ

外部へ頼む場合でも、社内側の役割が曖昧だと連絡が滞ります。難しい体制は不要で、次の3つが決まれば動き出せます。

  • 判断する人:優先ページと締め切りを決める
  • 説明する人:症状のメモと画面保存をまとめる
  • 確認する人:スマホで直ったかを確認する

ここがそろうと、「誰が返事をするか」で止まりにくいです。特に緊急度が高いときは、確認担当を一人に絞るだけでも往復が減ります。

依頼先へ渡すまでの流れ

最短で進めるなら、流れはシンプルです。

  • 該当ページのURLと画面保存をまとめる
  • どのスマホで起きるか、どこまで影響するかを書き添える
  • 入口に関係するページを優先順で並べる
  • 「応急処置だけ」か「根本修正まで」かを言葉にする

この4点がそろうと、作業側は再現と見積もりに入りやすいです。

費用の考え方と見積もりの見方

費用は「直す作業」だけで決まるわけではありません。原因がすぐ見えるか、影響範囲がどれくらいかで変わります。

見積もりの差が出るところ

同じ症状でも、見積もりが変わりやすいのは次の部分です。

  • 原因の当たりが付いているか(調べる時間が減る)
  • 影響範囲が絞れているか(確認が短くなる)
  • 優先ページが決まっているか(順番で迷わない)

見積もりを見るときは、金額だけでなく「どこまで直すか」が言葉になっているかを確認してください。ここが曖昧だと、追加作業の話が出やすいです。

作業内容別の費用と納期の目安

急ぎの相談で多い作業を、目安としてまとめます。状況で前後するので、比較の軸として使うのが安心です。

作業内容目安費用目安期間注意点
崩れを一時的に抑える小さめ当日〜数日原因は残ることがある
特定ページの部品を修正数万円〜数日〜対象URLがそろうと早い
全体の並びを見直す十万円前後〜1〜2週〜確認ページが増えやすい
画像や表の扱いを改善数万円〜数日〜同じ崩れの再発を減らす
押しやすさを調整数万円〜1週前後入口ページから順に対応
原因調査と再発点検要見積状況次第時間で変わる

表の「小さめ」「要見積」は、作業範囲が見えないと見積もりが組めない状態を指しています。迷う場合は、応急処置と根本修正を分けて依頼し、まず入口だけでも戻す流れにすると社内の不安が減ります。

追加作業が出やすい場面

追加作業が出やすいのは、直す場所が確定できないときです。よくあるのは次のようなケースです。

  • 症状が出たり出なかったりする
  • 直したあとに別ページが崩れる
  • 誰がどこを編集したか分からない

こうした場合は、最初から「原因を特定するための確認」と「修正作業」を分けて書いてもらうと、社内で説明しやすいです。

リスクとトラブルを避ける注意点

急いで直すほど、手戻りのリスクが増えます。先に避け方を知っておくと安心です。

直す前に、元に戻せる状態を残す

結論はシンプルで、修正前の状態を残してから触ることです。もし別の場所が崩れても、元の状態に戻せると落ち着いて進められます。

社内でできる範囲では、次を残すだけでも違います。

  • 崩れている画面の保存(複数枚)
  • 該当ページのURL一覧
  • 直す前後で変えた内容のメモ

これがあると、やり取りの途中で話がぶれにくいです。

直したあとは「入口」から確認する

崩れた場所だけを見て終えると、別の不具合が残ることがあります。確認は入口から順に見るのが安全です。

  • トップページの見え方
  • メニューから主要ページへ移動できるか
  • 電話や問い合わせが問題なく使えるか

入口が動いていれば、ひとまず機会損失は抑えやすいです。

応急処置中は、更新のルールを決める

応急処置の作業中に社内が同じページを触ると、確認が混乱します。短い期間でも良いので「この期間は更新しないページ」を決めると進みます。どうしても更新が必要なら、更新した日時と内容だけメモしておくと、切り分けがしやすいです。

このあと、直ったかを判断する見方と、再発を減らす運用の考え方を扱います。

直ったかを判断する指標(効果・KPI)

直ったかどうかは、見た目だけで決めると後戻りが出やすいです。
スマホで「読める」「押せる」「迷わない」がそろっているかを基準にすると、社内でも判断がそろいやすくなります。

直った基準は「入口が使えるか」で決める

見た目のズレが少し残っても、入口が動いていれば事業への影響は抑えやすいです。
逆に、入口が止まると短期間でも機会損失が出やすいので、先にそこだけ確認します。

  • メニューが開いて、目的のページへ移動できる
  • 電話ボタンが押せる
  • 問い合わせフォームが最後まで入力できる

確認するページは3つに絞る

全ページを見ようとすると、確認が終わらず疲れます。
最初の確認は、次の3つに絞ると進みます。

  • トップページ
  • 主要サービスや商品ページ(よく見られるページ)
  • 問い合わせページ

この3つが安定していれば、そのあと他ページへ広げても手戻りが減ります。

数字でも見るなら、迷いが減る

KPIは、改善したかを判断するための確認用の数字です。
難しい指標を増やさず、次のような分かりやすい数字だけを見ると十分なことが多いです。

  • 問い合わせ件数(週ごとに増減を見る)
  • 電話の着信数(直す前後で比較する)
  • 予約や申込みの数(入口が直ったかの目安)

直してすぐは数字が動きにくいことがあります。まずは「入口が使える状態」に戻っているかを優先し、数字は少し期間を置いて見た方が落ち着いて判断できます。

再発を防ぐ運用のコツ

再発を減らすには、特別な作業を増やすより「確認の型」を固定すると楽です。
更新担当が変わっても同じ動きができる形にすると、急なトラブルが起きにくくなります。

更新前後に、スマホ確認の型を作る

更新したら、次の順でスマホ確認を入れるだけでも違います。

  • 更新したページをスマホで開く
  • メニューが動くかを見る
  • 入口のボタンやフォームを動かす

確認は短くて構いません。やる順番が決まっていると、忙しい時でも抜けにくいです。

崩れやすい作業を把握しておく

崩れが起きやすいのは、見た目を大きく変える作業です。代表例は次のような場面です。

  • 画像を差し替えた
  • 表や文章を別の資料から貼った
  • 大きなバナーを追加した

こうした作業のあとだけでも、スマホで入口確認を入れると安心感が増します。

更新メモを残して、切り分けを早くする

「いつから起きたか」が分かるだけで、復旧までの時間が短くなりやすいです。
更新のたびに長文を書く必要はなく、日付と作業内容だけで十分です。

  • いつ(更新日)
  • どこを(ページ名)
  • 何を(画像差し替え、文章追加など)

依頼するときに用意すると早い情報

修正の早さは、相手が「同じ症状を再現できるか」で決まります。
技術的な説明よりも、再現の手がかりがそろっている方が進みます。

依頼が早く進む情報一覧

次の表は、依頼先が最初に知りたい情報を短くまとめたものです。
すべてがそろわなくても構いませんが、ある分だけ渡すと往復が減ります。

情報どこで分かる無い場合の代案
サイトURLhttps://example.comブラウザ上部会社名の検索結果
崩れるページURL/contact など該当ページで確認ページ名と場所
画面保存崩れが分かる画像スマホの共有機能短い動画でも可
発生条件機種と縦横端末の情報画面分かる範囲で記載
いつから1月20日頃から更新や作業メモ思い当たる作業だけ
優先ページ問い合わせ、予約社内で決める入口だけ先に指定

追加で共有できるなら、直前に触った画像ファイルや、編集した人のメモも助けになります。
管理情報を渡す必要がある場合は、社内ルールに沿った安全な方法で共有し、やり取りの中に残らない形にすると安心です。

相談先の選び方(保守・運用の視点)

急ぎの修正は、腕前だけでなく「進め方」が合うかで結果が変わります。
ここでは、保守や運用の目線で相談先を選ぶ基準をまとめます。

早く戻すために見たいこと

スピードが出る相談先は、最初に確認する範囲が明確です。

  • どのページを優先するかを先に決めてくれる
  • 応急処置と根本修正を分けて提案できる
  • 直す前と直した後の確認範囲が分かりやすい

「何を直すか」だけでなく「どこまで直すか」が言葉になっていると、社内の合意も取りやすいです。

見積もりを比べるときの見方

金額よりも先に、次の点が書かれているかを見ると迷いが減ります。

  • 対象ページや対象範囲が書かれている
  • 作業後にどこを確認するかが書かれている
  • 追加になりやすい条件が書かれている

この3つがそろうと、社内で説明しやすく、後から話がこじれにくいです。

スポット対応と継続対応の考え方

今回だけ早く直したいなら、スポットでの修正でも前に進めます。
ただ、更新頻度が高いサイトや担当が変わりやすい体制なら、再発を減らす観点で継続の相談も検討の余地があります。

継続で見てもらう場合は「更新のルールづくり」と「崩れやすい作業の確認」をセットにすると、次のトラブルを減らしやすいです。

まとめ

スマホで見にくいときは、焦って直し始めるより、再現条件と影響範囲を先に小さくする方が復旧が早まりやすいです。
そのうえで、入口に関わるページを優先し、応急処置と根本修正を分けて進めると、社内の迷いも減ります。

直ったかの確認は、トップ・主要ページ・問い合わせの3つに絞り、「読める」「押せる」「迷わない」を基準にすると判断がぶれにくいです。
再発を防ぐには、更新前後のスマホ確認と更新メモだけでも効果が出やすい形になります。

社内で試せることはやったのに、どこから直すか決めきれないまま時間だけが過ぎることがあります。
急ぎの修正ほど、説明の往復が増えると復旧が遅れやすいので、状況と優先順を先にそろえる方が安心です。

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