ホームページが開かない、直してほしい時の動き方

2026.02.11

ホームページが開かないと、社内が一気に慌ただしくなります。取引先や求職者が見ている最中かもしれず、早く戻したい気持ちが先に立ちます。先に結論を言うと、触る前に状況を記録し、原因の当たりを付けて連絡先を絞ると復旧が早くなりやすいです。会員情報や決済が絡む場合は、復旧と同時に安全面の確認も必要になるため、記録の取り方を少し丁寧にします。この記事では「影響の見方」「社内でできる確認の順番」「症状から原因を推測する見方」を押さえます。

まず押さえたいリスクと影響

ホームページが止まったときの痛みは、売上だけではありません。問い合わせや採用、信用、広告費のムダなどが連鎖しやすいからです。最初の数分は「何が止まっているか」を把握する時間にします。

影響は「止まった範囲」で変わる

同じ「開かない」でも、止まっている範囲で対応が変わります。トップページだけが見られず、他のページは表示できることがあります。逆に、ページは見られてもお問い合わせフォームだけ送れないこともあります。先に範囲が分かると、連絡先と優先順位が決めやすくなります。

  • サイト全体が見られない
    原因はサーバーやドメインまわりを疑います。
  • 一部ページだけ見られない
    作り替えた直後に起きやすく、ページ側の設定を疑います。
  • フォームや予約だけ動かない
    表示はできても成果が止まるため、送信まわりの設定を疑います。

焦って触ると長引く場面

急いで復旧させたいときほど、更新や設定変更を重ねがちです。操作が増えるほど、どの変更が引き金だったか分かりづらくなり、復旧まで遠回りになりやすいです。次のような操作は、状況を控えてからに回すほうが安心です。

  • いつも使わない画面で設定を変える
  • 何度も更新ボタンを押して試す
  • 別の担当者が同時に違う対処をする

最初に残しておくメモ

復旧作業は、情報が少ないほど推測になり、時間が伸びます。だから最初に、短いメモを残します。

  • いつから起きたか(分かる範囲で時刻)
  • どこで起きたか(社内、スマホ回線、自宅など)
  • どの画面で起きたか(ページのアドレス)
  • 画面に出た表示(文言をそのまま)
  • 直前にやったこと(更新、画像差し替えなど)

いま社内でできる確認手順

ここからは、触る前にできる確認を「復旧が早くなりやすい順」に並べます。上から順にやると、外部へ依頼するときの材料がそろいます。

1人の環境の問題かを切る

まず、社内だけの問題か、サイト側の問題かを切ります。社内の無線だけで見られない場合、サイトは生きていることもあります。

  • スマホの回線で開く(社内の無線を切って試す)
  • 別の端末で開く(別のスマホ、別のパソコン)
  • 別の見るためのアプリで開く(ChromeとSafariなど)

この時点で「社内だけで見られない」なら、回線や社内機器が候補になり、窓口も変わります。

キャッシュの影響を切る

キャッシュは、表示を速くするために端末に残る一時データです。これが古いままだと、直っていても古い画面が出ることがあります。

  • 履歴を残さない表示方法で開く
  • 別端末で開く

見え方が変わるなら、サイト全体の大きな障害ではなく、表示側のズレの可能性が上がります。

ドメインまわりの変化がないかを見る

ドメインは、アドレスの中で会社名のように見える部分で、サイトの住所の役割を持ちます。住所が正しく案内されないと、別の場所へ案内されることがあります。

  • 直前にドメイン更新や移管をしていないか
  • ドメインの契約メールが届いていないか
  • 住所が変わる作業をした覚えがないか

ここが怪しいときは、制作会社ではなくドメイン管理会社へ連絡したほうが早いことがあります。

鍵マークの警告が出ていないかを見る

SSLは、通信を暗号化して鍵マークを出す仕組みです。期限切れや設定のズレがあると、警告画面が出て表示が止まることがあります。特定の端末だけ強い警告が出る場合は、端末側の安全設定が影響していることもあります。

  • 「安全ではありません」などの警告が出る
  • 以前は鍵マークだったのに表示が変わった
  • 特定の端末だけ強い警告が出る

サーバー側の様子を探る

サーバーは、ホームページのデータを置く場所です。ここが止まると、全ページが見られない形になりやすいです。契約先が分かるなら、障害情報のページや通知メールを先に確認します。契約先が分からない場合は、次の章の「症状」から当たりを付け、連絡先を絞ります。

症状別に原因を切り分ける

原因が分からないときは、症状から大まかな場所を決めると進みます。狙うのは、正解を当てることではなく「次に誰へ何を伝えるか」を決めることです。

見られない条件をそろえる

同じホームページでも、見る場所で結果が変わります。次の二つをそろえると、切り分けが進みます。

  • 誰が見られないか(自分だけ、社内全員、社外も含む)
  • どこまで見られないか(トップだけ、全ページ、フォームだけ)

症状からの切り分け早見表

症状まず見る所可能性が高い所次の一手
真っ白で何も出ない別端末でも同じかサーバー側の不具合契約先の障害情報確認
警告画面が出る鍵マークの変化SSLの期限や設定更新担当へ連絡
社内だけ見られないスマホ回線で確認社内の回線・機器回線会社か社内ITへ
一部ページだけ見られない直前の更新有無ページ側の設定更新担当へ内容共有
フォームだけ送れない送信後の表示送信設定や宛先エラー文言を控える
別の場所へ飛ぶ最近の契約変更ドメインの設定管理会社へ確認

この表で当たりが付くと、次に必要な連絡先と伝える内容が見えてきます。ここまでのメモと画面の記録がそろえば、外部へ頼むときの往復が減り、復旧が早まりやすいです。

連絡先の切り分けと進め方

ホームページが開かない時、復旧までの時間が伸びる原因の多くは「連絡先が合っていない」「同時に動いて状況がぶれる」の二つです。先に動き方を決めると、復旧作業そのものが早く始まります。

まず窓口を1人に決める

社内の窓口を1人にすると、状況説明がそろい、連絡の往復が減ります。
複数人が別々に連絡すると、相手側が「いま何が起きているのか」を再確認する時間が増えがちです。

窓口の人がやることは難しくありません。
「起きた時刻」「見え方」「直前の変更」をメモして、同じ内容を伝える役です。

次に「誰がどこを管理しているか」を探す

連絡先が分からないときは、技術の知識よりも「支払い」と「通知メール」が手がかりになります。

  • サーバー代の請求書、カード明細、銀行振込の履歴
  • ドメイン更新の案内メール
  • 制作会社や保守会社との過去メール
  • 社内共有フォルダの納品書、契約書、引き継ぎメモ

ここが見つかると、連絡先だけでなく「いま頼める範囲」も見えてきます。

状況別に、どこへ連絡すると早いか

迷うのは自然です。次の表は「まず当たる先」を決めるための地図として使えます。

状況連絡先の候補伝える内容手元の情報
全ページが見られない保守先/サーバー会社発生時刻と症状請求書・契約メール
別の場所へ飛ぶドメイン管理会社飛び先の表示更新案内メール
警告画面が出る保守先/サーバー会社警告文と対象ページ過去の更新履歴
社内だけ見られない回線会社/社内担当社内だけの発生範囲回線の契約書
フォームだけ動かない制作会社/保守先送信後の表示フォームの場所
見た目が急に変わった保守先/制作会社画面の写真と時刻直前の作業メモ

この表で連絡先が定まったら、次は「相手が作業に入れる情報」を短くまとめて渡します。

連絡時に伝えると早いこと

電話でもメールでも、まず次の5つがそろうと話が進みやすいです。

  • いつから起きたか(分かる範囲で時刻)
  • どこで起きたか(社内、スマホ回線など)
  • どこまで起きているか(全ページか、一部か、フォームか)
  • 画面に出た文言(できるだけそのまま)
  • 直前にしたこと(更新、画像差し替えなど)

「復旧を優先したい」「原因まで追いたい」も最初に伝えると、作業の順番が組みやすくなります。復旧だけ先に行い、原因の確認は後回しにする進め方もあります。

依頼前に用意したい情報

外部へ頼むとき、復旧の速さを左右するのは「作業者が最初に見られる材料」です。材料がないと、相手は確認から始めるため、やり取りの回数が増えがちです。

まず「見え方」を再現できる情報をそろえる

一番役に立つのは、画面の写真と、起きた時刻です。
言葉で説明するより、見たままの情報が早いです。

次に、社外のスマホ回線などでも同じかどうか。これだけでも「社内の問題か、サイト側の問題か」が見えます。

次に「契約」と「入れる人」をそろえる

対応する側は、入るべき場所に入れないと作業を始められません。
契約の名義が違う、担当者が退職している、管理情報が見当たらない。ここで止まる相談は多いです。

分からないものは、分からないままでも構いません。
その代わり「何を探したか」を書いておくと、相手が代替の手を考えやすくなります。

依頼前に集める情報チェック表

用意するものどこにあるか分からない時メモ例
発生した日時社内メモ・日報おおよそで記録1/26 10時頃
見られない範囲社外端末でも確認分かる所だけ全ページ
画面の写真スマホで撮る文言だけ控える警告文を記録
直前にした変更担当者の記録思い出せる範囲画像差し替え
契約先の情報請求書・契約メール支払い履歴を見る会社名と連絡先
管理情報の有無引き継ぎメモ前任者に確認不明・確認中

この表が埋まるほど、相手は「何を見れば直せそうか」を早く判断できます。結果として、復旧の見通しも立ちやすくなります。

共有のしかたでトラブルを増やさない

管理情報を渡すときは、社内でルールを一つ決めます。
例えば、担当者を固定し、送った内容を記録に残すだけでも混乱が減ります。

また、情報をまとめて渡すときは「社内の窓口だけが渡す」運用にすると安全です。相手側の担当者が変わっても、話がつながりやすくなります。

費用の決まり方と見積もりの考え方

ホームページが開かないと、費用がいくらかかるのかが読めず、社内で判断が止まりやすいです。ここは「金額の相場」を探すより、「どこまでを依頼範囲にするか」を先に決めるほうが早く進みます。依頼範囲が決まると、見積もりの条件もそろいやすくなります。

費用が変わりやすい3つの条件

費用が動く条件はだいたい次の三つです。技術の話ではなく、作業の進め方の差です。

  • まず表示だけ戻すのか、原因まで追うのか
    画面が見えるようにする作業と、止まった理由を掘る作業は別物になりがちです。
  • 情報がそろっているか
    契約先や管理情報が分からないと、確認から始まりやすく、往復が増えます。
  • いつ対応してほしいか
    夜間や休日の対応は、人の手配の都合で追加が出ることがあります。

依頼範囲の切り方

急いでいるときは、段階を分けて頼むと判断しやすいです。

  • 第1段階:とにかく表示を戻す
  • 第2段階:止まった原因を特定する
  • 第3段階:再発しにくい形に直す

最初から全部を一気に頼むより、まず復旧を優先して、落ち着いてから原因と再発防止に進む進め方が合う会社も多いです。

費用と対応範囲の目安

対応の種類作業例費用が動く所期間の目安
応急復旧表示を戻す作業時間・時間帯短い
原因の調査きっかけを探す確認範囲・関係先
安全面の確認改ざん有無の確認確認項目の数
運用の引き継ぎ契約先をまとめる情報の散らばり
再発防止の整備手順と担当を決める関係者数・範囲中〜長い

見積もりで先に確認したいこと

見積もりを比べるときは、金額だけでなく「どこまで含むか」を短い言葉でそろえると判断が早くなります。例えば次のような聞き方が現実的です。

  • どこまでを復旧として扱うか(表示、フォームなど)
  • 追加費用が出る条件は何か(夜間、原因が複雑など)
  • いま手元にない情報があっても進められるか

ここが明確だと、社内の合意が取りやすくなります。

早期復旧で守れる効果と暫定対応

復旧に時間がかかりそうなときでも、何もできないわけではありません。止まっている間に「連絡手段」と「社内の言い方」をそろえるだけで、信頼の落ち方が変わります。

暫定対応で先に守るもの

まず守りたいのは、次の二つです。

  • 相手が困らないこと(連絡先が分かること)
  • 社内が混乱しないこと(言うことがそろうこと)

できる範囲でやる暫定対応

状況に合わせて、できるものだけ選べば十分です。

  • 表示の案内を出せる場合
    「現在確認中です」と、電話やメールなどの代替連絡先を短く出します。問い合わせフォームが止まっているなら、その旨も一言あると親切です。
  • 案内を出せない場合
    取引先や見込み客へ、メールや署名で代替連絡先を案内します。営業や受付が同じ案内文を使うと、対応がぶれません。
  • 広告を出している場合
    表示できない間は費用だけ出る形になりやすいので、停止できる窓口へ連絡します。外部に任せているなら、その会社へ状況を共有します。

復旧したかの確認は「見る人の目線」で行う

復旧の確認は、社内の担当だけが見て終わりにしないほうが安心です。社外のスマホ回線など、別の環境でも開けるかを見ます。問い合わせが主目的なら、フォームも試し、届くかまで確認します。

再発を減らす運用体制の作り方

復旧した直後は、社内が落ち着いていないことも多いです。それでも、このタイミングで「次に同じことが起きても止まらない形」を作っておくと、後が楽になります。難しい仕組みより、担当と手順を決めるところから始めるのが現実的です。

まず「連絡先と契約先」を1枚にまとめる

今回のようなトラブルで時間を食うのは、技術よりも情報探しです。次の情報が一枚に集まっているだけで、緊急時の動きが変わります。

  • ドメインの管理会社と連絡先
  • サーバーの契約先と連絡先
  • 保守や制作の窓口
  • 更新を触れる人の把握(社内外)

次に「変えたらメモ」をルールにする

止まった原因が更新だった場合、追えるかどうかはメモにかかります。大げさな報告書ではなく、日付と内容が分かる一行で構いません。誰がどこを触ったかが分かると、復旧が早くなる場面が増えます。

定期的に小さな確認を入れる

毎週の点検は続きません。続く頻度に落とすほうが実務的です。まずは月に一度、見る場所を決めるだけでも変化に気づけます。

再発を減らす運用チェック

やること頻度担当放置した時の困りごと
契約先と連絡先の一覧半年総務連絡が遅れる
案内メールの受信先見直し随時総務更新に気づけない
変更内容の一行メモ更新の都度Web担当原因が追えない
主要ページの表示確認Web担当異変に遅れる
フォーム送信の確認Web担当問い合わせが落ちる
緊急時の連絡手順の共有社内判断が割れる

まとめ

ホームページが開かないときは、焦って操作を増やすより、状況を記録して原因の当たりを付けるほうが復旧が早くなりやすいです。社内で確認する順番を決め、症状から連絡先を絞ると、やり取りの回数が減ります。

依頼する際は、復旧だけを急ぐのか、原因や再発防止まで見るのかで、進め方と費用の考え方が変わります。まずは段階を分け、今やることを小さく切ると社内判断が進みます。復旧後は、同じトラブルで止まらないように、契約先と連絡先の見える化、変更のメモ、月一の確認を決めるところから始めると安心です。

株式会社みやあじよでは、いま起きている状況の切り分けから、復旧の進め方の決定、再発しにくい運用の整備までまとめて対応できます。社内で連絡先が分からない、見積もりの比較が定まらない、復旧後の運用が不安といった段階でも問題ありません。まずは現状を共有するところから、お困りごとございましたら、こちらお問い合わせフォームより気軽にご相談ください

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