SEO会社の選び方で迷わないために

2025.08.11

SEO会社を探し始めた途端、提案内容も費用もばらばらで比べにくく感じる人は多いです。社内に説明しようとしても、何に払うのかが言葉にしづらく止まりがちです。
失敗しにくい選び方は、先に「目的」と「頼む範囲」を決めて、見積もりの前提をそろえることです。
すでに検索からの流入が安定していて微調整だけしたい場合は、範囲を小さく切っても進められます。
この記事では、依頼先の違い、見積もりの見方、効果の期待値の置き方を、判断に使える形でまとめます。

SEOは、検索で見つけてもらうためにサイトを整える考え方です。

SEO会社に頼む前に決めること

目的は「順位」ではなく「行動」で置く

検索順位は途中経過で、最終的に増やしたいのは問い合わせや商談、採用応募などの行動です。ここが曖昧だと、提案の良し悪しが判断できません。
まずは、次のように一文にします。

  • 例:法人向けの問い合わせを増やしたい
  • 例:特定サービスの相談を増やしたい
  • 例:採用ページへの応募を増やしたい

この一文があるだけで、提案されるテーマやページの優先順位が変わります。

「頼む範囲」を三つに分ける

SEOの支援は、ざっくり三つに分かれます。どれを任せ、どれを社内で持つかで、費用も体制も変わります。

  • 設計:狙うテーマとページの役割を決める
  • 作成:文章や事例などの素材を増やす
  • 改修:サイト側を直して伝わりやすくする

社内に制作担当がいない場合は、改修まで含めるかどうかで結論が変わりやすいです。

比較される相手を決める

読者は、あなたの会社だけを見て判断しません。同じ悩みを解決してくれそうな他社と見比べます。
競合を決める目的は、相手を真似することではなく、読者が迷う場所を先に知ることです。たとえば「料金が分かりにくい」「導入事例が少ない」など、選ばれない理由が見えてきます。

SEO会社の種類と依頼範囲

「何を作るか」より「何を任せるか」

SEO会社と一口に言っても、得意な範囲が違います。契約前に、成果物と担当範囲を言葉で合わせておくと、あとから揉めにくくなります。

タイプ向く状況期待できること注意点
設計支援型方向性が定まらない優先順位と設計づくり実装は別契約になりやすい
制作併走型改修もまとめたい改修まで一気通貫費用内の範囲を明記
記事制作中心記事が足りない企画と執筆の量を出す品質管理の体制が必要
内製支援型社内で育てたい手順と型の整備担当の時間確保が前提

どのタイプが正解かは、自社の詰まりどころで決まります。迷う場合は「設計だけ頼む」のか「作成や改修まで頼む」のか、先に線を引くと比較が進みます。

費用と見積もりの読み方

費用がばらつく一番の理由は「範囲」

同じSEOでも、どこまで含むかで金額は大きく変わります。たとえば、文章を作るのか、サイトを直すのか、打ち合わせの頻度はどれくらいか。ここが違うと、安い高いの議論が噛み合いません。

見積もりは「質問票」だと考える

見積もりは金額表ではなく、作業内容を確認するための質問票だと捉えると失敗が減ります。下の表の項目が埋まると、相見積もりでも比較しやすくなります。

項目含まれやすい作業確認したい点抜けやすい点
現状把握課題の洗い出し対象ページの範囲競合比較の深さ
方針設計狙うテーマの決定判断の根拠事業側の優先順位
記事制作企画・執筆・修正本数と修正回数監修や素材の手配
改修対応文言や構成の修正実装の担当者公開前の確認手順
報告会数値共有と提案頻度と形式次の優先順位の決め方

「やること」が書かれていない見積もりは、後から追加が発生しやすいです。金額だけで決めず、作業の言葉がそろっているかを見ます。

効果が出るまでの期間と期待値

早く見える成果と、遅れて積み上がる成果がある

SEOは、やった翌日に反応が出るものではありません。まずは既存ページの見せ方を直して、読み手の迷いを減らすところから効果が出ることがあります。
一方で、記事を増やして評価が積み上がる領域は、数か月単位で見たほうが安心です。

期待値は「問い合わせの質」まで含めて置く

順位だけを追うと、数字は伸びても商談にならないことが起きます。問い合わせが増えるだけでなく、相談内容が具体的になっているかも見ます。
この段階で見たいのは「誰から」「何について」連絡が来たかです。ここが見えると、次に直すページが決めやすくなります。

成果指標とレポートの見方

レポートは「読んで納得する」ためではなく、「次に何を直すか」を決めるための材料です。見る順番を固定すると、数字の上下に振り回されにくくなります。

まずは結果から見て、次に“場所”へ降りる

最初の確認は、次の流れで足ります。

  • 問い合わせや応募が増えたか、内容はどうか
  • よく読まれたページはどれか
  • そのページに来たきっかけは何か

この順番にする理由は、順位や訪問数だけ見ても「直す場所」が決まらないからです。たとえば訪問が増えても、問い合わせフォームの直前で止まっていれば成果につながりません。逆に、問い合わせが増えているなら、同じ型を他のページにも広げられます。

「数字が伸びたのに成果が出ない」ときの見立て

よくあるのは、読まれてはいるのに決めきれない状態です。原因は一つではありません。

たとえば法人向けのサービスで、料金の目安や進め方の説明が薄いと、読み手は比較に必要な材料が足りず、離脱しやすくなります。あるいは、問い合わせ方法が電話だけで心理的に重い場合もあります。レポートを見る目的は、こうした「迷いが起きる場所」を特定することです。

迷いが出やすい指標を、見方と次の動きでまとめます。

指標見たい変化よくある誤解次にやること
問い合わせ件数緩やかに増える数だけ追う迷う箇所を探す
問い合わせ内容相談が具体化量が同じなら安心判断材料を補う
主要ページ閲覧最後まで読まれる見られれば十分順番と見出しを直す
検索からの訪問増えたテーマが見える合計だけ見る伸びたテーマを深掘り
検索結果の表示表示が増える押された数だけ見る冒頭の文を見直す

表の右端まで読めると、次に触る場所が一つに絞れます。最初は「一番よく読まれているのに、問い合わせにつながっていないページ」を選び、そのページだけ直すところから始めると進みます。

体制と進め方

SEOは、外注しても社内が完全に手放せる仕事ではありません。止まりやすいのは「誰が決めるか」が曖昧なときです。役割を三つに分けると、進行が安定します。

役割は三つだけ決める

社内外で分担を決めておくと楽です。

  • 決める人:優先順位と判断を出す
  • 提供する人:商品や現場の情報を渡す
  • 直す人:文章やページを更新する

三つがそろうと、打ち合わせが報告会で終わらず、次の作業が決まります。逆に、決める人が不在だと「検討します」で止まり、改善が積み上がりません。

社内の負担が増えやすい場面を先に知る

外注で見落としがちなのは、社内側の作業です。たとえば文章の確認、法務や広報のチェック、事例の許可取り、写真や図の用意などは、会社によって時間がかかります。ここを見込まずにスケジュールを組むと、依頼先の動きが止まったように見えて不満が生まれます。

打ち合わせは「決める議題」から逆算する

毎回の議題が定まっていると、担当者が変わっても回ります。迷いが出やすい議題だけ、型として持っておくと便利です。

  • 前回からの変化(問い合わせと主要ページ)
  • 今月に直すページを一つ決める
  • 直す内容と担当を決める

この三つが回ると、社内の負担も予測しやすくなります。最初の一手として、社内で「決める人」を決め、打ち合わせに同席できる時間枠だけ先に押さえておくと迷いが減ります。

リスクとトラブルを避ける契約の考え方

トラブルは、成果の話より「どこまでやるか」と「引き継ぎ」の不一致から起きがちです。契約前に、作業の範囲と成果物の扱いを文章でそろえると安心が増えます。

まずは“範囲”と“成果物”を文字で合わせる

契約前に確認したいのは、次のような項目です。

  • 依頼範囲と対象ページの範囲
  • 成果物の形(資料、原稿、改修案)
  • 実装の担当と作業量の前提
  • 追加費用が出る条件
  • 管理画面のIDやパスワードの扱い
  • 解約時の引き継ぎ方法と期間

この項目がそろうと、あとから「そこは別料金」「それは対象外」が起きにくくなります。特に管理画面のIDやパスワードは、依頼先の名義で管理されていると、契約を終えたあとに手が止まることがあります。自社で保持する形を基本にし、難しければ「引き継ぎ時に渡すもの」を契約に書いておくと安心です。

短期の約束が強すぎる提案は距離を置く

「すぐ結果が出る」と強く言い切る提案は、内容の確認が欠かせません。短期の話は魅力的ですが、やり方が強引だと後で評価が落ち、立て直しに時間がかかることがあります。手法の名前よりも「何をどう変えるのか」「自社の資産として残るのか」を確認し、説明が薄い場合は慎重に検討したほうが安全です。

相見積もりで比較するチェック項目

相見積もりは、金額の競争をさせるためではなく、自社に合う進め方を見つけるために使うと効果的です。比べる前に、前提条件をそろえると判断が早くなります。

見積もりの前提をそろえると比較ができる

同じ目的でも、対象ページの範囲や実装の担当が違うと金額が変わります。そこで、比較軸だけ共通にして、各社の提案を並べます。

比較軸質問例見極め方自社メモ
目的の理解成果は何で判断する?指標が具体的か
依頼範囲どこまで含む?対象が明記されるか
実装対応直す作業は誰が?工数の前提があるか
報告の中身次の打ち手は出る?改善提案まで出るか
契約と引継ぎ解約時はどうなる?渡す物が決まるか

この表を埋めると、価格の差が「範囲の差」か「考え方の差」かが見えてきます。質問への答えが曖昧な場合は、内容の良し悪し以前に、進め方が合わない可能性があります。

相談前に用意する情報

SEO会社に相談するとき、材料が少ないと提案がふわっとしやすいです。逆に、判断に必要な情報が少しそろうだけで「どこから直すか」まで話が進みます。

相談前にそろえるメモ

ここからは、漏れを減らすためのチェック項目にします。

  • サイトのアドレス(対象ページでも可)
  • いちばん増やしたい成果(問い合わせ、採用など)
  • 主力サービスと単価の目安
  • 受注したい相手のイメージ(業種、地域など)
  • いま困っていること(例:比較で負ける)
  • 直近にやった変更(例:リニューアル)
  • 更新できる担当者と使える時間

全部そろっていなくても進められます。書けない項目は「未定」とメモするだけでも、やり取りが短くなります。

社内で共有しておくと迷いが減ること

外注の判断が長引くのは、社内の前提がバラついているときです。次の二つだけでもそろえると、相見積もりの結論が出やすくなります。

  • 予算感の幅(例:まずは小さく始めたい)
  • 意思決定の流れ(誰が最終判断するか)

ここが決まると、提案の良し悪しではなく「自社に合うか」で比べられます。

まとめ

seo 会社を選ぶときは、金額や知名度より先に「目的」と「頼む範囲」を言葉にするのが近道です。見積もりは金額表ではなく、作業内容を確認するための材料として読みます。
成果は順位だけで見ず、問い合わせの量と質、よく読まれるページの変化から直す場所を決めると迷いが減ります。契約では範囲と引き継ぎを文章で合わせ、比較では同じ前提で質問をそろえると判断が早くなります。

このあと相談するとき、次が分かると話が早いです。未定は未定で構いません。

  • サイトのアドレス(または対象ページ)
  • 目的(例:問い合わせを増やしたい)
  • 困りごと(例:見積もり比較が難しい)
  • 希望時期(未定でも可)
  • 予算感(未定でも可)

内容は分かったのに自社に当てはめた瞬間に止まりやすいので、状況の見える化からご相談いただけます。
株式会社みやあじよが、目的に合わせて「どこが詰まっているか」「何から直すか」を言葉にし、依頼範囲と比較の軸を一緒に決めます。もし、何かホームページでお困りごとございましたら、こちらより気軽にご相談ください

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