Webサイトのリニューアルや制作会社の乗り換えで失敗しやすいのは、「提案の良し悪し」ではなく「比較の物差し」が揃っていないことです。経営判断で必要なのは、見た目の印象よりも、費用・体制・リスク・成果が一つの基準で説明できる状態です。本稿では、複数社へ提案依頼を出す前に作るべき評価項目と、点数化して決め切る手順を整理します。選定の途中で迷いが出ても、評価基準に立ち戻れるように設計していきます。
ベンダー比較で「評価項目を先に決める」べき理由
提案は「前提」を揃えないと比較できない
RFP=複数社へ提案を依頼するために、要件と評価基準をまとめた文書です。
RFPが曖昧なままだと、各社が得意領域で提案を組み立てるため「A社はデザイン重視、B社は運用重視、C社は開発重視」のように前提がズレます。ズレた提案を並べても、結局は社内の好みや声の大きさで決まりやすく、後から追加費用や遅延が起きたときに説明ができません。先に評価項目を決める目的は、提案内容を同じ土俵に乗せ、意思決定の根拠を残すことにあります。
「安い提案」が高くつく典型パターン
最初の見積が安いほど、後から費用が増えるとは限りません。ただし「対象外」の範囲が曖昧な提案は、結果として高くつくことがあります。例えば、原稿整理・画像調達・フォーム周りの調整・検証環境の用意などが対象外だと、社内工数が膨らみ、公開が遅れやすい領域です。評価項目を先に決めるのは、価格そのものより「価格が成立している前提」を比較するためでもあります。
意思決定の論点は4つに整理できる
ベンダー選定で経営層が確認したい論点は、突き詰めると次の4つです。
- 費用:初期・月額・追加費用を含めて妥当か
- 体制:誰が責任を持ち、進行と品質を担保できるか
- リスク:セキュリティ、引き継ぎ、運用で詰まらないか
- 成果:公開後にKPIで改善し、目的に近づけられるか
KPI=目標達成度を測るための指標です。
この4分類で評価項目を作ると、提案書の派手さに引っ張られにくく、稟議資料にも転用しやすくなります。
「制作」ではなく「運用の仕組み」を買う意識が重要
CMS=Web更新を管理画面で行う仕組みです。
サイトは公開がゴールではなく、公開後の更新・改善で成果が決まります。つまり、ベンダーを選ぶことは「運用の仕組み(誰が、何を、どの頻度で改善するか)」を選ぶことでもあります。提案依頼の時点で、運用責任の所在、改善の進め方、レポートの型まで確認できる評価項目を用意しておくと、乗り換え後の混乱を減らせます。
提案依頼前に整理する要件定義の最小セット
要件定義は「やること・やらないこと」を決める工程
要件定義=実現したいことを、範囲・優先順位・条件として文章に落とす工程です。
最小セットとしては、細部の仕様よりも「何を成功とするか」と「どこまでを今回の範囲にするか」を先に決めます。ここが曖昧だと、見積もりもスケジュールもブレ続けます。
目的・対象・優先順位を1ページにまとめる
経営者/事業責任者が押さえるべきは、次の3点です。
- 目的:問い合わせ増、採用応募増、資料請求増など(言葉を短く)
- 対象:誰に何を伝えるか(部門ではなく顧客像で整理)
- 優先順位:最優先の成果は何か(複数ある場合は順位を付ける)
UI/UX=画面の使いやすさや体験価値を設計する考え方です。
目的と対象が定まると、UI/UXや導線設計の判断が速くなります。
現状資産と制約条件だけは先に棚卸しする
提案精度を上げるために、最低限以下は共有します。
- 現状サイトのURL、主要ページ、更新方法(誰が更新しているか)
- サーバー/ドメイン/DNSの管理者情報(権限の所在)
DNS=ドメイン名とサーバーの対応を管理する仕組みです。 - 解析環境(例:アクセス解析ツールの有無)と現状課題
- 連携システム(問い合わせフォーム先、MA等)
MA=見込み顧客の育成や配信を自動化する仕組みです。
ここが不明なままだと、移行やフォーム改修が後工程で発覚し、追加費用になりやすい領域です。
提案依頼で「対象外」の扱いをルール化する
対象外(別途)とは、今回の見積・スケジュールに含めない作業領域です。
対象外を禁止するのではなく、「対象外にする場合の前提(誰が、いつまでに、どの品質で用意するか)」まで書かせると比較が一気に楽になります。社内工数が増える領域ほど、提案依頼の時点で先に扱いを決めておくのが安全です。
評価項目の設計方法:必須条件・加点条件・重み付け・スコアリング
まず「失格条件」を決めてから点数化する
必須条件(失格条件)とは、満たさない場合に比較対象から外す条件です。
例:セキュリティ要件を満たせない、運用引き継ぎの体制が出せない、見積の前提が不透明など。必須条件を先に定めることで、価格だけが低い提案に引っ張られるリスクを下げられます。
加点条件は「成果に効く差分」に絞る
加点条件とは、満たすほど評価が上がる条件です。
デザイン表現の好みのような主観ではなく、「成果に効く差分」に寄せます。たとえば、計測設計の提案力、改善の運用設計、社内合意を作る進行力は、公開後の成果に直結しやすい加点ポイントです。
重み付けで“会社の事情”を数値に翻訳する
重み付け=評価項目ごとの重要度を配点で表すことです。
例えば「短納期が最優先」「運用内製が前提」「複数部署が関わる」など、会社ごとの事情は異なります。事情を会議で言い合う代わりに、配点で表現すると判断が一貫します。
評価項目テンプレ
| 評価カテゴリ | 評価項目 | 配点(重み) | 確認方法 |
|---|---|---|---|
| 費用 | TCOの見通し(初期+月額+追加) | 15 | 見積内訳と前提条件の提示 |
| 費用 | 追加対応の単価と変更手順 | 10 | 単価表・変更管理の説明 |
| 体制 | PM体制と役割分担の明確さ | 15 | 体制図・会議体・議事録サンプル |
| 体制 | 進行管理(品質・期限)の方法 | 10 | スケジュール案・管理ツール方針 |
| リスク | セキュリティと権限管理 | 15 | チェックリスト・運用ルール案 |
| リスク | 引き継ぎ・移行計画の現実性 | 10 | 移行手順・切替リハーサル案 |
| 成果 | KPI設計と計測の提案力 | 15 | 計測設計案・改善レポート例 |
| 成果 | 公開後の改善サイクルの設計 | 10 | 改善頻度・優先度決めのプロセス |
PM=計画・調整・進行管理を担う責任者です。
TCO=導入後の運用費も含めた総コストです。
スコアリング=配点に沿って点数を付け、合計点で比較する方法です。
この表をRFPに添付し、「各項目に対する回答」「前提条件」「対象外(別途)の範囲」を同じフォーマットで返してもらうと、比較の摩擦が大きく減ります。
スコアリングを機能させる運用ルール
点数表があっても、運用が曖昧だと結局ぶれます。次のルールを決めておくと、意思決定が速くなります。
- 評価者を固定し、同席できない場合は後追い採点をしない
- 価格は最後に見る(先に体制・リスク・成果を評価する)
- 「満点の根拠」をメモに残し、決裁者に説明できる形にする
ここまで整えると、次に検討すべきは費用・契約の読み方です。次回は、見積内訳の読み替えと、追加費用が出やすい論点を整理します。
費用・契約の評価項目:見積内訳、追加費用、TCO、支払条件
見積は「ページ数」より「作業と前提」を比較する
同じサイトリニューアルでも、ベンダーごとに含める作業が違います。比較の起点は、デザイン案の数やページ数ではなく「誰が・何を・どこまでやるか」という前提です。前提が曖昧な見積は、後から追加費用と社内工数の増加を招きます。
見積の段階で、原稿整理、素材準備、移行、テスト、公開手順、更新マニュアル作成までを項目として明示してもらい、対象外(別途)の理由と代替案まで書けるかを評価項目に入れます。
見積内訳の最低構成を揃える
比較のために、内訳の粒度は最低限そろえます。粒度が違うと、安く見える提案ほど「中身が省略されている」可能性が残ります。
- 企画・要件整理:目的と範囲の整理、優先順位付け
- 情報設計:サイト構造、導線の設計
- デザイン:主要テンプレートとパーツ設計
- 実装:CMS組み込み、表示速度の配慮、フォーム
- 移行:既存ページ・画像・PDFなどの扱い
- テスト・公開:検証、切替、公開後の初期監視
- ドキュメント:運用手順、権限、更新ルール
この構成に対して、各社の見積を「読み替え」できる状態にすることが、投資判断の土台になります。
契約形態と責任範囲を揃える
請負=成果物の完成を約束する契約形態です。
準委任=作業時間や役務の提供を約束する契約形態です。
要件定義支援や公開後の改善は準委任、制作は請負、といった組み合わせになることがあります。ここが混在すると、責任の境界が曖昧になり「どこまでが確約か」が説明しづらくなります。提案依頼では、工程ごとに成果物・作業範囲・責任者を分けて提示できるかを評価します。
TCOを出すためのチェック項目
TCO=導入後の運用費も含めた総コストです。
初期見積だけでは判断できないため、少なくとも次を揃えます。
- 月額に含まれる作業と回数(更新、軽微修正、改善提案)
- 監視・バックアップ・障害対応の範囲と費用
- 外部サービス費(フォーム、メール配信、画像素材など)の想定
- 内製する場合の教育・マニュアル整備の工数
「月額が安いが社内工数が増える」構図を避けるため、社内側の負担も含めて比較します。
追加費用が出やすい論点を先に潰す
追加費用は仕様変更だけでなく、前提の抜けから発生します。代表例は、フォーム仕様の増減、既存CMSからの移行、画像の権利確認、英語ページなどの多言語、既存URLの整理とリダイレクトです。リダイレクト=旧URLから新URLへ転送する設定です。
評価項目では、追加費用の算定方法(単価・上限・承認フロー)と、変更管理の手順(誰が判断し、いつ反映するか)が提示できるかを重視します。
見積比較の読み替え例(内訳と注意点)
| 項目 | ベンダーA | ベンダーB | 注意点(前提・追加) |
|---|---|---|---|
| ディレクション/進行 | 月1定例・議事録作成 | 週1・議事録は社内 | 社内工数と意思決定速度に影響 |
| 情報設計/ワイヤー | 主要ページ中心 | 全ページ | 範囲差が導線と品質に直結 |
| 移行/リダイレクト | 移行対象を要確認 | 移行計画を提示 | 検索流入の変動はここで左右 |
| テスト/公開 | テスト項目提示・立会い | 手順書のみ | 公開時のトラブル耐性が変わる |
支払条件と検収条件で「揉めどころ」を減らす
検収=成果物の受領を確認する手続きです。
支払が着手・中間・検収後など段階分割される場合、検収の定義が曖昧だと、修正対応が長引きやすくなります。評価項目としては、修正回数の扱い、対応期限、納品データの範囲(デザインデータ、ソースコード、設計資料)を明確にできるかを見ます。
あわせて、保守費に含まれる範囲(軽微修正、監視、障害一次対応、改善提案)を言語化してもらうと、TCOの見通しが立ちやすくなります。
体制・進め方の評価項目:PM体制、コミュニケーション、スケジュール管理
体制は「誰が責任を持つか」を名指しで確認する
PM、デザイン責任者、実装責任者、運用の窓口が曖昧だと、判断が遅れ、品質もぶれます。提案書に体制図と役割分担、連絡手段、会議頻度、意思決定の方法(決裁者と承認手順)が含まれるかを評価項目にします。担当変更が起きた場合の引き継ぎ手順まで提示できるベンダーは、継続運用でも安定します。
コミュニケーションは「記録が残るか」で差が出る
口頭の合意が増えるほど、後工程で認識差が出ます。評価項目としては、議事録の品質、決定事項の管理、課題管理表の運用、レビューの手順(誰が何を確認するか)が提示できるかを見ます。社内側の確認窓口が少人数でも回る設計になっているかは、10〜500名規模の体制では重要です。
スケジュールは「作業」ではなく「合意」を置く
遅延要因は制作作業より、社内合意の停滞に出やすい傾向があります。各マイルストーンに、確認者・確認期限・判断材料を置けるかが重要です。マイルストーン=工程の節目となる重要な日程です。
要件が固まりにくい場合は、決める順番の設計(先に目的と範囲、次に導線、最後に表現)を提示できるかを評価します。
言語化とストーリー設計ができるか
提案の差は、見た目より「目的の翻訳力」に現れます。目的や強みが整理できていない状態でも、ヒアリングから価値を言語化し、ページ全体のメッセージやストーリーに落とせるかが重要です。デザインは問題解決である、という姿勢で進められるかは、成果の再現性を左右します。
品質・リスクの評価項目:セキュリティ、運用保守、SLA、引き継ぎ
セキュリティは機能より「運用ルール」を見る
管理画面の権限、パスワード方針、更新ログ、外部委託時のアクセス管理など、運用で破綻しない設計かを確認します。二要素認証=パスワードに加えて別の確認要素を使う認証です。
提案依頼では、実装可否だけでなく、権限設計の考え方と運用ルール案まで出せるかを評価項目にします。
保守のSLAと連絡系統を具体化する
SLA=対応時間や復旧目標などのサービス水準を定めた合意です。受付時間、一次回答の目安、エスカレーション(上位担当へ引き上げる手順)、緊急時の連絡手段を提示できるかを比較します。さらに、障害の切り分け(サーバー、CMS、外部サービス)を誰が担うかまで明確だと、責任分界が揃います。
公開切替のリスクと戻し手順を確認する
切替当日に想定外が起きても事業影響を抑えるには、手順の現実性が重要です。ロールバック=問題が起きた際に元の状態へ戻す手順です。切替リハーサルの有無、公開後の監視期間、トラブル時の判断者を提示できるかを評価項目にします。
引き継ぎとベンダーロックイン回避を評価する
ベンダーロックイン=特定ベンダーへの依存で乗り換えが難しい状態です。ドメイン・サーバー・解析・フォーム等のアカウント保有者、ソースコードと設計資料の引き渡し、更新マニュアルの整備、ステージング環境の扱いを確認します。ステージング環境=本番と同等に近い検証用環境です。
ここを評価項目に入れておくと、将来のベンダー変更や体制変更でも選択肢を残せます。
成果・KPIの評価項目:計測設計、改善サイクル、レポート運用
成果を「指標」に落とせるベンダーが強い
KPI=目標達成度を測るための指標です。
CV=問い合わせ・資料請求・応募など、成果につながる行動です。
リニューアルの意思決定で重要なのは、見た目の良し悪しではなく「何を増やすのか」を合意し、そのための設計と運用を作れるかです。評価項目としては、KPIを階層で整理できるか(例:最終KPI→中間指標→行動指標)を見ます。
計測設計は「あとから足せる」ではなく最初に決める
計測設計=どの指標を、どの方法で、どの画面で見られるようにするかを決めることです。
公開後に成果を説明するには、最低限「現状の基準値」と「公開後に比較する指標」が必要になります。提案依頼では、次が提示できるかを評価します。
- 主要CVの定義(何をCVとみなすか)
- 計測の設置範囲(フォーム送信、電話タップ、資料DLなど)
- レポートの型(誰が見ても判断できる体裁)
改善サイクルを回す設計があるか
改善サイクル=計測→仮説→実施→検証を繰り返す運用です。
公開後の改善が回らない典型は「誰が判断し、いつ何を直すか」が決まっていない状態です。評価項目として、月次の改善会議、優先順位の決め方、対応範囲(文言修正までか、構造変更までか)を明示できるかを確認します。
比較表での最終判断:面談質問、提案書の読み方、決裁資料の作り方
提案書は「できること」より「前提と責任」を読む
提案書の差は、機能やデザイン案よりも「前提条件」「対象外(別途)」「責任範囲」の明確さに出ます。最終判断では、採点表の合計点に加えて、次の観点でブレを抑えます。
- 追加費用になりやすい論点が先回りされている
- 進行と品質の責任者が名指しされている
- 公開後の運用(改善・保守)のやり方が具体的
面談で差が出る確認質問例
| 論点 | 質問例 | 期待する回答 | リスクサイン |
|---|---|---|---|
| 費用前提 | 見積の対象外と、社内側の作業は何か | 社内作業の一覧と期限が出る | 「都度相談」「ケースバイケース」が多い |
| 進行管理 | 遅延しやすい工程と、その予防策は何か | 合意形成の設計と代替案がある | 制作作業だけの説明に偏る |
| 品質担保 | レビューとテストの手順、基準は何か | 確認観点と責任分担が出る | 「確認してください」が中心 |
| 運用設計 | 公開後の改善提案は誰が、何を見て行うか | 指標と改善頻度が具体的 | 運用は保守窓口のみで改善がない |
決裁資料は「4分類」で1枚にする
稟議で通すには、情報量より整理が重要です。次の4点を1枚にまとめると、説明が短くなります。
- 費用:初期+月額+追加費用の考え方(TCOの見通し)
- 体制:責任者、会議体、社内工数の見込み
- リスク:移行、セキュリティ、運用保守の懸念と対策
- 成果:KPI、計測、公開後の改善サイクル
乗り換え・リニューアルを成功させる移行計画(止めない・戻せる設計)
「止めない」ために必要なのは段取りの設計
移行計画=現行から新環境へ切り替えるための手順と役割分担です。
事業影響を抑えるため、評価項目として次を確認します。
- 移行対象の棚卸し(ページ、PDF、画像、フォーム、外部連携)
- URLの扱い(変更の有無、転送の方針)
- 公開手順(切替当日の作業、監視、緊急連絡)
- ロールバック(問題時に元へ戻す手順)を用意できるか
ロールバック=障害時に元の状態へ戻す手順です。
SEOのリスクは「移行で起きる」前提で管理する
検索流入の変動は、デザイン変更よりURL・構造・計測の切替で起きやすくなります。評価項目として、転送(旧URLから新URLへの適切な誘導)と、公開後の点検項目(主要ページ、計測、フォーム)を提示できるかを見ます。
要件定義支援・PM支援・運用設計の相談ポイント
相談の論点は「比較できない」を解消すること
ベンダー選定が長引く主因は、社内の要件が言語化されず、提案の前提が揃わないことです。外部支援を入れる価値は、制作そのものより「要件と評価基準を整え、比較と決裁を前に進める」点にあります。
支援で整理できる成果物の例
- 要件定義のたたき台(目的・範囲・優先順位・制約条件)
- RFP(提案依頼の条件と評価基準)
- 評価表(重み付け、スコアリング、面談質問)
- 移行計画のレビュー(止めない、戻せる段取り)
- 運用設計(改善サイクル、レポート、役割分担)
みやあじよでは、依頼側が整理しきれていない魅力や目的を言語化し、問題解決として設計へ落とし込む姿勢を重視しています。
まとめ
ベンダー比較を成功させる鍵は、提案を集めてから悩むのではなく、提案依頼の前に「評価項目」と「前提条件」を揃えることです。費用はTCOで見通し、体制は責任者と合意形成の設計で見極め、リスクは移行と運用まで含めて潰し、成果はKPIと計測・改善サイクルで再現性を確認します。評価表と面談質問まで用意できれば、選定は説明可能な意思決定になり、乗り換え後も揉めにくくなります。