YouTube広告を飛ばす方法5選
YouTube広告を飛ばす方法には、以下5つの方法が挙げられます。
- YouTube Premiumに契約する
- SafariでYouTube広告をブロックする
- 広告ブロック機能のあるWebブラウザを使用する
- 広告をスキップする
- 動画をダウンロードする
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.YouTube Premiumに契約する
YouTubeの有料サービスである「YouTube Premium」に契約すると、広告のないYouTubeを楽しむことができます。
YouTube Premiumは月額1,180円で広告なしでYouTubeを利用できるだけでなく、以下のような特典がついています。
- オフライン再生:インターネットに接続できない環境でも動画をダウンロードして視聴可能
- バックグラウンド再生:他のアプリケーションを使用していても音声を再生可能
- YouTube Music Premium:Googleが提供する完全広告なしの音楽アプリ
- YouTube Originals:シリーズものや映画などYouTubeでしか見られないオリジナルコンテンツに広告なしでアクセス可能
また1ヶ月の無料体験が行えたり、特別割引プラン(家族割・学割)の対象の場合はさらにお得にYouTubeを楽しめます。
2.SafariでYouTube広告をブロックする
iPhoneやiPadに搭載されているウェブブラウザ「Safari」には、ポップアップブロック機能が搭載されています。
ユーザーは、新しいウィンドウ、ウェブブラウザ内、または別のタブで開かれる画面を抑制できます。その結果、ウェブ閲覧中に悪意のある不審な広告スクリプトを遠ざけることができるようになります。
ただしそのままでは、YouTubeを視聴していても広告をブロックできません。YouTubeのビデオ広告は正当なものであることが多いため、ポップアップブロッカーから除外されるためです。
そのためYouTubeの広告をブロックするために、App Storeでサードパーティの広告ブロックアプリケーション(別名:広告ブロッカー)をダウンロードしましょう。
このようなアプリケーションは、広告の種類や出所に関係なく、ユーザーの指示に従って、ウェブサイトから広告を削除するように設計されています。
iPhoneまたはiPadに広告ブロッカーをダウンロードしたら、Safariのコンテンツブロッカーリストにブロッカーを追加し、有効化する必要があります。
3.広告ブロック機能のあるWebブラウザを使用する
一般的なウェブブラウザであるGoogle Chrome、Edge、Firefoxに加え、現在ではさまざまな特徴・機能を持つウェブブラウザが数多くあります。
特に独自の暗号通貨報酬システム(ネットサーフィンをするとトークンがもらえる)を搭載したBraveや、地域や国によってウェブサイトをブロックしないDuckDuckGoなど、優れたプライバシー保護、内蔵VPN、広告ブロックなどの機能を備えたブラウザが有名です。
これらの安全なブラウザを選択することで、ユーザーは悪意のある広告から解放され、個人情報を保護できるという利点もあります。
4.広告をスキップする
YouTubeの広告をスキップするために作られたアプリケーションを利用するのもおすすめです。具体的にはCygery AdSkipやAd Skipper on YouTubeなどのアプリが該当します。
デバイスのオペレーティングシステムを改ざんするのとは異なり、マクロスクリプトは「広告をスキップする」ボタンを押したのと同じ効果を生み出すことができます。加えてボタンが表示されるまで動画を中断させることも可能です。
5.動画をダウンロードする
iPhone/iPadなどのデバイスにYouTubeのビデオを直接ダウンロードすることで、ビデオ広告なしで視聴できます。
ダウンロードした動画は、オリジナルの動画ファイルを取得し、動的に挿入される広告コンテンツがないため、広告が表示されません。
またWiFi環境があれば、インターネットに接続しなくても再生できるため、データ通信量を節約することにもつながります。オフラインやウェブへのアクセスができない状況でも、動画を全編視聴することができます。
iPhone/iPadでYouTubeの動画をダウンロードするアプリはさまざまあるため、自分に最適なアプリを探してみてください。ただし大量の動画をダウンロードすると容量オーバーになる可能性があるので、端末の空き容量に注意しましょう。
YouTubeアプリで広告を飛ばす方法はYouTube Premiumのみ
アプリケーションでYouTube広告をブロックする方法はないのでしょうか。
結論から述べると現状では、AdLockを含むどの広告ブロックアプリでも、YouTubeアプリの広告をブロックすることはできません。
AdLockやサファリ広告ブロックなどの類似プログラム、およびYouTube専用プレーヤーはすべて、ストリーミングサイトの広告をブロックする代替方法をユーザーに提供しています。
どうしてもYouTubeアプリを利用したい場合は、YouTube Premiumに加入し、定期的に料金を支払うしかありません。
YouTubeの広告をスキップさせるには、YouTube Premiumに加入する、AdLockのようなアプリを選択する、あるいは他のシステムを探すなど、さまざまな方法がありますが、最終的には自分にとって最も利便性の高い方法を採用するとよいでしょう。
YouTube広告とは?
YouTubeをマーケティング・プラットフォームとして活用することは、専門的な層をターゲットにする効果的な方法です。
YouTubeでは地域や嗜好、ユーザーの習慣などに基づき、広告のターゲティングが可能です。YouTubeのプラットフォーム上に動画広告を挿入し、視聴やエンゲージメントを獲得していきます。
YouTube広告の種類
YouTube広告の種類は以下の通りです。
- インストリーム広告
- ノンスキッパブル広告
- スキッパブル広告
- オーバーレイ広告
- バンパー広告
一つずつ特徴を解説していきます。
インストリーム広告
インストリーム広告とは、YouTubeの動画中、動画前、動画後に表示される広告です。通常、5秒以上続く動画となっています。
インストリーム広告は動画の再生時に必ず表示されるため、YouTubeで最も普及している広告形態として広く認識されています。
インストリーム広告には、最後まで見なければならないノンスキッパブル広告と、視聴者が無視できるスキッパブル広告の2種類があります。
ノンスキッパブル広告
スキップできないノンスキッパブル広告は、スキップできる広告よりも収益率が高いのが特徴です。広告出稿者からすると有利に見えるかもしれません。
しかしノンスキッパブル広告は、ユーザーが広告をスキップして本編のビデオに直行できないため、離脱の原因となる可能性があります。
YouTubeでは表示する広告フォーマットをユーザーが選択できるようになりました。今後はスキップできない広告が増える可能性がありますが、多すぎる広告によってユーザーへ不快感をを与えないよう注意することが必要です。
スキッパブル広告
スキップ可能なスキッパブル広告は、インストリーム広告のうち、視聴者が5秒間のエンゲージメントを持った後に、ユーザーが広告をスキップができる広告のことです。
スキッパブル広告が収益を上げるためには、ユーザーが広告を最後まで見るか、30秒以上コンテンツを見る、もしくは同じ時間内に広告をクリックする必要があります。
これらの条件のいずれかを満たさない場合は、収益発生条件が満たされず広告から収益を得ることができません。
スキッパブル広告は手軽に利用できる広告ですが、収益発生条件は他の広告に比べて非常に厳しいものとなっています。実際、ほとんどのユーザーが視聴開始後30分以内にスキップ機能を利用するため、スキッパブル広告から発生する収益は通常非常に低くなっています。
オーバーレイ広告
オーバーレイ広告とは、ビデオプレーヤーの下部20%に表示される半透明の広告です。
インストリーム広告やバンパー広告とは対照的に、オーバーレイ広告はビデオの代わりに画像とテキストを含み、YouTubeのPC版でのみ表示されます。
ウェブサイト上のバナー広告と同様に、オーバーレイ広告をクリックすると、ユーザーは広告主のウェブページに誘導されます。
オーバーレイ広告は表示されるだけでは収益にならず、ユーザーがバナーをクリックすることで初めて収益が発生します。
バンパー広告
バンパー広告とは、動画の再生前、再生中、再生後に表示される、6秒間に限定された短い動画広告です。ノンスキッパブル広告と同様に、再生中にスキップすることはできません。
スキップできない広告を凝縮したような広告フォーマットと考えるとわかりやすいでしょう。
広告の表示回数で収入が得られるバンパー広告は、ノンスキッパブル広告に比べて再生単価は低く設定されていますが、その分収益還元率は高くなります。
バンパー広告は比較的ユーザーに嫌われにくく、離脱率が低いなどの魅力があります。
このようにバンパー広告は収益発生率が高く、再生単価が低いため、YouTubeで広告出稿している企業もしくはYouTuberにとって有望な収入源となります。
さらに、インストリーム広告を有効にすると、自動的にバンパー広告が有効になるため、さらなる収益が期待できます。
バンパー広告の1,000再生あたりの金額は500円と言われていますが、公式に発表された情報ではないため、あくまで参考程度に捉えてください。
YouTube広告のメリット
YouTube広告を出稿するメリットは以下の通りです。
- 高い費用対効果を期待できる
- 利用しているユーザーが多い
- 自社サイトへ誘導できる
- ターゲットを絞れる
一つずつ解説していきます。
高い費用対効果を期待できる
インストリーム広告は30秒以上視聴された場合、または視聴者が積極的に広告をクリックした場合にのみ料金が発生します。
30秒以前にスキップされた場合は料金が発生しないため、従来のテレビコマーシャルと比較して費用対効果が高いのが特徴です。
利用しているユーザーが多い
YouTubeは他の動画配信サービスやソーシャルネットワーキングサービスと比較して、圧倒的に利用者が多く、世界的に利用されている動画プラットフォームです。
10代から60代まで幅広い年齢層が利用しており、日本ではあらゆる世代のニーズに対応している点が特徴です。
自社サイトへ誘導できる
動画内にCTA(コール・トゥ・アクション)を設置することで、視聴者をランディングページに誘導することができます。
CTAには、広告動画の後に次のステップに進むよう、ユーザーの行動を促すようなフレーズを含める必要があります。
例えば「詳細を見る」、「会員登録する」、「購入する」などが考えられます。
ターゲットを絞れる
YouTube広告は、Google広告と連携しています。そのため地域、性別、年齢、志向、時間帯、曜日など、さまざまな要素をターゲティングして設定ができます。
訴求したいサービスや商品に合わせたターゲティングを設定することで、広告配信を最適化し、意図する消費者に効率的にリーチすることができます。
YouTube広告の注意点
YouTube広告を出稿する際の注意点は以下の2点です。
- 逆効果になるリスクがある
- スキップされる可能性が高い
一つずつ解説していきます。
逆効果になるリスクがある
スキップできないノンスキッパブル広告は、動画コンテンツの選択と性質によっては、企業や製品の評判を落とす可能性があります。
そのため、ターゲットとなる視聴者の選定には十分な配慮が必要です。合わせて出費が大きくなりすぎないよう、調整しながら出稿するとよいでしょう。
スキップされる可能性が高い
インストリーム広告は5秒後にバイパスされるため、最初の5秒間で注目を集めなければ、動画コンテンツは全く注目されません。そのためスキップされる可能性が高く、動画制作は当初考えていたよりも時間とコストがかかるかもしれません。
YouTube広告飛ばすのまとめ
YouTubeにはさまざまな動画コンテンツが溢れており、老若男女が動画を楽しんでいます。YouTubeは動画を視聴する際に広告が挿入されていますが、今回紹介した方法を試すと広告を飛ばすことができます。
自身に合った方法を選び、YouTubeでより動画コンテンツを楽しんでいきましょう。