アクセス数って結局なに?様々な指標を解説!

2021.04.01

 自分のサイトのアクセス数を増やしたいと思っている人も多いでしょう。サイトでカウントされるアクセス数にも様々な種類があり、それをきちんと把握できているかどうかということは、サイト運営を上手に行うためにも重要なポイントとなります。ということで今回は、サイトのアクセス数の種類を紹介するとともに、アクセス数アップのためにやるべきことについて紹介していきます。

アクセス数には種類がある

 アクセス数と一口に言っても、その種類は大きく分けて3つあります。まずはどんな違いがあるのか、チェックしてみましょう。

ユーザー数

 ユーザー数というのは、単純にそのページに訪れた人の数を指します。厳密に言えば一定の期間内に訪れた人の数であり、固有ユーザーを一人としてカウントします。定められた期間内の訪問であれば、同じ人が何度訪れたとしても、ユーザー数のカウントは1となるのが基本です。
 ただ、異なるブラウザや異なる端末からのアクセスの場合、たとえ操作をしているのが同一人物であったとしても、別のユーザーとしてカウントされることとなります。

セッション数

 セッション数というのは、訪問した人がそのサイト内を閲覧してベージを移動しながら、最終的に離脱するまでの数をカウントしたものです。ユーザー数とは異なり、サイトの閲覧の数と鳴尾で、同じ人であっても朝に1回、夜に1回訪問した場合には、カウントは2となります。例えばユーザー数が1でセッション数が3であった場合、同じ人が3回来たということがわかります。
 ただ、セッション数にも例外があり、30分以上行動していないユーザーの場合、タイムアウトの扱いとなります。次に行動をした場合には、離脱していなかったとしても新しいセッション数としてカウントされるのです。また、日付が変わってから行動をした場合にも、2回分のカウントとなります。

ページビュー(PV)数

 ページビュー数というのは、よくPVという形で表示されることも多く、認知している人も多いでしょう。これはユーザーのブラウザにサイト内のページが表示された回数を示すものです。1回のセッションで4ページ見られた場合には、ユーザー数は1、セッション数も1、PV数が4というような形で表示されます。
 PV数はセッション数とセットで計算されることが多く、1回のセッションでどのくらいのページが見られているのかということを把握する大切な指標となります。サイト内コンテンツの質を高めるための参考にもなるので、しっかりチェックしておきたいところです。

アクセス数を増やすための方法

 アクセス数を増やすためには、コツをつかんでサイトの運営をしていく必要があります。ということで、以下にアクセス数アップのための重要なポイントをまとめておきます。

SEO対策

 サイト運営をするのであれば、SEO対策については知っておかなければなりません。SEOというのはサイト内の内容を改善して、GoogleやYahoo!の検索結果で上位に表示させるために行う対策のことです。
 基本的にはユーザーが検索をするオーガニック(自然)検索のデータをもとに、どのようなページがどのくらい見られているのかということを考慮して対策を考えます。また、サイトに来た人が他のページに寄らずにそのままサイトを離れる「直帰率」やPV数も、アクセス数を増やすために参考にすべきポイントとなります。

SNSマーケティング

 近年では若者を中心にSNSを利用する人が増えているため、SNSを使って集客をする手法も主流になりつつあります。SNSを上手に利用することで、自然なユーザーの流入や広告からの流入を増やすことができます。SNSマーケティングの方法はいろいろありますが、各SNS媒体に備わっている「いいね」や「リツイート」機能などを駆使して、フォロワーの獲得を目指していくのが良いでしょう。また、自社サイト上にSNSヘのリンクを貼るのも効果的です。サイト更新のタイミングでSNSマーケティングを取り入れていくことで、さらなるアクセスアップを図ることもできます。

メールマーケティング

 SNSマーケティングほど主流ではありませんが、アクセス数を増やすためには、メールマーケティングという方法もあります。メールマーケティングでは、自社製品の購入者や自社サイトの登録者に向けてお得情報などのメールを送信する手法をとります。
 もともと自分のサイトや自社の製品に興味を持っている人にメールを送るので、購買率アップにつながりやすいのが大きなメリットです。新しい情報をいち早く知りたいと思っているユーザーも多いので、タイミングをみて効果的に利用していくと良いでしょう。

リスティング広告

 リスティング広告というのは、GoogleやYahoo!の検索結果画面において、一番上に表示される広告枠のことです。検索結果の一番目立つ部分に来るので注目を集めやすく、興味を持つ人を誘導しやすいのが大きなメリットと言えます。特定のキーワードでユーザーが検索をかけた時に表示されるシステムになっており、上手に利用すれば大きくアクセス数を増やすことができます。
 リスティング広告を利用するためには広告費が必要になるので、サイトを始めたての頃にはあまり向きません。サイト運営にも慣れてきて、ある程度費用をかけられるようになったら導入してみると良いでしょう。

ディスプレイ広告

 ディスプレイ広告というのは、Google広告やYahoo!プロモーションなどで表示される広告のことです。また、ウェブサイト上にバナー広告として出る場合があります。サイトを訪れた人の目を引きやすいので、効果的です。
 リスティング広告がある程度そのキーワードに興味を持って検索をかけた人を対象にしている一方、ディスプレイ広告ではまず、その製品やサービスの認知度を高める目的で利用されることが多いです。似たような内容のサイト内に広告として掲載されることが多いので、ユーザーのニーズともマッチしやすいのが大きな魅力でもあります。

記事広告

 記事広告というのは、特定の製品やサービスについて記述した記事のことです。記事がまるごと広告になっているので、そのまま製品へのリンクを貼って読者の流入を図りやすいのが大きな魅力です。
 ただ、自社で記事広告を作ると「広告である」とアピールしているようなものなので、読者は離れてしまいやすいです。第三者に製作をしてもらう方が説得力と信頼度がアップするので、広告としての効果が高まりやすくなります。また、記事広告を提供しているサイトというのは、ドメインを強力に作っている場合が多いので、自社サイトで製作するよりも検索エンジンの上位に表示されやすいのもメリットです。

アフィリエイト広告

 アフィリエイト広告は別名「成功報酬型広告」と呼ばれるもので、近年主流になりつつある広告の一つです。一般的な広告というのは事前に広告料を支払って、読者の見やすい位置に広告を差し込んでもらうものですが、アフィリエイト広告の場合は少し違います。
 基本的に広告料が発生するのは、ユーザーが広告をクリックして商品の購入やサービスの申し込みをした段階になるので、広告の表示やクリックの段階では発生しないのです。したがって広告依頼主側の費用対効果も良く、初心者でも取り入れやすい広告と言えます。

まとめ

 今回は、サイトのアクセス数に関して紹介するとともに、アクセス数を増やすために取るべき手法についても触れてきました。サイトにアクセス数を増やすためには単に内容がよくても不十分であり、どのようにプロモーションをしていくかということも大切なポイントとなります。
 上手に広告を出すことで新規のユーザーを獲得しやすくなりますし、SNSなどを使ったマーケティングも時代の流れ的に非常に有効です。上手にマーケティングをして、アクセス数アップを目指しましょう!

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