「インターネット上で自分の会社の商品を販売したい」
そう思っても、自分でECサイトを作成し運営していくとなると大きな時間とコストがかかってしまいます。
そこで検討できるのが、ECサイトプラットフォームのShopifyです。今回は、Shopifyについて
「Shopifyってなに?」
「Shopifyの特徴は?どんなところがいいの?」
という疑問を解決していきたいと思います!
shopifyとは
Shopifyは、オンラインストアの作成や、商品・注文・在庫の管理などを行えるサービスです。ストアの見た目を整えるテーマや、機能を追加するアプリも組み合わせて運用できます。
日本向けの公式サイトやヘルプ、円建ての料金案内も用意されています。ただし、追加するテーマやアプリの対応言語・問い合わせ先は、それぞれ確認しましょう。
自社のオンラインストアを持つ方法と、楽天やAmazonなどのモールへ出店する方法では、集客や運営の進め方が違います。どこで商品を知ってもらい、どの販売先を使うかも合わせて検討しましょう。
Shopifyの特徴は?
Shopifyの主な特徴と、導入前に確認したい点を紹介します。
テーマを使ってECサイトを構築できる
Shopifyでは、テーマを使ってストアの見た目や配置を整えられます。ただし、開設までの期間は商品数や連携するシステム、準備する写真・文章などによって変わります。ECサイトの準備では、次のような作業も必要です。
・ライバルサイトの分析
・自社サイトのコンセプト定義
・要求定義
・設計・開発
・システムテスト
・外部連携テスト
このような準備のうち、Shopifyの標準機能やテーマを使うことで進めやすくなる作業があります。基本的な画面はプログラミングをせずに整えられますが、希望するデザインや外部システムとの連携によっては、専門的な設定や開発が必要です。
テーマには無料・有料のものがあります。古いテンプレート数だけで判断せず、必要な商品情報を載せられるか、スマートフォンで購入しやすいかを確認しましょう。
費用はプラン料金と追加費用を分けて見る
費用はプランの利用料だけで決まりません。決済関連の手数料に加え、有料テーマ、アプリ、独自ドメイン、外部へ依頼する制作・運用などの費用も分けて考えます。追加アプリには定期料金や従量料金、1回限りの料金などがあるため、必要な機能を決めてから総額を確認しましょう。
2026年10月29日に確認した日本向け公式料金表の表示は、以下のとおりです。Basic・Grow・Advancedは月払いと年払いの月額表示を分けています。年払いの表示額を、月払い契約の月額料金と混同しないでください。制作費やアプリ代まで含む総額ではありません。
なお、旧Liteプランは新規ストアでは利用できないため、現在の新規契約向けプランと分けて掲載します。
| Basic |
小規模な事業者や個人ストアにおすすめ 月払い:4,850円/月 |
| Grow |
中規模な事業者や売上が増えてきた人におすすめ 月払い:13,500円/月 |
| Advanced |
大規模なチームを持っている事業者におすすめ 月払い:58,500円/月 |
| Shopifyプラス |
大量販売を行いたい企業におすすめ 公式表示:月額368,000円から |
| 旧Liteプラン(既存ストア向け) |
オンラインストアを含まない旧プラン。現在は新規ストアでは利用できず、プラン変更後に戻すこともできません。 新規契約用の料金ではありません。新しく始める場合は、販売方法に合う現行プランを確認してください。 |
他のECサービスと比べるときは、月額料金だけでなく、同じ販売方法・機能・決済・サポート条件で比べます。必要なアプリや制作費も異なるため、Shopifyがどの場合も安いとはいえません。事業が大きくなった場合も、上位プランで対応できる範囲や追加の作業を確認してから判断しましょう。
SNS販売に強い
Shopifyでは、SNSなどの販売チャネルを使って商品を紹介する方法を検討できます。ただし、連携できることと、商品が売れることは別です。自社の商品を届けたい相手と、日々の投稿や問い合わせに対応する担当者を決めておきましょう。
FacebookやInstagramでの販売には「Facebook and Instagram by Meta」という販売チャネルがあります。利用するには、オンラインストアやビジネス用ページ、アカウントの管理権限、対象国などの条件を満たす必要があります。
単に投稿画像へURLを貼るだけで、どのアカウントでもショップ販売ができるわけではありません。自社が利用要件を満たすかを公式案内で確認し、商品情報と購入先の内容を揃えましょう。
SEO対策ができる!
検索から訪れる人を増やしたい場合は、買う人が知りたい商品情報や、送料・使い方などの説明を整えることが大切です。ShopifyにSEOの機能があるだけで、集客や売上が増えるわけではありません。
Shopifyのオンラインストアには、canonicalタグやサイトマップ、robots.txtの自動生成などのSEO機能が組み込まれています。ページのタイトルや説明文、画像の代替テキストなどを編集できる機能もあります。
利用できる販売チャネルやテーマなどの条件を確認し、機能を用意した後も、商品情報を分かりやすく書くことや表示の確認を続けましょう。
アプリを追加する場合は、標準機能で足りない点を確かめてから選びます。有料アプリを入れれば検索順位や集客が必ず改善するとはいえないため、費用と必要な作業を確認しましょう。
越境ECに挑戦しやすい!
越境ECとは、海外のお客様へ商品を販売するオンラインショップのことです。Shopifyには、販売する国・地域に合わせて言語、通貨、価格などを調整する仕組みがあります。利用条件や実際に準備する内容を、次の4点から確認しましょう。
①多くの言語に対応している
オンラインストアに言語を追加し、商品説明や購入画面などを翻訳する仕組みがあります。対応するテーマや翻訳アプリなどの条件を確認しましょう。古い「50言語」という数字だけで判断せず、必要な言語で情報が揃うか、翻訳の内容を確認できるかも考えます。
②多くの通貨に対応している
マーケットごとに表示する通貨や為替レートを設定する仕組みがあります。ただし、価格の表示と、実際に受け付ける決済の条件は分けて確認してください。販売したい国・地域と利用する決済サービスを決め、必要な通貨を扱えるかを確認しましょう。
③様々な税率に対応している
販売する国・地域に合わせて、税込み価格の表示や関税・税金の徴収方法などを設定できます。必要な設定や利用条件は販売先などで異なるため、自動機能があるだけで対応が完了するとは考えず、公式案内を確認しましょう。
④世界各国の様々な決済方法に対応
利用する国・地域や決済サービスに応じて、使える支払方法と手数料を確認します。Shopify ペイメントと外部の決済サービスでは、利用条件や取引手数料の扱いが異なります。古い対応数だけで選ばず、自社のお客様が使う方法を受け付けられるか、かかる費用はいくらかを比べましょう。
まとめ
今回はECサイトプラットフォームであるShopifyについてその実態や特徴を説明しました。その内容をまとめます。
・ShopifyとはECサイトを簡単に作成・運用管理できるサービスのこと!
・テーマや標準機能を使って構築できるが、写真・文章・設定の準備は必要。
・費用はプラン料金、手数料、追加機能や制作作業を分けて確認する。
・SNS販売は、アカウントや対象国などの利用条件を確認する。
・SEOの標準機能を活かし、商品情報や表示も整える。
・海外販売は、言語・通貨・税・決済を販売先ごとに確認する。
Shopifyが自社に合うかは、商品、販売先、必要な機能、担当者、費用を合わせて判断しましょう。公式の現在のプランを確認し、購入者が商品を選ぶ流れと、店舗側の受注・発送の仕事の両方を具体的に考えてから導入を検討してみてください。
参考資料(2026年10月29日確認):Shopify公式:日本向け料金/Liteプラン/アプリの請求/決済の手数料/Meta連携の利用要件/SEOの概要/言語と翻訳/海外マーケットの設定。


