はじめに
近頃、インターネットの需要が大きくなりつつあります。
カフェへいこう、なにか習い事をしたいな、そう思ったときに一番最初にどんなアクションを起こしますか。googleで検索をかけて、まずは行こうと思っている場所のWEBサイトを検索しませんか。
企業のほとんどは自社のWEBサイトを持っていて、WEBサイトの有無は信用にも関わってきます。
そこで、WEBサイトを作るお仕事「WEBデザイナー」とはご存知でしょうか。この記事では、未経験からWEBデザイナーになろうかなと考えている方に向けて、就職活動でのはじめのステップであるポートフォリオに焦点をあて、ご紹介します。
前準備
- パソコンのスペック
パソコンを持っているということは前提で、ポートフォリオをはじめとするWEBサイトを作成するにあたって、これだけはあったほうがよいというPCスペックをまずはじめにお伝えします。
- Core i5以上
- メモリ16GB以上
- ストレージ256G以上
ストレージに関しては、頻繁にPC上の整理を頻繁に行うのであれば、多少ストレージが低くても問題ないでしょう。メモリに関しては、WEBデザイナーはPhotoshopとIllustrator、Dreamweaverとすべて起動させて作業することも多くあります。PCが重さに耐えられなくなってしまって、作業が進まないとなるとストレスが溜まってしまうかもしれません。
ですので、できるだけ16GB以上を推奨しています。
- Photoshop, Illustratorをダウンロード
ポートフォリオやWEBサイト作成するにあたって、画像の加工や作成も行います。
多くのWEBデザイナーが使用しているソフトがAdobeのPhotoshop,Illustratorです。Photoshopは写真加工などに適していて、Illustratorは名前のとおりイラスト作成に適しています。そのソフトによって得意不得意があるので、場面にわけて使い分けてみましょう。
Photoshop,Illustrator以外にもAdobeのソフトを全部使用できるコンプリート版のサブスクリプションもあるので、ぜひ利用してみてください。
WEBデザイナーにおけるポートフォリオ
- ポートフォリオはなぜ必要か
WEBデザイナーの就職活動で必要不可欠なものはポートフォリオと呼ばれるものです。
なぜポートフォリオが必要かというと、履歴書や職務経歴書など文字からではデザインスキルがどれだけあるのかが読み取れません。もちろん会話からも読み取れないでしょう。ポートフォリオはWEB業界での履歴書ともいえます。
自身の制作実績を知ってもらう大切なアピール材料ですので、より良いものを作成できるようにしましょう。
- ポートフォリオの内容
一般的にポートフォリオは下記のような内容を掲載します。
・自己紹介(スキル等がわかる内容、職務経歴を載せても可)
・サイトのURL、作成画像のスクリーンショット、制作期間、担当箇所、使用ソフト等
仕事として働く以上、どんな内容をどれくらいの時間で何のソフトを使用して作ってくれるのだろう?というところも見られています。
自身が作ったサイトのスクリーンショットのデザインはもちろん大切ですが、仕事のスピード感も重要視されていますのできちんと記載しておきましょう。
- 実務経験未経験の場合
実務未経験であれば一体何を載せたらよいのかわからない!と悩むかもしれません。
その場合は、ポートフォリオに載せられるものを作ってみましょう。先述しているPhotoshop、Illustratorを使用してバナーの模写、バナーの作成やさらに架空のWEBサイトを作成できれば十分なアピールとなるでしょう。
ポートフォリオを作成するにあたって必要なポイント
- 作品の羅列にしない
ポートフォリオに作品をただとりあえず並べて載せるというのはおすすめしません。その作品をつくった経緯や制作時間等、作成ソフトを記載することで、詳しいアピールに繋がります。
- ページ数
一般的に企業に負担にならないページ数として15ページ~25ページといわれています。それより少なすぎても多すぎてもよくありません。
たくさん作品を載せてボリューミーにしたい気持ちもわかりますが、そんなにたくさんの量を担当者も見られないので厳選した作品だけを載せてクオリティをあげることをおすすめします。
※1ページに収める作品は2作品までにしましょう。
おすすめのポートフォリオ作成サイト
- RESUME
誰でも直感的に使えるWebポートフォリオ作成サービスというだけあり、本当に直感で簡単に作成することができます。RESUME上で公開されている他の人のポートフォリオを覗くこともできますので、作品のインプレッションも受けることができるでしょう。
無料なのでぜひ活用してみてください。
- foriio
ポートフォリオのInstagramといえば近いかもしれません。こちらも無料で自身の作品を投稿することができます。
ただ、写真しか載せられないので、バナーや商品パッケージなど、画像を載せることにおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はポートフォリオに焦点をあてました。ポートフォリオは意外に時間がかかるので大変だと思いますが、その反面、自分を自由にアピールできる最大の材料です。
今回の記事がポートフォリオ作成において参考になっていたら幸いです。