コーポレートサイトとは、企業のホームページ・公式WEBサイトです。自社の情報発信や問い合わせ窓口などの役割だけでなく、経済活動をしていくなかでインターネット上にコーポレートサイトが存在するだけで自社への信頼度は変わってきます。
制作会社に頼む時、企業イメージなど会社のことを上手く伝えなければ見当違いのホームページが出来てしまいます。
企業側も画像素材や写真の準備や掲載する情報の整理など、制作進行していく上で社内で共有するべきことがたくさんあるんです。
サイト制作に失敗しないためにも、事前調査をしておきましょう。
企業ブランディング
世界にコーポレートサイトのある企業とは、いくらあるのでしょうか。あなたの会社にはコーポレートサイトはありますか?
「経営が波に乗ってきた。求人を出して自社に合う人材に来てほしい。」「新規開拓、大手企業との取引を広げていきたい。」
そんなことを発信した時、自社を見る相手は何を確認しているかわかりますか?きっと最初にネット検索でもするでしょう。
自社のホームページを探し、そこでどういう会社か第一印象が出来上がります。
コーポレートサイトが大きく担う役割が企業ブランディングです。自社がどんな価値に対して重きを置いているか、他の企業に勝る魅力は何なのか、社会的イメージとの相違を無くすためにもコーポレートサイトで出来る企業ブランディングは大切にしていきましょう。
強み・一番伝えたいこと
製品やサービスのみに特化したものはコーポレートサイトとは違う場合があります。コーポレートサイトに必要な情報は、会社規模がわかる情報・事業内容・経営理念など企業の履歴書になるようなものが多いです。全体的なイメージを決めるとき、コーポレートカラーや会社ロゴなど始めから決まっていてそのまま使用する場合はそのイメージに沿って決めていく事ができたりします。しかし、コーポレートカラーも無ければロゴも無かったりすることもあります。一番大事なことは、コーポレートサイトを見る人にどういうイメージを持ってほしいかであったり、自社のどういうところ・強みを伝えたいかです。堅実的なイメージと女性的なイメージでは、サイトの印象は変わってきます。自社がどういう強みを持ち、何を伝えたいか。まず、そこから考えてみてください。
コンテンツの役割
コーポレートサイトに掲載するコンテンツについて決めましょう。一般的に掲載されている内容だと会社概要・事業内容・製品サービスの紹介・お知らせなどがあります。問い合わせページを設置するなら個人情報保護方針の開示、上場企業ならIR情報と必要になってくるものもあります。
事業内容によって、掲載する内容は大きく変わってくるとは思います。
品質や生産管理が問われる企業であれば設備や工場紹介の写真や動画コンテンツを載せているところや、受注フローや製作フローなどを実際の問い合わせに繋がるようなページを制作していることもあります。またアパレルや小売店はネットショップのような他サイトへの誘導目的や、人材サービスは採用重視のサイト構成となっていたりします。
強みや伝えたいことを踏まえ、事業拡大に繋がり長期的運用が見込めるサイトをつくっていきましょう。
コーポレートサイト制作フロー
- 現在の企業状況を確認
- コーポレートサイトの方向性・目的を定める
- 戦略・企画の設計
- コンテンツ準備・制作
- デザイン設計
- 運用と更新
依頼する制作会社選びは、価格やデザインで決めることが大半です。デザインは実績を載せている会社が多いのでしっかりチェックして自社のイメージに合うデザインができる会社を選びましょう。また、制作時費用が発生するのは当たり前ですが制作後も運用方法や更新作業など追加費用が発生します。制作途中でも企業側から「やっぱりこういうコンテンツも増やしたい」となったとき、費用が追加になることも多いです。予算に注意して、はじめの段階からしっかりとビジョンを持ち企業ブランディングを固めておけば無駄を省きスマートなコーポレートサイトが出来上がると思います。