各SNSを開設する前に読んでおきたい、企業アカウントの運用方法!

2019.05.28

Facebook、Twitter、Instagram、などのSNS(ソーシャルネットワークサービス)が普及していく中で
企業アカウントを運用している方、または開設を検討している方へ

開設、運用するにあたってどのSNSの運用が向いているのか?

実際に企業アカウントを開設してみたが、何を投稿すればいいのか?

など今回はそんな企業アカウントに関する疑問やお悩みを解決しながら、 企業やターゲットによって異なる運用方法などを、わかりやすく説明していきますので是非ご参照ください。

複数のSNSを導入する前に…

実際に企業アカウントを開設、運用するにあたってまずはそれぞれのSNSユーザーの特性や文化、習慣を理解する必要があります。

企業にあった活用しやすいSNSの運用方法を見つけ、成果を出すためにはターゲット層や周辺環境のSNS利用率なども重要になってきます。

中には「とりあえず企業アカウントを開設してみたが、うまく活用できない」といったケースも多く見受けられますので、 今回はそういったケースを未然に防ぎ、かつ開設したSNSの特性を理解して既にある企業アカウントの運用方法を見直し、改善していきましょう。

各SNSの特性

SNSを更新するにあたって何を投稿していいのかわからない! どういった投稿が適切?と悩んで結局投稿しない、なんてケースがよくあると思いますが、各SNSにはさまざまな特性があります。

まずはこちらをご覧ください。

SNSとざっくり言い表しましたが、各SNSごとにユーザー数や地域性、利用層、特徴などが全く異なります。

その中でも三大SNSと呼ばれるFacebook・Twitter・Instagramの三種類を比較して、 どういった特性があるのかを説明していきますので この記事を読み、特性を理解して投稿、運用していきましょう。

地域のコミュニティとしても運用しやすいFacebook

企業アカウントとして運用しやすいFacebookは 会社としての信頼性であったり 実名制であることを活かした関係性の構築や 地域に特化した運用などに向いています。

運用自体は容易ですが、投稿などを継続して地域などに周知されていくので もっとも地道な広報活動と言えるでしょう。

また、Facebookは投稿した記事が友達の友達にまで届く仕組みであり この機能を活かしていくことが重要になってきます。

メリット

  •  多くの企業や代表などが使っている為、繋がりやすい
  • 実際の友達だけでなく、仕事上の関係の人とも繋がる
  • 実名制であるため、ターゲット層の地域や情報などのデータが得やすい
  • 友達の投稿に加え、友達が「いいね!・コメント・シェア」した情報がよく流れてくる

デメリット

  • 広報的な活用方法が一般的な為、地道な更新や活動が必要
  • 機能が多い為使いこなすには知識が必要
  • 投稿が時系列で表示されない(エッジランク)

Facebookの投稿内容と運用方法

Facebookは業種問わずに利用されていますが業種や業態によって利用方法も異なります。

店舗営業の方の場合、開店時や営業日時のインフォメーション、祝日や季節に合わせた内容を定期的に投稿しているのが一般的です。

企業や個人事業の方、参加したり開催するイベントの詳細や、日々の活動などを投稿していくと良いでしょう。

地域性を活かせるので、開設してからこつこつ続けることで必ず認知度などは上がってくるでしょう。

会社のホームページとして運用しているケースも少なくないので、これからFacebookの企業アカウントを開設される方は 会社の地域に焦点を絞って、周辺地域のユーザーや利用者などから繋がってみてはいかがでしょうか。

投稿がしやすく広がりに特化したTwitter

最近企業アカウントなどの存在で認知されつつありますが 顧客や同業者などと繋がれたり直接意見交換ができ、活用できればどのSNSよりも認知度が広がると言えます。

運用としては他SNSと比べても投稿する内容などのハードルは低く、SNSを活用したいが 宣伝したい商品や発言する内容がない場合でも、顧客や同業者などとのコミュニケーションツールとしても活用されています。

メリット

  • 投稿が簡単で手軽に発言できる為更新しやすい
  • 投稿がリアルタイムに時系列に並ぶ
  • 投稿はフォローしているユーザー(フォロワー)全員に届く
  • リツイートがどんどん拡散されて不特定多数に情報が届く可能性がある

デメリット

  • 個別に疑問や質問などの対応をする場合などがある
  •  フォロワーが少ないと反応が少ない為活用のは時間がかかる
  • 企業アカウントとしての適切な投稿の判断が難しい

Twitterの投稿内容と運用方法

Twitterも店舗や企業問わずに利用されていますが、商品の有無などで運用方法は大きく変わってきます。

Facebookと同じく日々の営業内容などを発信していくのにも利用されていますが、 店舗や企業問わず、拡散性を活かしたキャンペーンやイベントなどの告知に向いています。

参加したり開催するイベントの詳細や、日々の活動などを積極的に投稿していくと良いでしょう。
プラットフォームとしては投稿の流れが速く、情報が流れやすい為重要な情報などの告知には時間帯などの考慮が必要となります。 気軽に始められるSNSではありますが、匿名制である点を十分理解しての運用が大切です。

企業アカウントは多数存在しますので、

運用する担当者の主観で投稿する「主観的発言型」

商品や会社のプロモーション型に特化する「プロモーション特化型」

など企業にあった運用方法を見つけましょう。

最近では会社のアカウントとは別に 会社のキャラクターなどの視点から運用する方法もよく見られる運用方法です。

画像を投稿することで集客につなげるInstagram

画像の投稿がメインコンテンツとなるInstagram(インスタグラム)ですが、若者層に大変人気のあるSNSです。

こちらもFacebookのような地域性と、画像による訴求力で、ターゲットを絞りやすく運用しやすいのが特徴です。

利用している層なども比較的若くしっかりとした企業アカウントの運用というよりかは 会社の雰囲気を伝えるような画像したり、参加イベントの様子などを投稿するのが一般的です。

また商品のプロモーションや新メニュー、期間限定商品の掲載など様々なアプローチ方法があります。

メリット

  • 写真投稿が可能な美容店や飲食店が多い
  • ハッシュタグで検索する為見たいユーザーへ繋がっていく
  • 画像さえ用意すれば簡単に投稿できる
  • 「いいね」で拡散しないので、ユーザーが積極的にハッシュタグを辿ってコミュニケーションを起こす
  • 若者の間では検索エンジンよりも、ハッシュタグやユーザー名検索を活用して情報収集する人も多い

デメリット

  •  写真のクオリティが重要になる
  • 商品や被写体のない業態だと更新が難しい
  •  ユーザーへのレスポンス(いいね等)も必要になってくる

Instagramの投稿内容と運用方法

Instagramは店舗営業の企業(美容室、飲食店、生花店など被写体や商品を取り扱う企業)などの利用率が高く なかでも飲食店などでは予約状況や空席情報などを発信しているケースもあります。

祝日や季節に合わせた内容(こどもの日など祝日に合わせた写真や新しいプランなど)を発信するのが一般的です。

企業や個人事業の方は、企業アカウントとしての運用は業態次第では少し難しいかもしれません。

地域性や業態を問わず使えるSNSではありますがハッシュタグを活用することで真価を発揮します。 その業態にあったハッシュタグを付けることで関連する記事が表示されるので、記事の新旧に関わらず内容次第ではユーザーに届いたり評価されたりします。

とはいえ企業アカウントとしての「写真」が必要になってくるので商品や被写体のある職種などに向いています。

地域性とターゲット層

中小企業や個人事業を経営されている方にとってSNSを活用していくには地域性を活かした運用方法がベストと言えるでしょう。

こういった地域性を活かしたい場合はTwitterやInstagramの匿名制SNSよりも Facebookなどの実名制SNSのほうが、個人の活動、会社の活動などが視覚化されその情報が拡散され伝わっていくので効果的です。

一方で、地域内のターゲット層が若い場合などはFacebookよりもInstagramやTwitterのほうが利用層が多く効果的な場合もあるので 地域性とターゲット層はしっかりと調べた上で運用するのが重要でしょう。

つまりSNSを導入する上で最も大切なのはターゲット層の選定です。 いくらSNSを導入しようとも、ターゲット層の利用しているSNSでなければ反響がない、ということです。

前述の地域性を最大限に活かしたいのであれば必ずターゲット層の年代や性別にあったSNSを選びましょう。

企業アカウントとしての“適切な”対応を!

SNSは基本的に1対1のコミュニケーションツールであり ユーザーに直接声が届き、やり取りできるのも大きな利点です。

つまりユーザーからのメッセージや疑問、質問などの問い合わせも直接届きます。
こういった疑問や質問をできるだけ早く解決へ導けるかどうかもSNSを活用していく中で重要になってきます。

定期的、継続的な投稿をするためには?

ある程度の投稿頻度や投稿日時を決めておく事で、投稿を習慣づけることが大切です。

また、毎朝の通勤時間や帰宅時間など投稿の時間を意識することでも反響や反応は変わってきます。

記事や投稿を読むユーザーにとって、決まった時間の投稿というのは目にしやすく、定着しやすい傾向があります。
まずは週に一度でも日々の活動、参加するイベントなどを積極的に投稿していきましょう。 無理せずに継続して投稿していく事で、着実にフォロワーが増えていくでしょう。

まとめ

企業アカウントを運用していくには、まずターゲットや周りの環境を理解した上で開設しましょう。 そして開設してからの継続的な投稿を心がけていくことがSNSを活用していく第一歩である、ということです。

地域とターゲット層、そして企業の業態や業種によってSNSの役割もさまざまです。 この記事を読んで自分の企業にあったSNSを見定め、継続的に運用していきましょう。

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