おすすめのインターネット広告代行企業5選!選ぶ際のポイントや広告運用を代行してもらうメリットについて解説

2023.09.11

インターネット広告代行とは?

インターネット広告代行とは、クライアントのインターネット広告運用を代わりに行うことです。クライアントの要望をヒアリングし、インターネット広告運用の目的に沿って、企画・改善策を検討していきます。

インターネット広告代理店やWeb広告代理店はインターネット広告を代行している業者であり、名称が違うだけですべて同じです。インターネット広告代行には特定のメディアに特化した専門広告代理店、複数のメディアを使用して包括的に広告・宣伝のサポートを行う総合広告代理店の2種類があります。

おすすめのインターネット広告代行業者5選

おすすめのインターネット広告代行企業は次の5社です。

  • 株式会社サイバーエージェント
  • 株式会社ネットマーケティング
  • 株式会社セプテーニ
  • 株式会社フルスピード
  • 株式会社アドウェイズ

それぞれ詳しくみていきましょう。

1.株式会社サイバーエージェント

株式会社サイバーエージェントは、インターネット広告代行業界を代表する企業です。運用およびクリエイティブとも高いスキルを誇り、近年はAIを駆使したアドテクノロジーなどを活用して、課題解決に向けた最適な方法を提供しています。

日本最大手であることから、あらゆるインターネット広告を取り扱っているため、細かいニーズにも対応可能です。

2.株式会社ネットマーケティング

株式会社ネットマーケティングとは、アフィリエイト広告および運用型広告のコンサルティングが得意な企業です。20年近くにわたってアフィリエイト運用に特化した実績があることから、様々なジャンルに対応できます。

クリエイティブに注力した運用が強みで、体制も手厚いことから、アフィリエイトに力を入れたい広告主とは相性がよい企業です。

3.株式会社セプテーニ

株式会社セプテーニは、広告とソリューションを軸としたデジタルマーケティング事業を展開している企業です。インターネット広告では統合マーケティングなどの企画~設計、広告運用を行っています。

また、DX支援などを行っているため、広告運用だけでなく、包括的なデジタル化支援を行っていきたいと思っている方と相性がよい企業です。

4.株式会社フルスピード

株式会社フルスピードは、運用型広告・アフィリエイト広告をはじめ、SEO・MEO対策やSNSコンサルティングなど、Webマーケティング全般の支援を行っている企業です。マーケティング戦略から認知・獲得施策に至るまで一貫した支援に注力しています。

導入実績は様々な業界にわたりますが、ヘルスケア・人材業界に関してはこれらに特化した専門部署があります。そのため、これら業界に携わっている方や、リソース不足で悩んでいる方とは相性がよい企業です。

5.株式会社アドウェイズ

株式会社アドウェイズは、スマホ向け広告やアフィリエイト広告をメイン事業として展開しているインターネット広告代行企業です。広告運用のプラットフォームの提供により、Webマーケティング業務効率化支援を行っています。

スマホ向け広告・アフィリエイト広告の運用、バナー広告・動画広告のクリエイティブを大量に生成したい、費用対効果の高い広告をしたいという方におすすめの企業です。

インターネット広告代行業者を選ぶ際の5つのポイント

インターネット広告代行企業を選ぶ際のポイントとして次の5つが挙げられます。

  • 実績が豊富か
  • 契約期間の設定有無
  • 得意なジャンル・対応している広告媒体
  • 代行費用の適正か
  • アカウントの開示・譲渡有無

それぞれ詳しくみていきましょう。

1.実績が豊富か

実績が豊富かどうかしっかりと確認する必要があります。ただし、インターネット広告の実績が豊富だからといって、自社と相性がよいとは限りません。

というのも、インターネット広告は動画広告やバナー広告、アフィリエイト広告など、様々な種類があるからです。そのため、ただ実績を確認するのではなく、出稿したいインターネット広告代行運用の実績や、自社と同じ業界での運用実績を確認する必要があります。

2.契約期間の設定有無

契約期間の設定有無も確認しておきましょう。インターネット広告代行業者によっては、広告出稿の効果計測のために、最低契約期間を設定している場合があります。

契約期間中は途中解約ができない他、解約できたとしても残り期間の費用を支払わなければならないことも少なくありません。長期運用するか決まっていない場合は、短期間での契約ができる業者や、契約期間の設定がない業者を選ぶことが大切です。

3.得意なジャンル・対応している広告媒体

業者によって得意なジャンル・対応している広告媒体は異なります。総合代理店の場合、対応している広告媒体は幅広く、包括的なWebマーケティング支援が可能です。

一方、専門広告代理店は対応している広告媒体は少ないものの、専門性が高く、小規模運用に向いている場合が多いです。そのため、インターネット広告に注力するのか、包括的なWebマーケティング支援を行っていくのかを業者選定前に明確にしておく必要があります。

4.代行費用の適正か

代行費用が適正かどうかもインターネット広告代行業者を選ぶ重要なポイントです。業者によって異なるものの、代行費用が変動制の場合、広告費の20%程度が相場となっています。

そのため、費用が相場より高い場合は、価格設定の理由について確認したほうがよいです。また、できるだけコストを抑えたいという理由で相場より低い業者を選びがちですが、相場より低い場合は低品質で十分な成果が得られないリスクがあります。

代行費用が適正かどうかは、相場観を養うとともに、複数社から見積もりを取り、比較することが大切です。

5.アカウントの開示・譲渡有無

広告の配信結果の詳細はアカウントの管理画面で確認できますが、アカウントの管理権限は代理店が持っている場合が多いです。そのため、広告主自身がアカウント閲覧するには、代理店からアカウントを開示してもらわなければなりません。

自社運用に活用したい、配信内容を共有してほしいという場合は、アカウント開示有無について事前に確認しておく必要があります。また、代行業者によっては契約終了後にアカウント譲渡を認めていない場合があります。アカウントを譲渡してもらえないと、ノウハウを蓄積した後にアカウントを流用できないため、自社運用にスムーズな移行が行えません。

このような事態を避けるためには、契約終了後のアカウント譲渡有無も事前に確認しておく必要があります。

インターネット広告運用代行の費用内訳

インターネット広告運用代行の費用内訳は次のとおりです。

  • 初期費用
  • 広告費用
  • 運用代行費用

初期費用はアカウント作成やキーワード選定など、インターネット広告配信前の準備にかかる費用です。だいたい3万~10万円かかりますが、業者によっては初期費用がかからない場合もあります。

広告費用とは、代行業者ではなく、広告の配信先に支払う費用のことです。広告費用は平均クリック単価×実クリック数で決まります。

広告費用にどれくらいの予算を投入できるかによりますが、中小企業だと10万~30万円が一般的です。

運用代行費用はその名のとおり、代行業者に支払う手数料のことです。業者によって料金は異なるものの、広告費の20%が相場となっています。

仮に広告費用10万円で初期費用5万円かつ広告費の20%の業者に運用代行依頼した場合は、インターネット広告運用に17万円かかるということです。

ただし、これら費用内訳はリスティング広告の運用代行を依頼した場合です。SNS広告など別広告の運用代行を依頼した場合、内訳が異なる可能性があります。

インターネット広告運用を代行してもらう3つのメリット

インターネット広告運用を代行してもらうメリットとして次の3つが挙げられます。

  • 最新の情報を得られやすい
  • 安定した成果を見込める
  • 自社の負担を減らせる

それぞれ詳しくみていきましょう。

1.最新の情報を得られやすい

インターネット広告を運用する場合、インターネット広告配信技術の動向は注視しなければなりません。技術は日々進歩しており、効果的な広告運用を行っていくためには、最新情報を収集し続けなければならないからです。

インターネット広告代行業者は広告運用のプロであるため、最新情報を収集するのも業務内容となります。そのため、インターネット広告運用を代行すれば、最新の情報を得られやすいといったメリットがあります。

2.安定した成果を見込める

安定した成果が見込めるのも、インターネット広告代行業者に依頼するメリットです。インターネット広告運用には知識・経験が必要です。

そのため、知識・経験のない企業がインターネット広告の施策を行うと、運用に時間が取られる、運用時間の割に思うような成果が挙げられないという事態になりかねません。安定した成果を得たいのであれば、多くの知識・経験を持ったインターネット広告代行業者に依頼することをおすすめします。

3.自社の負担を減らせる

インターネット広告代行業者に依頼する最大のメリットは、自社の負担を減らせることです。人的リソースが乏しい中小企業などの場合、インターネット広告運用を兼業で行っている方も多いでしょう。

しかし、インターネット広告運用は結果などをもとに効果検証を行いながら、改善策を講じていかなければならないため、どうしても担当者の負担が大きくなります。インターネット広告代行業者に依頼すれば、広告運用を一任できるため、担当者の負担軽減が可能な他、人的リソースを確保して別業務に充てることが可能となります。

そもそもインターネット広告とは?

インターネット広告とは、ホームページや検索結果ページ、SNSなど、インターネット上で展開されている広告の総称です。オンライン広告やネット広告、Web広告などとも呼ばれています。

インターネット広告の最大の特徴は、ユーザーの年齢・性別や趣味、趣向などによって、配信対象を細かく設定できる点です。また、インターネット広告の多くはクリック数や表示回数、流入先などを確認できます。

これら収集したデータを分析すれば、配信ターゲットを最適化できるため、運用を通じて広告の費用対効果を改善・向上させることが可能です。

インターネット広告の種類

インターネット広告の種類は次の4つです。

  • ディスプレイ広告
  • SNS広告
  • リスティング広告
  • 動画広告

それぞれ詳しくみていきましょう。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告とは、Webサイトの広告枠に掲載される広告です。Webサイトのコンテンツ内容に沿って表示される広告が変わることから「コンテンツ連動型広告」とも呼ばれています。

ディスプレイ広告はバナー形式での表示が一般的ですが、動画やテキストによる表示も行えます。Webサイトに訪問したユーザーに対して遡及できるため、認知度を向上させたい方におすすめです。

SNS広告

SNS広告とは、TwitterやInstagram、FacebookなどのSNS上で配信される広告のことです。ターゲティング精度が高いため、最適なユーザーへのリーチが可能な他、ユーザーが興味をひく広告を提供できれば、拡散によって認知度拡大にもつなげられます。

また、他広告と違い、SNS投稿と同じ形式で広告が表示されます。そのため、いいねやコメントなどのアクションも行えるため、広告を通じてユーザーとコミュニケーションを取ることも可能です。

リスティング広告

リスティング広告とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンでキーワード検索した際、検索キーワードと連動して検索エンジン上で配信される広告のことです。検索キーワードと連動して表示されることから「検索連動型広告」とも呼ばれています。

顕在層への訴求が可能であるため、コンバージョン獲得に最適です。

動画広告

動画広告とは、YouTubeといった動画配信サイトなどで配信される広告のことです。

バナーやテキスト形式の広告よりも多くの情報を訴求できることから、商材アピールに適している他、イメージが残りやすく、商品を覚えてもらいやすいといった特徴があります。

インターネット広告代行のまとめ

インターネット広告運用は知識・経験が必要です。そのため、安定した成果を得たいのであれば、知識・経験が豊富なインターネット広告代行業者に運用を依頼することをおすすめします。

ただし、インターネット広告代行業者も様々あり、業者によって得意なジャンルや対応している広告媒体などが異なります。また、業者の中には契約期間が設定されていたり、アカウントの開示・譲渡がされなかったりして、自社運用の足かせとなるリスクも少なくありません。

後々のトラブルを回避するためには、当記事で紹介したポイントを押さえたうえで、インターネット広告代行業者を選ぶことが大切です。

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