ホームページの更新代行とは?更新代行を依頼するメリットや代行業者を選ぶポイントについて解説

ホームページの更新代行とは?更新代行を依頼するメリットや代行業者を選ぶポイントについて解説

ホームページを更新する必要性

ホームページを更新する必要性は大きく分けて次の2つです。

  • SEO対策
  • ホームページの育成

それぞれ詳しくみていきましょう。

SEO対策

ホームページの更新は検索上位にさせるためには欠かせないSEO対策の1つです。SEO対策とは、「Search Engine Optimization」の略で、日本語では「検索エンジン最適化」といいます。

Googleなどの検索エンジンで上位表示されるためには、SEO対策を行い、ホームページを日々改善していかなければなりません。SEO対策におけるホームページ改善の1つに分類されるのが、ホームページの更新です。

ページ作成時は最新の情報であっても、情報はすぐに古くなってしまいます。そのため、定期的にホームページを更新し、情報を最新のものにしていくことが大切です。

ホームページの育成

ホームページの更新と一口にいっても、前述したページの情報更新以外にも、コンテンツ制作やホームページ全体の改修など、様々です。例えば、ホームページのパワーを上げるにはコンテンツ量を増やす必要がありますし、Googleの評価基準が変更されれば、それに合わせた更新を行う必要があります。

また、アクセス数が多くても、商品購入率などが低ければ、回遊率やユーザーの移動経路、閲覧時間などのデータを分析しながらブラッシュアップしなければなりません。つまり、ホームページを育成するには、常に更新し続ける必要があるということです。

ホームページを更新する方法

ホームページを更新する方法として次の2つが挙げられます。

  • 自社で更新を行う
  • 更新の代行業者に依頼する

それぞれ詳しくみていきましょう。

自社で更新を行う

1番オーソドックスな更新方法が、自社での更新です。ホームページ更新を業者に依頼する場合、当然ながらコストがかかりますが、自社で更新を行えば当然コストはかかりません。

したがって、できるだけコストを抑えたいという場合は、自社で更新することをおすすめします。

また、急なお知らせやセールといった緊急を要する情報を更新する場合、業者に更新依頼していると、対応が遅くなり、迅速に情報提供できないリスクがあります。一方、自社更新であれば、自社のタイミングですぐに情報更新することが可能です。

更新の代行業者に依頼する

ホームページ制作を業者に依頼した場合は、制作してくれた業者にホームページの更新を依頼することがほとんどです。

更新代行業者に依頼しておけば、質の高いホームページを維持できる他、セキュリティ対策やサーバーダウン時のトラブルも迅速に対応してくれます。

そもそもホームページ更新代行とは?

「ホームページ更新代行」とは、ホームページの各種更新を外部の業者に委託するサービスです。コア業務が忙しく、ホームページ更新を行えない企業のニーズから生まれました。

ホームページ更新と聞くと、お知らせなどの情報公開や、定休日などの公開情報の変更だと思われがちです。しかし、前述のとおり、ホームページの更新業務は、SEO対策やホームページの育成には欠かせません。

そのため、ホームページ更新はテキストコンテンツの作成や公開ページのリライト、画像作成など、多岐に渡ります。

ホームページ更新代行の主な対応業務

ホームページ更新代行の主な対応業務としては以下が挙げられます。

  • テキストコンテンツの制作
  • 各種情報の書き換え・更新
  • 画像の挿入・差し替え
  • デザインの変更
  • メインページの追加
  • サーバ・プログラムの管理・更新
  • CMSの導入
  • お問い合わせの対応

上記はあくまでも具体例であり、業者によって対応している業務は異なるため、依頼する際は、どの業務に対応しているのか業者に確認することが大切です。

ホームページ更新代行の費用相場

ホームページ更新代行の費用相場は、2万円程度~10万円以上となります。費用に大きな開きがあるのは、外注依頼する内容や業者によって料金は大きく変動するからです。

例えば、依頼内容が簡単な業務であれば2万円程度ですむ可能性があります。しかし、更新業務を一通り依頼する場合、基本プランで5万円程度、サーバ管理などすべて依頼する場合は10万円以上かかる場合があります。

また、Web記事の執筆やバナー制作などは別料金となる場合もあるため、契約前に料金と料金に含まれている作業内容をしっかりと確認するようにしましょう。

ホームページの更新を代行してもらう4つのメリット

ホームページの更新を代行してもらうメリットとして次の4つが挙げられます。

  • ランニングコストを低減できる
  • 従業員の負担を軽減できる
  • 高いクオリティを期待できる
  • インターネット集客のノウハウを学べる

それぞれ詳しくみていきましょう。

1.ランニングコストを低減できる

ホームページ更新におけるランニングコストとは、ホームページ更新作業を行う担当者の人件費や、ドメイン・サーバー運用費用のことを指します。ホームページはリリース後も定期的に更新しなければなりません。

更新作業が少ないうちは問題ないかもしれませんが、更新作業が多くなった場合は、ホームページ運用担当者を雇わなければならず、人件費がかかってしまいます。更新代行を依頼すれば、一定の作業を外注に任せられるため、新たに従業員を雇用する必要がなくなり、ランニングコストの低減につなげられます。

2.従業員の負担を軽減できる

従業員が少ない企業の場合、ホームページ更新を副業務として兼任している方も多いでしょう。ホームページ運用が主な業務であれば問題ありませんが、兼任の場合だとその分だけ、負担がかかりますし、あまり知識がない場合はスキル習得も行わなければなりません。

ホームページの更新代行を依頼すれば、兼任する必要がなくなるため、従業員は主業務に集中することができ、負担を軽減できます。

3.高いクオリティを期待できる

ホームページは訪問するユーザーにとって有益かつ訴求力のあるものでなければなりません。そのため、全く知識のない従業員が副業務として、ホームページをただ更新し続けるだけでは、期待した成果は得られにくいです。

WebマーケティングやSEOの知識がある更新代行業者に依頼すれば、高いクオリティでホームページ更新を行ってくれるため、成果を得られる可能性を高められます。

4.インターネット集客のノウハウを学べる

一定の規模があるホームページ更新代行業者であれば、SEOやWebマーケティング、Webデザインと各種部門を設置し、専門スキルを持った従業員が在籍しています。

各方面の専門スキルを持った従業員が在籍している業者と契約すれば、ホームページ更新だけでなく、インターネット集客のノウハウなど、様々な知識や情報を学ぶことができるでしょう。

ホームページの更新を代行してもらう3つのデメリット

ホームページの更新を代行してもらうデメリットとして次の3つが挙げられます。

  • 代行業者の倒産リスク
  • 情報セキュリティリスク
  • 費用が割高になるリスク

それぞれ詳しくみていきましょう。

1.代行業者の倒産リスク

ホームページ更新代行業者が倒産したり、業務縮小で更新代行サービスを終了したりするリスクがあります。この場合、再度信頼できる業者を探さなければなりませんが、オリジナル性が強いホームページの場合、エラーが発生したり、更新代行を断られたりするリスクも少なくありません。

そのため、更新代行業者に機能の追加や修正依頼をする場合は、作業内容がまとめられた書類を依頼毎に送付してもらい履歴として保管することをおすすめします。そうすれば、新しい業者と契約した場合でも、履歴を確認しながら、ホームページの構造を調べられます。

2.情報セキュリティリスク

ホームページの追加修正を行う場合、サーバ情報やFTP情報を業者に提供します。顧客情報はしっかりと管理されていることがほとんどですが、管理の不手際で情報が漏えいしたり、プログラムやプラグインの脆弱性に突かれて不正アクセス被害に遭ったりするリスクはゼロではありません。

そのため、更新代行業者に依頼する際は、データ復旧などの対応もしてくれる業者かどうかも確認しておく必要があります。

3.費用が割高になるリスク

ホームページの更新代行料金は作業時間と依頼内容のバランスで算出されます。更新代行業者の多くは月間で6~12時間程度の作業量を基準にしているため、大規模な修正業務を依頼する場合、費用が割高になる可能性が高いです。

思っていたよりも費用が高いという事態を避けるには、依頼の可能性がある業務内容をできるだけ洗い出し、契約前にどれくらいの費用がかかりそうか確認しておくことが重要です。

デメリットを含めても代行業者に更新を依頼する企業は多い

ホームページ更新代行業者に依頼するのは、社員が少なかったり、ITに強い人材がいなかったりする零細中小企業だと思っている方もいるはずです。しかし、近年はコア業務へ集中や質の向上、従業員のコスト削減を目指して、外部委託の需要が高まっています。

そのため、大企業を中心に代行業者にホームページ更新を依頼する企業は多いです。

ホームページの更新代行業者を選ぶ際の4つのポイント

ホームページの更新代行業者を選ぶ際のポイントとして次の4つが挙げられます。

  • 更新代行以外の業務対応有無
  • 連絡が取りやすいかどうか
  • 稼働日数・時間が長いかどうか
  • 事業形態が個人か法人か

それぞれ詳しくみていきましょう。

1.更新代行以外の業務対応有無

業者によっては、ホームページの制作および更新代行業務しか対応していない場合があります。単純な情報更新や書き換えのみを依頼したいという場合は、上記業務範囲でも問題ありません。

しかし、SEO対策やWebマーケティングにも注力したいという場合、制作と更新代行にしか対応していない業務はこれらのスキルが不足している可能性があります。SEO対策やWebマーケティングにも注力した更新を行ってほしいという場合は、これらの知識・スキルも持っている業者を選ばなければなりません。

2.連絡が取りやすいかどうか

ホームページ更新代行の担当者とのやりとりは、メールやチャットを利用することが一般的です。しかし、業者によっては、メールやチャットのレスポンスが非常に悪い場合があります。

質問や依頼のメールを送っても返信までに数日を要したり、その間全く連絡がこなかったりということも少なくありません。連絡の取りにくさは信頼関係にも大きく影響するため、連絡の取りやすさや、必要であれば電話連絡が可能な業者かどうかも重要なポイントです。

3.稼働日数・時間が長いかどうか

ホームページの更新代行料金は業者によって異なりますが、費用対効果を算出するうえで基準となるのが月間の稼働日数です。

例えば、代行料金が5万円程度だと、作業時間は6~12時間程度が目安だといわれています。つまり、代行料金が同じでも、対応可能な作業時間が多ければ、それだけ依頼できる作業を増やせるため、費用対効果は高いと判断できるというわけです。

4.事業形態が個人か法人か

事業形態が個人か法人かというのも、ホームページ更新の代行業者を選ぶ際に押さえておくべきポイントです。法人よりも個人の方が代行費用を抑えられる可能性があります。

しかし、サーバ情報やFTP情報を預ける場合、個人だとどのように顧客情報を保管しているのか、個人情報保護のためにどのような設備投資を行っているのか分かりません。Web記事の執筆などを依頼する場合は個人でも問題ありませんが、個人情報などにも関わる可能性のある業務の場合は法人に依頼した方がリスクを抑えられるでしょう。

ホームページ更新代行とはのまとめ

「ホームページ更新代行」とは、ホームページの各種更新業務を外部業者に委託できるサービスです。WebマーケティングやSEOの知見を持った業者であれば、質の高い更新を行ってくれるため、ホームページの価値を高めて、集客や購買につなげられます。

更新代行を依頼するのは人員が少ない零細中小企業というイメージが強いですが、業務のスリム化やコア業務の集中などの理由から、大企業を中心に外部委託の需要が高まっており、代行業者に更新依頼する企業は多いです。

従業員の負担が大きい、思ったような成果でないという場合は、ホームページ更新代行の利用を検討してみてもよいでしょう。

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