運送会社のホームページ事例5選
運送会社のホームページ事例を5つ紹介します。
- 甲陽物流
- 日新
- 三井倉庫
- 住友倉庫
- エントランス
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.甲陽物流
「甲陽物流」は神奈川県の運送会社です。甲陽物流のホームページは、丸みのある柔らかいデザインを採用しています。
白の背景色をベースに、暖色系の色合いなどを用いることで、温かみがあって、身近なイメージのあるホームページに仕上がっているのが特長です。また、要望対応事例やスタッフブログなどのコンテンツも充実しており、ユーザーの声を大切にする姿勢が表現されています。
2.日新
「日新」は神奈川県の運送会社です。日新のホームページは、誠実さが溢れるスタイリッシュなデザインを採用しています。
白と黒をベースに、オレンジ色を差し色に使用することで、重要な情報を強調できるホームページに仕上がっているのが特長です。また、トップページから遷移できるコンテンツでは、数値を使用することで説得力を向上させている他、誰でも分かる表現にして、素人でも理解しやすいように設計されています。
3.三井倉庫
「三井倉庫」は東京都に本社を置き、倉庫・運送事業を展開している企業です。三井倉庫のホームページは、淡い配色と丸みのあるデザインを採用し、親しみやすい雰囲気となっています。
イラストと画像を多く用いることで、文字数をぎりぎりまで減らし、情報の訴求力向上とスマートで閲覧しやすいホームページとなっています。また、スクロールすれば、創業年数などの情報をモーション付きで閲覧できるようになっているため、会社の実績や規模をすぐに理解できるのも特長です。
4.住友倉庫
「住友倉庫」は、大坂・東京を中心に事業展開している企業です。住友倉庫のホームページは、水色と白をベースに清潔感や誠実さが伝えられるようなデザインとなっています。
また、ユーザーがすぐに目当ての情報を探せるように業種別に情報を整理して、区分化されており、ユーザビリティの高いホームページに仕上がっているのが特長です。
5.エントランス
「エントランス」は大阪で物流担当者の育成支援を行っている企業です。展開している事業が特異であることから、エントランスのホームページは、特異なコンセプトがしっかりと伝わるデザインを採用しています。
白色をベースに、ホームページ全体の余白を多めに取ることですっきりとさせて、賢そうなイメージを与えるホームページに仕上がっているのが特長です。また、資料や会議などの画像を使用することで、コンサルティング企業のようなイメージを与えることにも成功しています。
企業がホームページデザインにこだわらないといけない理由
企業がホームページデザインにこだわらないといけない理由は「他ホームページとの差別化」です。Web集客が当たり前となった現代では、ほとんどの企業がホームページを運用しています。
そのため、ホームページで自社の社風や強みを伝えるためには、デザインにこだわり、差別化を図らなければなりません。運送会社のホームページはどれも似たようなものばかりで、特別印象に残るホームページは多くありません。
ホームページデザインの細部までにこだわった企業が少ないからこそ、デザインにひと手間加えることで、差別化を図り、数ある企業の中から自社を選んでもらえるきっかけを作れるでしょう。
ホームページを制作・運用する方法
ホームページを制作・運用する方法は大きく分けて以下2つです。
- 業者に制作・運用を依頼する
- 自社で制作・運用を行う
各方法の詳細やメリット・デメリットについてみていきましょう。
業者に制作・運用を依頼する
デザインにこだわったホームページを制作したいのであれば、ホームページ制作業者に制作を依頼するのが1番です。ホームページの制作費用相場は30万~100万円程度といわれていますが、制作するホームページの内容・規模や依頼する業者によって、制作費用は大きく異なります。
業者を選ぶ際は、複数社の見積もりを比較したり、業者のホームページの制作実績をチェックしたりすることが大切です。また、制作業者によっては、ホームページを制作して取引が終了する場合もあります。
運用や保守・点検まで依頼する予定であれば、制作後のサポート有無についても依頼前に確認しておきましょう。
業者に依頼するメリット
業者に依頼する最大のメリットは「質の高さ」です。プロがホームページの制作・更新を行うため、クオリティの高いホームページを制作できます。
また、基本的に納期までにはホームページが納品されるため、スケジュールどおりにホームページをリリースすることが可能です。
業者に依頼するデメリット
業者に依頼するデメリットは「コスト」です。プロに制作や更新、メンテナンスを依頼するわけですから、当然制作コストやランニングコストは高くなるでしょう。
ただし、質の高いホームページを短期間で制作し、予定どおりリリースできるのであれば、他の業務より優先し、長時間かけて自社で制作するよりも、効率が良い可能性があります。また、業者によっては、面倒な更新やメンテナンス業務も格安で請け負ってくれる場合もあります。
そのため、コストが高いかどうかは、費用対効果なども鑑みながら、総合的に判断することが大切です。
自社で制作・運用を行う
パソコンを所持しなおかつ、専門知識を持った人材がいれば、自社でホームページを制作・運用することができます。初心者がホームページを制作する場合、事前に勉強しなければならないため、制作までに時間がかかりますが、自社人材を育成したいというのであれば、挑戦してみてもよいでしょう。
また、近年はWordpressやjimdoなど、専門知識がなくてもホームページを制作できるツールも増えています。無料で利用できるツールもあるため、とにかくコストを抑えて、ホームページを立ち上げたいという場合にはおすすめです。
自社で行うメリット
自社でホームページを制作するメリットとして次の3つが挙げられます。
- 好きなタイミングで自由に編集・更新が可能
- 自由に機能やデザインを変更できる
- 制作コストを抑えられる
ホームページ制作を業者に依頼している場合、情報更新や1部修正を依頼しても担当者が不在だったり、対応時間外だったりしてすぐに対応できないリスクがあります。自社で制作している場合、好きなタイミングで自由に編集・更新ができるため、そのような煩わしさがありません。
機能の追加やデザイン変更をしたい際、業者の場合だとオプション扱いとなって追加のコストがかかったり、そもそも対応してもらえなかったりするリスクがあります。自社で制作すれば、可能な範囲で自由に機能・デザインの追加・変更できるため、質をとことん追及できるでしょう。
自社で制作するため、業者に依頼した時よりも制作コストがかなり抑えられます。運用・更新も自社で行うため、ランニングコストもかかりません。
自社で行うデメリット
自社でホームページを制作するデメリットとして次の3つが挙げられます。
- リリースまでに時間がかかる
- 運用の手間が発生する
- 専門知識がないとアレンジしにくい
他の業務も兼業しているという場合はスケジュールなどをやりくりしながら、作業しないといけません。そのため、業者に制作を依頼した場合と比較すると、制作完了・リリースまでに時間がかかる他、中途半端なホームページに仕上がるリスクがあります。
制作が完了しても、定期的なコンテンツ更新や修正などを行わなければなりません。運用にはそれなりの手間と時間がかかるため、制作後の手間も見越した上で、自社運用が可能なのか判断する必要があります。
ホームページ制作ツールを使用すれば、専門知識がない方でもホームページ制作が可能です。ただし、アレンジを加えられないため、デザインが画一的になってしまう他、欲しい機能を実装できないといったリスクもあります。
ホームページを作成する際に準備しておくべき2つのもの
自社でホームページを作成する場合に、準備しておくべきものは次の2つです。
- Webサーバー
- ドメイン
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.Webサーバー
「Webサーバー」とは、ブラウザに表示されるホームページを保管している場所のことです。ユーザーが自身の端末からホームページにアクセスする場合、Webサーバーにリクエスト送信、送信されたリクエスト内容をWebサーバーが読み取って、該当のページを表示させます。
Webサーバーには自社で設置するサーバーと、サーバーを運営・提供している事業者のサーバーを借りる「レンタルサーバー」の2種類があります。
2.ドメイン
「ドメイン」とは、インターネット上におけるホームページの住所のようなものです。例えば、ホームページのURLが「https://abcdef.jp/content」だったとしましょう。
この場合、「abcdef.jp」がドメインとなります。ドメインはドメイン取得サービスを提供している企業や、レンタルサーバー事業者から購入可能です。
そもそもホームページとは?
そもそも、ホームページとは何なのでしょうか?ホームページの意味は次の3つに分類されます。
- Webサイト全体
- ブラウザを開いたサイトのページ
- Webサイトのトップページ
結論をいえば、ホームページは上記のように様々な定義があり、曖昧です。したがって、どの意味で用いても間違いではありません。
ブログとの違い
ホームページとWebサイトはほぼ同じ意味で利用されますが、ブログは性質上他の2つとは少し異なります。「ブログ」とは、簡単にいえば日記のように記事を投稿していく仕組みであり、Webサイトやホームページのコンテンツの1つです。
運送会社のホームページにある「スタッフブログ」をイメージすると分かりやすいでしょう。ただし、ホームページのコンテンツとして導入されることもあれば、ブログを1つのメディアとして構築する場合もあります。
ホームページの目的
ホームページの目的は、認知度の向上や集客率向上、商品購入、資料請求、求人応募者数のアップなど、企業によって様々です。事前に準備をしないでホームページを制作してしまうと、内容が中途半端となり、ユーザーがみてわかりにくいものになってしまいます。
そのため、ホームページを制作する際は、自社の問題点などを洗い出しながら、ホームページの役割や、制作する目的を明確にすることが大切です。
ホームページの主な3つの役割
ホームページの主な役割として次の3つが挙げられます。
- 営業・宣伝・広告
- 広報
- 採用
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.営業・宣伝・広告
問い合わせや資料請求を目的としたホームページを制作すれば、ホームページを24時間365日稼働してくれる営業スタッフにすることができます。
また、ホームページはインターネット上に設置された企業の看板・広告としても機能するため、企業や企業の商品・サービスの認知度向上にもつなげられるでしょう。
2.広報
社内外に向けて、新商品のリリースや年末年始・お盆といった長期休暇のお知らせ、
企業のことを深く知ってもらえるような会社の情報をコンテンツとして発信することも可能です。
このような方法で運用すれば、広報スタッフのような役割も果たしてくれるでしょう。
3.採用
先輩社員のコメントや採用担当者からのメッセージ、業務内容紹介といったコンテンツを充実させることで、ホームページで求人募集をすることもできます。エントリーフォームを設置すれば、ホームページが人事担当者の役割も担ってくれるでしょう。
また、近年はInstagram・YouTube・TikTokといったSNSや動画コンテンツを運用しながら、ホームページと連携させる企業も増えています。1つのホームページに1つの役割を持たすというよりは、様々なコンテンツを作成し、ホームページに複数の役割を持たせて運用することがほとんどです。
運送会社 ホームページのまとめ
現代はホームページを持つことが当たり前となっており、企業のほとんどはホームページを制作しています。しかし、運送会社を中心にホームページは制作しているけれど、デザインにこだわっていない企業は多いです。
そのため、デザインにこだわれば、差別化を図って、自社の強みや社風をアピールできるでしょう。ただし、企業によってホームページの目的・役割は異なります。
曖昧なままだと、自社が伝えたいことがアピールできないため、ホームページの制作を検討している際は、自社のホームページ制作目的は何か、明確にしておくことが大切です。