SEOの読み方って?初心者にもわかりやすい!SEOの基本のき

2023.01.30

ブログやホームページなど、インターネット上でのサイト運営方法について調べるとき、
必ず目にする単語の一つに『SEO』があります。

『SEO』とは何なのでしょうか?読み方は?
このコラムでは、初心者の方に向けてわかりやすく解説していきます。

SEOの読み方は?

SEOの読み方は、『エス・イー・オー』です。
ローマ字読みで、セオと言う人もいますが、エス・イー・オーが一般的な読み方です。

SEOの正式名称は、Search Engine Optimization。

Search(サーチ)
Engine(エンジン)
Optimization(オプティマイゼーション)

3つの単語の頭文字をとって、SEO(エスイーオー)と呼ばれています。

Search(サーチ)とは、検索のこと。
Engine(エンジン)は、エンジン。(そのままですね!)
Optimization(オプティマイゼーション)は、最適化という意味です。

日本語で書くと、『検索エンジン最適化』となります。

ちょっと脇道にそれますが、『最適化』を意味するOptimizationの読み方について豆知識を。

Optimizationのアメリカ英語の発音記号は、【 ɑptɪmɪˈzeʃʌn 】
発音は、「アープティミゼェション」というような音になります。
オプティマイゼーションは、日本風の読み方です。

なぜ間違った読み方が定着したのか推察すると、「~を最適にする」という英単語(他動詞)は、”optimize”で、「オプティマイズ」と読みます。

OptimizationはOptimize(オプティマイズ)の名詞形です。
「~を最適にする」というオプティマイズに接尾語の”tion”をつけて「最適化」Optimizationとなる。

そこで、オプティマイズの後ろにションをつけた「オプティマイゼーション」という読み方が日本では定着したようです。

まとめると、SEOとは、サーチ・エンジン・オプティマイゼーションの頭文字を並べた言葉で
読み方は、エス・イー・オーです。

読み方に続いては、SEO(検索エンジン最適化)についての簡単な解説に移ります。

検索エンジン“Search Engine“

検索エンジンは、サーチエンジンとも言います。
インターネット上に数多に存在するWebページや画像ファイル。その中から、欲しい情報を探すためのシステムのことです。
私たちは、調べ物をするとき、スマホやパソコンの虫眼鏡マーク「検索窓」にキーワードを入れて、欲しい情報を捜します。
その時に、情報を捜す仕事をするシステムを「検索エンジン(サーチエンジン)」と言います。

代表的なものにGoogle・Yahoo! ・Bingなどがあります。

世界で最も利用者数が多い検索エンジン・・・Google
日本でGoogleの次に利用者数が多い検索エンジン・・・Yahoo!
世界でGoogleの次に利用者数が多い検索エンジン・・・Bing

となっていますので、日本で暮らしていると、GoogleかYahoo!の検索エンジンを使うことがほとんどでしょう。

SEO(検索エンジン最適化)とは?

SEO(検索エンジン最適化)とは、ブログやホームページ、販売ページなど、インターネット上でサイトを運営している側が、検索エンジン(サーチエンジン)に自分のサイトを見つけてもらいやすくすることを言います。

つまり検索エンジン『最適化』というのは、サイトの運営者が自サイトを検索エンジンに評価されるようにカスタマイズすることで、検索エンジンにとって『最適!』と評価されるように工夫することを言います。

顧客が検索窓に、どんな言葉を打ち込むのか?
その言葉を使った自サイトを検索エンジン(サーチエンジン)は顧客のスマホやパソコンに表示してくれるのか?
丹精込めて、思い入れたっぷりに作ったサイトも、見てくれる人がいなければ、自己満足にしかなりません。
プライベートなブログで知っている人だけが訪れればいい。
「あまりアクセスが集まるのも困るなぁ」というものなのか、
プライベートなブログでも、人となりを知ってもらって、集客につなげたいというような
『仕事』としての意図をもって書いているのか。
どんな目的で、そのサイトを運営しているのかを明確にして、それに沿った工夫を施す必要があります。

最適化とは、サイト運営者が自分のサイトを検索エンジン(サーチエンジン)にとって最適にしていくことを言います。
検索エンジンは、クローラーというロボットをインターネット上に巡回させて、検索の順位を決めるための材料をサイトから集めます。
SEOを考えるとき、具体的にはサイト内にクローラーに集めてもらえる素材を意図的に配置する。
また、クローラーに自サイトへの訪問をリクエストするなどの作業を行います。

SEO対策をすることで得られる効果

「SEOが大切らしい」ということは、知っている方も多いです。ではSEO対策をすれば、どんな良いことがあるのでしょうか。SEO対策をおこなうメリットは、次の4つです。

  1. 検索エンジンからサイトを訪問する人が増える
  2. アクセスが増えると、サイトを気に入って、何度も訪れてくれるファンができる
  3. こちらが求める人を呼びやすくなる
  4. サイトから収益が生まれやすくなる

上記4つについて、一つずつ見ていきます。

1,検索エンジンからサイトを訪問する人が増える

SEOを考えてユーザーが検索するときのキーワードを適切に使用し、分かりやすく役に立つサイトにすることで、検索エンジンに取り上げてもらえるサイトになり、その結果、上位表示を狙うことができます。上位表示されるということは、たくさんの人の目に触れるということ。

そのため、検索エンジン経由でサイトを訪問してくれる人が増えるということです。

「広告」を使えば、検索トップに表示させることもできますが広告費がかかります。
広告を使ってないのに、SEO対策でサイトを検索上位に表示させることができたら、ユーザーからの信頼度が増し、訪れる人が増えていきます。

2,サイトを気に入って、何度も訪れてくれるファンができる

上位に表示されて、たくさんの人に見てもらえれば、その中から、あなたのサイトのファンが生まれるでしょう。そのためには、リピートしたくなるサイトにしておくことです。
検索で訪れた人をガッカリさせるサイトだと、その滞在時間が短くなったり、離脱率が高くなったりして、検索エンジン(サーチエンジン)からの信頼度が下がります。そうなると、検索表示の順位が下がっていきます。
丁寧なSEO対策によって、リピーター・ファンが生まれるサイトを作ることができます。

3,こちらが求める人を呼びやすくなる

サイトで何を表現したいか。
どんな役割を持たせたいのか。
誰に向けて発信しているのか。
サイト運営者の意図を明確にし、それに沿った言葉や画像などを使っていくことがSEO対策につながります。
あなたが求めるお客様が検索窓に打ち込むキーワードは何か?
ここをおさえることで、理想のお客様を、サイトに呼ぶことができます。

4,サイトから収益が生まれやすくなる

あなたのサイトにマッチする人を、たくさん呼ぶことによって、サイトからの売り上げを見込むことができます。
また、サイト内に広告を埋め込む場合も、見る人が増えれば増えるほど、クリック率が上がります。

SEOをふまえて、人を呼べるサイトにするには

SEO対策のメリットに続いては、SEO対策として実際に出来ることを整理してみましょう。

SEO対策は、検索結果で上位表示されることを目指し、あなたのサイトの認知度を上げることで、ブランディングができてファンがうまれ、集客から成約率を向上させることを目的として行います。

SEO対策としてやるべきことは多岐にわたりますが、
ここでは初心者の方が取り組みやすいことをあげていきます。

1,お客様の気持ちになる

お客様とは、検索ユーザーのことです。あなたが求めるお客様は、普段どんなことを考え、どんな情報を欲しいと望んでいるでしょうか。お客様はあなたが提供する情報を見つけるために、どんな言葉を検索窓に打ち込むでしょうか。
あなたにとってあたりまえでありふれた言葉でも、お客様にとってはスグに思いつかない言葉かもしれません。
どのような言葉で検索されるのか、お客様目線で調べていくことです。

2,お客様の望みや悩みを考える

上の1.で設定したキーワードにより、お客様が無事にあなたのサイトに来てくれました!そして、あなたのサイトを読んだ時、お客様の満足度はどうでしょうか?

「あっ。これは違う」
「欲しい情報が無い」

最初にそう思われたら、せっかく呼び込んだお客様はすぐに離脱して他へ行ってしまいます。これは、SEO対策としては、大きな痛手となります。

なぜなら、読者がどれくらいの時間そのサイトにとどまったか ということが、とても重要だからです。

お客様にとって必要で役に立つ情報を提供しているなら、そのサイトでの滞在時間は伸びていきます。また、あなたのサイトを離れて、スグに他のサイトへ飛ぶということも少ないはずです。
それなのに、読者の滞在時間が短く、すぐに離脱する人が多い場合、検索エンジン(サーチエンジン)はこのように判断します。

「このサイトは、あまり人の役に立たないようだ」

そうすると、あなたのサイトの検索順位は、どんどん下に追いやられ見つけてもらえなくなり、訪問者が減ってしまいます。

このことについて、もう少し補足します。

例えば、「赤ちゃん 夜泣き 対策」と検索窓に打ち込む人は、その時どんな状況にいるでしょうか?

夜中に、どんなにあやしても泣き止まない赤ちゃんを抱えて途方にくれるパパやママが思い浮かびませんか?

ミルクでもない、おむつもきれい。
背中に湿疹があるわけでもないし、熱もない。
なのに、どうしても泣き止まない。

夜中の泣き声が近所迷惑になるんじゃないか?
もしかして、児童虐待を疑われるかも。
毎夜の夜泣きで、自分も十分な睡眠がとれなくて、もうクタクタ。

頼れる人も、そばにいない。
もう私が泣きそうだ。
どうしたらいいの?!

そんな切羽詰まった状態で、泣き止まない赤ちゃんを抱きながら、すがるように片手でスマホに打ち込みます。

「赤ちゃん 夜泣き 対策」

ここで表示されたサイトに飛んで、どうしたらいいか調べようとしたら。

赤ちゃんの成長と体の仕組みについて延々と説明されているとか、その記事を書いた人が子育てのベテランだという記述が続くとか、そんな悠長な文章が並んでいたら、どうでしょうか。

これでは、お客様の望みや悩みに応えられていません。

なぜなら、お客様は、今すぐにでも赤ちゃんが泣き止んで眠ってくれることを望んでいるから。
赤ちゃんの体に不調があるのに、自分が見逃しているのではと不安だから。
このままではカッとして、赤ちゃんを強く揺さぶってしまいそうな衝動を感じて、戸惑い助けてほしいと感じているから。

こんな風に、検索される言葉、キーワードの奥にあるニーズを探っていくと、どのような記事が求められるのか、ふさわしいのか、明らかになっていきます。
検索される言葉の奥にある、お客様の望みや悩みに応えていきましょう。

3,お客様の目に留まる見出しを考える

見出しは大切です。
パッと見たときに、ひたすら文字だけが並んでいたら、それがどんなに役立つ内容であっても読もうとする気力を無くされることが多いでしょう。

興味を持ってもらえる見出し
自分の知りたい情報があると思われる見出し
キーワードが入っている見出し

見出しの選定は、最後まで読んでもらうためにとても重要です。

4,お客様に伝わる言葉で書く

サイトの運営者は、そのサイトが提供する内容についての専門家です。

専門家が普段仲間内で使う言葉で表現したものは、それ以外の人からすると、「よく分からない」と感じてしまいます。

例えばお肉屋さん同士なら、トンビ、ミスジ、イチボと言えば、さっぱりとかトロけるとか、弾力があるとか、お値段お値打ちなど解説抜きで通じますね。

でもお客様に対してはそうはいきません。
どの部位のお肉で、食感はどうで、どんな食べ方が合うのか。
10歳の子どもにも通じるくらいの分かりやすい言葉で説明するとどなたにでもお役立ちの、喜ばれる文章になります。

その上で、

気になるお値段や
いつでも買えるのか
手に入れるには予約が必要なのか
予約は何日前までにすればいいのか
宅配サービスはあるのか
決済方法は何が使えるのか

お客様が知りたい情報を、取りこぼすことなく載せていくことがSEO対策になっていきます。

ユーザーファーストの考え方

検索エンジン最大手のGoogleは、「Googleが掲げる10の真実」の一番初めに

ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
ユーザーの利便性を第一に考え、重視し、不便を感じさせないことを目指す

と掲げています。

そこから、『SEO対策はユーザー目線になることが大切』ということをうかがい知ることができます。
迷ったら、ユーザーファーストに立ち返りましょう。

今回は、SEOについて
はじめての方へ向けた内容でした。

SEOについて、もっと深く知りたい方は、
こちらからご覧ください。

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